更新日：2016年05月29日

横浜市金沢区で行った外壁の目地のコーキング補修をご紹介いたします。一般的に外壁塗装を行う時期になると、目地コーキングも耐用年数を過ぎていることが多く、その場合、同時に行うことになります。もちろんコーキングだけを以前補修している場合は変わってきますが、目地のコーキングだけを補修するために足場の架設が必要となるとちょっともったいないと感じてしまうでしょう。ですので、外壁塗装とコーキング交換を合わせて行うことが多く、またその後のメンテナンス時期も分かりやすいのでお勧めです。

今回は外壁や屋根の塗装もご依頼いただいておりますが、目地のコーキング交換に焦点を絞ってご紹介したいと思います。

 

左写真がこれからコーキングを交換する箇所です。赤丸で囲った部分を見るとお分かりいただけると思いますが、汚れが付着していることが分かります。また、ちょっと分かりにくいですが、年数が経ってきて痩せやひび割れも目立ちます。
まずはこの古くなったコーキングを除去します（右写真）。この時にコーキングにカッターなどで切れ目を入れるとスムーズに外すことができます。

 

コーキングの下にはバックアップ材がありますが、バックアップ材は傷んでおりませんので今回は交換せず、その上から新しいコーキングを施工します。
古いコーキングを外した後、目地付近にマスキングテープて養生します（左写真の青いテープが養生です）。そして刷毛を使ってプライマーを塗布します。
続いて目地に新しいコーキングをコーキングガンという専用の道具を使って注入していきます（右写真）。

 

コーキングガンで注入した状態だと表面がでこぼこしていますので、ヘラなどを使って表面を整えます（左写真）。また、コーキングが多すぎる場合はここで余計なコーキングを除去します。
そして、コーキングが乾く前に養生を外し、コーキングが乾けば交換工事は完了です。
今回は写真の都合で柱の目地で紹介しましたが、外壁の目地も同様に補修を行っております。目地をコーキング処理しているのは、防水のためで、これが経年劣化でひび割れなどしてしまうとそこから浸水して雨漏りになるケースがあるのです。一般的なコーキングであれば数年で交換時期を迎えるので、たまにはご自宅の外壁を見てチェックするようにしましょう。もし、異常があるようであれば専門業者に点検を依頼し、雨漏りなどを未然に防ぐように努めましょう。
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