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川崎市川崎区の施工事例
外壁をオートンイクシードとパーフェクトトップで塗り替え|川崎市川崎区
【施工前】


【施工後】

【お問い合わせのきっかけ】
- 【工事内容】
- 外壁塗装
- 【工事詳細】
-
- 使用材料
- オートンイクシード,パーフェクトトップ,ウレタン防水
- 施工期間
- 28日間
- 築年数
- 25年
- 平米数
- 210㎡
- お施主様
- S様邸
- 保証
- 10年間
建物は鉄骨造で外壁にALCパネルが貼られています。ALCパネルとは、簡単にいうと、中に気泡がある為に軽いコンクリートパネルです。
ALCパネルはそのままだと雨水を吸い込んでしまいますので、塗装工事とコーキング工事が必須になります。新築から年数が経過すると、塗装もコーキングも劣化して雨水の浸入を防げなくなってしまいます。
目地部分のコーキングはヒビ割れが酷くて、雨水が入った跡もありました。
雨漏り箇所には、以前に天井の点検口を設けており、メンテナンスしやすくしてありました。今回の雨漏りはこの部分ではないので、点検口から見ても雨漏りの跡はありませんでした。
雨漏りの原因の一つになっている屋上防水の劣化です。アスファルト防水の上に、昔でいうシンダーコンクリートが打ってあります。アスファルト防水を保護する為に打ってあるのですが、通常のコンクリートだと重量が重くなりすぎてしまうので、軽いコンクリートで保護します。
防水工事の雨漏りの原因に一番なる部分の、排水口です。防水材と排水管の全く別素材の接点部分が切れたりして雨漏りする事が非常に多いんです。今回も防水工事を一緒に排水口の処理もおこないます。
飛んできた土ぼこりが排水口回りを塞いでしまっています。この状態では雨水がうまく流れずに溜まってしまい、どんどん悪循環になっていきます。
広い面積にコンクリートを打つ時には、伸縮した時に割れが出ない様に伸縮目地を打ちます。大体が樹脂製の目地を詰めているのですが、コンクリートに押されてしまい持ち上がっていました。その延長で立上り部分も破損させてしまいヒビ割れが出ています。ここからも雨水が入り込んでしまいます。
ルーフバルコニーも、屋上と同じ様にアスファルト防水の上に保護コンクリートが打ってあります。
全体的にヒビ割れが酷く、雨水が中に入り込んでいます。経年によってアスファルト防水が劣化していれば、直ぐに雨漏りしてしまう状態です。
ルーフバルコニーには、後から造った花壇が設置されていました。この花壇も常に水を含んだ状態になる為に、防水にとってはあまり良くありません。
トップライトもシールの打ち換えやパッキン交換などが必要になります。
工事開始です!ルーフバルコニーの防水工事をおこなう為に、花壇を撤去していきます。それ程高さが無いので一見簡単そうですが、土は掘り起こすと空気を含んで容量が2倍近くにもなりますので、意外と撤去工事は重労働です。
レンガも下におろさなければ工事を進められませんので、段取り良く進めていきます。
屋上防水は、溜まった砂を掃除するところから始めます。ブラシで集めてくると結構な量が溜まっているのが分かります。
劣化した樹脂製の目地も全て撤去します。この部分は防水をおこなう時に、コーキングに打ち換える予定です。
土が溜まっていた排水口回りを綺麗に掃除していきます。
排水口部分は鋳物で出来ているので、サビの浸食が結構進んでいます。真ん中に見えるグレーの排水管との取り合い部分は切れていて、雨水が入った跡もありました。
笠木という立上り部分に被さっている板金を取り外します。防水は床と立上りと同様に、笠木の下の処理も重要になっていきます。
笠木の下は防水が施工されていませんでしたので、下地を平らにしてから新しい防水を此処まで巻き込まなければなりません。
下地調整剤を塗って傷んでガタガタになった部分を平らにしていきます。
外した笠木の下にも防水を施工するので、下地調整剤でガタつきを無くします。
屋上部分は特にひどかったので、床面と立上り・笠木の下を下地調整剤を塗りました。屋上は二か所に分かれていて、奥に見える水色の部分は、ウレタン防水の一回目が施工してあります。
樹脂製の目地材が詰まっていた部分は、コーキングを打って前面に仮防水を施しました。
弾力性が保たれているので、建物が動いても力をうまく緩衝してくれます。
下地処理をおこなった後は、湿気を逃がす防水にする為に『通気緩衝シート』を床面に敷きます。
通気緩衝シートの裏側は粘着質になっていて張り付けられるのですが、赤い線の部分は接着されないため、この部分を湿気が通ります。
赤い部分を通って来た湿気を逃がすのが、床から飛び出した脱気筒です。床面の勾配が一番高くなっている所に設置して、効率よく湿気を逃がします。
床面と立上りと笠木の下までウレタン防水がかかっています。まだ1回目なので、もう一度塗布してウレタン防水層を造っていきます。
雨漏りの原因になりやすい排水口部分は、『改修用ドレン』を設置します。改修用ドレンは、鉛の板と排水管が一体になっている材料です。
鉛の板と一体になっている蛇腹状の排水管を、元々ある排水管の中に差し込んでいくので、排水管と排水口の取り合い部分から雨水が入り込む事が無くなります。
