更新日：2019年05月30日

本日は築20年経過し、離れるとよく見える自宅のスレート屋根が黄色く目立つようになった事がきっかけで塗装調査の依頼を頂きました横浜市旭区鶴ヶ峰本町のお客様宅へ事前調査に伺った様子をお伝えいたします。

スレート屋根自体ははっ水効果などはない為に表面を塗装をしてあげ汚れや雨水を吸い込まないように、定期的な塗装でのメンテナンスが必要です。

(塗装が必要な理由はこちらをご覧ください。)

最近よく訪問業者にチャイムを押され塗装ではなく屋根工事をしないと雨漏りしますと言われている事もあり、本当に屋根工事が必要なのかも教えてほしいとの事です。

さっそく屋根にあがり塗装できる屋根かどうかを見極めてみます。

 

 

換気用の煙突が設置されている意匠性の高い屋根でした

 

屋根にあがるとまず目についたのは普段あまり見かけない写真左の煙突です。屋根との境に板金加工がされていますが、こちらは換気とりの為の煙突です。

現在は屋根の中心、一番高い所にテレビアンテナが設置されていますが以前はこちらの煙突に金具をつけて設置されていたようです。ただし、その金具を取り外さないでそのままにしてしまった影響として、金具から出た錆がそのままスレート屋根にたれて、部分的にスレート屋根が茶色く染まってしまっています。とてもいい状態とは言えません。

 

また、屋根全体を見渡すと所々にスレート屋根の素地、セメントが見えてしまっているほど表面が削れている所もあります。

ただ、屋根を移動している限り、雨漏りをすでにしているような屋根や、下地が腐食している屋根の上を歩いているような感触はありません。

 

日当たりが悪い北側や常に日陰になってしまう所はカビなども繁殖しやすい

 

写真の様に苔と同時にカビも生えている箇所もあります。これを見ると「すぐに屋根工事をしないと雨漏りしますよ」と言って高額な見積を出してくる業者も多いようです。

実はどんな屋根材も下地の上にはルーフィングと呼ばれる防水紙が被せてあり、さらにその上に屋根材が設置されています。

その水をはじく役目をもつ防水紙がよほど傷みが出ていない限り、すぐに雨漏りすることはありません。

 

 

今回の建物は汚れは表面に多く発生している状態でしたが、下地の状態は良好でした。

築年数を考えると、下塗りにベスコロフィラーを使ってあげて、厳しい環境に耐えられる上塗り材を選んで塗装すればまだまだお住まいになれると思います。

もちろん定期的に屋根塗装工事をしてあげると、これだけ屋根材に傷みが出る前に保護ができますが、屋根は普段あまり見えない箇所ですのでなかなか難しい事もあると思います。

そんな塗装できるかどうかでお悩みの方は一度街の外壁塗装やさんへご相談ください。

 

 

 

 

　記事内に記載されている金額は2019年05月30日時点での費用となります。
　街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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