更新日：2016年5月15日

横浜市南区のお客様より「屋根の塗装だけでもやってもらえますか？」とのご質問をいただきました。比較的多いのは屋根だけでなく外壁も一緒に塗り替えを行うことですが、それにはさまざまな理由があります。一つは屋根のリフォーム時期に来ているということは外壁もそれなりに年数が経っているためお手入れが必要と考えられるからです。また、屋根の工事を行う場合はほとんどの場合足場を架設します。ですので、どうせ足場をかけるなら屋根だけでなく外壁も一緒に行うことで工事を一回にまとめてしまった方が今後のメンテナンス費用も抑えることができます。
今回のご依頼では屋根だけということですが、何かしらの理由があって外壁は後程にしたいとお考えになる方もいらっしゃいます。また、すでに数回お住まいのリフォームをしていて屋根と外壁のリフォーム時期がずれてしまった場合なども考えられますので、屋根だけの塗装をご希望の方もお気軽にお問合せください。

 

屋根の点検で必須といえるのが屋根まで届く長い梯子です。街の外壁塗装やさん横浜店では屋根に上る際に雨樋や屋根材を傷つけないよう、梯子に補助金具が付いたものを使っています。左写真のはしごから腕が二本突き出ているのがお分かりいただけるでしょうか？　これが補助金具です。補助金具がないと雨樋に力がかかって破損させてしまったり、そのショックで転落の危険もありますので屋根に上る際は必須といえるでしょう。
余談ですが、天気が良い日に屋根に上ると仕事とはいえ、やはり気持ちが良いものです。今の時期は程よい気温でついつい遠くを眺めてぼんやりしたくなりますが、気を引き締めて点検スタートです！

 

 

屋根材にはスレートという薄型の屋根材が使われおり、過去に一度も塗装をしていないことから全体的に色褪せが目立ちます（左写真）。また、スレートの割れも何箇所かありましたが、この程度の割れであれば塗装前に補修をすれば問題ないでしょう。しかし、屋根の塗装時期を迎えていることは間違いなく、色褪せや屋根材の割れなどの塗装時期を知らせるサインを発しています。

 

棟板金を固定する釘も浮いてきています。浮いた釘を打ち込むと効いていることから板金下の貫板は問題ないようですので、工事の際にこちらのメンテナンスもしておきましょう。また、板金の接合部分をシールしているコーキングも古くなっているので、このような箇所もお手入れしておけば次の塗装時期まで安心ですね。

今回の点検からスレートの割れ補修、屋根塗装と棟板金のメンテナンスをご提案させていただきました。屋根塗装をお考えの方にとって、どれくらいの金額で工事ができるのか気になるところですが、料金プランのページで屋根塗装プランも誤用しております。そちらもあわせてご覧ください。