改修用ドレンの上からウレタン防水をかければ、接合部が一体になり雨漏りの可能性が無くなりました。
脱気筒まわりもちゃんと処理されているので、安心です。
屋上は床から立ち上がっている脱気筒を設置しましたが、洗濯物を干したりするバルコニーだと脱気筒は邪魔になってしまいます。
立上りに取り付けるタイプの脱気盤を取り付けたので、普段の生活の邪魔にならず、湿気も逃がす事が出来る様になりました。
ウレタン防水工事が完成しました。劣化していた屋上もウレタンでしっかりと保護して湿気を逃がす様に納めました。
ヒビが入っていた立上り部分も補修してから防水しています。今まで防水が掛かっていなかった笠木の下にもウレタン防水をかけてあるので、これで防水からの雨漏りは安心です。
塗装工事の最初は高圧洗浄から始まります。こびり付いた汚れや古い塗膜が残っていると、塗装しても剥がれたり浮いたりする原因になりますので、しっかりと洗い流していきます。
外階段などや駐車場などの汚れも綺麗に洗い流していきます。
屋上防水と同様に雨漏りの原因になっていたのは、目地のコーキングの劣化です。ヒビ割れから入り込んだ雨水が雨漏りに繋がっていました。
目地の幅が細く剥がす事が困難なので増し打ちという方法でコーキングをおこなう事にしました。
マスキングテープを貼って、余分なコーキングがはみ出して外壁を汚すのを防ぎます。プライマーという接着剤を必ず塗布するのですが、プライマーが塗られていないと密着性が格段に落ち、いずれ剥がれの原因になります。
プライマーを塗ったらコーキングをマスキングテープを貼った間に充填していきます。
増し打ちの場合は接着面が3面になるために、弾力性が非常に高く動きに問題なく対応できる『オートンイクシード』を使用しました。
オートンイクシードを充填したら上から均一になる様に押えて完成です。オートンイクシードは塗料を上から塗らない場合で剥き出しの状態でも20年近くの耐久性がある非常に優秀なコーキング材です。
目地の上から塗装をするので、コーキングの耐久性は更に上がります。コーキング工事が終わりましたので、下塗りに取り掛かります。下塗りは外壁と仕上げの塗料がしっかりと付着する為にとても重要な工程です。
大きなヒビ割れが入って所は、穴埋め補修をしてから下塗りを塗布します。仕上げの耐久性に関わる工程ですのでムラの内容に丁寧に塗っていきます。
仕上げの塗料は日本ペイントの『パーフェクトトップ』を使います。汚れの元になるラジカルを制御する性質があり、とても耐久性の高い塗料です。
下塗りをしっかりと塗布しているので、仕上げの塗料の付着性は全く問題ありません。
バルコニー回りと道路面で色分けをして、建物にアクセントを付ける塗り分けです。
パーフェクトトップは二回塗って仕上げるのですが、今塗装しているのは2回目の上塗りです。
2回塗るとちゃんと色が出て、塗料が持つ性能を発揮する様になります。1回だけでも色を付ける事は出来ますが、耐久性は期待できませんので、決められた塗装の回数を守って塗ります。
ここが塗り分けの部分です。同じブラウン系の色で濃さの違う2種類で塗り分けました。
軒天も汚れが付着しやすいので塗装で綺麗に仕上げます。
軒天を白くすると反射効果で明るくなりますので、駐車場の中などの広い部分は特に白系で塗装した方が良いでしょう。
金属部分の庇もサビ止めを入れて塗装します。サビ止めが外壁などの下塗りと同じ役割を持っていますので、劣化が進まない様に塗装します。
シャッターボックスも同じように塗装します。この部分だけ鉄板が使われていますので、サビ止めと仕上げの塗料で仕上げます。
鉄骨製の外階段があります。この部分もサビが出ていましたが、2年に一度くらい塗装をしていたそうなので、それ程酷い状態ではありませんでした。
鉄骨階段などはメンテナンスを怠るとサビて穴が開いてしまう事もあります。鉄骨を溶接で補強したりする必要が出てくると費用も余計に掛かりますので、メンテナンスはこまめに行った方が良い部分です。
一部アスファルトシングルの屋根があり、そこも色が抜けてしまったので塗装をおこないます。
アスファルトシングル材は、アスファルトを染み込ませたものに石を吹き付けた屋根材で、劣化が進むと表面がボロボロになってしまい、葺き替えなどの屋根工事しかメンテナンスが出来なくなってしまいます。その様になる前に今回が塗装の良いタイミングでした。
雨樋や排水管も一緒に塗装します。塩化ビニル製の材料は紫外線によって劣化して硬くなりヒビ割れなどの原因になりますので、塗装して塗膜で保護していきます。
塗装が完了して足場の解体を始めました。周りを囲っている養生のメッシュシートを剥がしていくと、建物の全景が見えてきました。
足場が外れて塗装工事が完成しました。今までの色は大分薄くなっていた事もありますが、全体的に明るい印象の建物に変わりました。
日が当たる部分と日陰で大分建物の印象が違いますので、色々な表情を楽しむことが出来ます。お客様にもとても明るくなって雨漏りの心配も無くなって良かった!と喜んで頂きました。
街の外壁塗装やさん横浜店
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