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    実は知られていない軒天の重要な役割と塗装・補修方法をご紹介

    実は軒天(のきてん)が快適で安全なお住まいを維持する役割を担っています
     玄関で雨水に濡れることなく鍵を開ける、窓からの雨水の吹き込みがない、当たり前のように感じられるこのような生活が出来ているのは屋根の軒(のき)と呼ばれる部分の長さがあるからです。そして屋根の裏側を守り綺麗に仕上げているのが軒天(のきてん)と呼ばれる部材なのですが意識をして見たことがあるという方は少ないと思います。恐らく当たり前の様に天井にあり、外壁塗装時には軒天(のきてん)も同時に塗装をするのだろう、剥がれてしまっても住宅構造には問題ないだろう程度にしか感じたことが無いかと思います。近年お住まいの形状は大きく変わりつつあり中には軒天がないというお住まいもあるのかもしれませんが、実は軒天が快適で安全なお住まいを維持する役割を担っています。
     そこでこのページでは軒天にどのような役割を果たしているのか、綺麗に維持するための塗装方法や剥がれてしまった場合の補修方法をご紹介したいと思います。軒天の塗装・補修メンテナンスには足場が必要不可欠です

    【動画で確認「軒天の塗装・補修のすすめ」】
    長い文章のページとなっていますので、内容を動画でもまとめています。

    動画で見たいという方は是非ご覧ください!

    軒天(のきてん)は外壁から外側に突き出している屋根部分の裏を指します
     後ほどご紹介いたしますが軒天(のきてん)には様々な素材が使用されておりその素材次第で塗装・補修方法が変わります。外壁周りは幅30~45㎝程度のお住まいが多く、玄関部分は1m角程度の大きな雨宿りスペースとして存在します。
    軒天(のきてん)には様々な素材が使用されその素材により塗装・補修方法が変わります
     軒天(のきてん)を広く設けることで様々なメリットがありますが、軒天(屋根の出)が1m以上ですと建築面積に算入され施工費用も高くなってしまう為、近年は安くシンプルに仕上げる為に軒天がないお住まいも増えてきており、片流れ屋根のお住まいなどはこのケースに当てはまるのではないでしょうか?

     その住宅それぞれで見た目も変わる軒天の主な役割は以下の4点です。

    ○1.美観性の向上
    軒天(のきてん)を張る事で屋根の構造部分を隠し住宅の見た目をスッキリさせます
    軒天の写真
    化粧垂木の写真

    ○2.雨水・日差しによる外壁の劣化防止
    軒天は雨水の吹き込みや太陽光を遮り外壁材の劣化を防ぐ
    軒天が無い場合雨水が当たりやすく外壁材の経年劣化や雨垂れによる汚れに注意

    ○3.延焼防止
    軒天には不燃材を使用し住宅の被害拡大を防ぐ

    ○4.屋根裏の換気
    穴が開いている軒天(のきてん)材
    軒天(のきてん)に設置された換気口
    軒天(のきてん)は屋根裏に溜まる湿気を排出させ内部結露を防ぐ
    お住まいの各部位の名称について詳しくは

    ○1.木材系(カラーベニヤ・化粧合板)
    カラーベニヤの軒天
    化粧合板の軒天
    木材系

    ○2.不燃材(ケイカル板・エクセルボード・フレキシブルボード)
    ケイカル板の軒天
    不燃材メンテナンス方法

    ○3.金属系(ガルバリウム鋼板・アルミスパン)
    ガルバリウム鋼板の軒天
    金属系メンテナンス方法



    軒天(のきてん)塗装で大きなトラブルを防ぐことが出来ます
     今まで全く意識されなかった軒天(のきてん)の役割は理解していただけたかと思いますが、「雨水は直接当たらないし劣化しにくい」と軽視するのはいけません。軒天は雨水が直接当たることはないものの湿気がこもりやすいので塗膜保護がされていない軒天を傷める原因になりますし、外壁に吹き付ける風が土埃を付着させ美観性も損ねてしまいます。
    軒天は湿気が こもりやすい
     軒天(のきてん)は住宅全体を囲う様に取り付けられていることが多く、汚れや埃で黒ずんでしまった軒天が知らぬ間にお住まいを古く見せてしまっている可能性があります。
    傷んだ軒天がお住まいを古く見せてしまっている
     特に軒天(のきてん)材が剥がれ屋根裏が見えている場合は要注意です。屋根裏は雨や風の影響も受けず室内の熱で暖かくなるので動物にとっては非常に快適な空間です。
    野生の鳥獣が入り込むことも
     軒天(のきてん)が剥がれるとスズメやムクドリ、ネズミやハクビシン等が入り込み棲家として利用します。すると足音・羽ばたく音にストレスを感じ、中には糞尿による天井材や構造材の腐食、配線を噛み切り漏電や停電を引き起こしてしまう等、何とも厄介なトラブルが起きる危険があります。
     早急に駆除を行いたいところですが、野生生物の多くは鳥獣保護管理法により捕獲や駆除が禁止されている為、例えば屋根裏に巣作りをし、ヒナや卵がある場合は巣立ちまでのおよそ2週間程度は撤去することが出来ません。
    屋根裏に木屑や枝などが山積みになった鳥の巣
    何らかの小動物の獣臭や尿や糞
     軒先に巣を作ることの多いハチも天候の変化や危険の少ない屋根裏に巣を作るケースがあり、軒天(のきてん)の補修だけでなく害獣対策を行わなければならなくなるため、手間も費用も掛かってしまいます。これらは全て軒天の劣化が原因で起こり得る被害です。そして軒天の劣化を防ぐ第一の対策は塗装メンテナンスです。塗装による塗膜保護で湿気による劣化を防ぎ美観性も向上させることが出来ますので、必ず外壁塗装と合わせて軒天の塗装を行っていきましょう。
    軒天(のきてん)の劣化を防ぐ第一の対策は塗装メンテナンスです!
    塗装の必要性について詳しくはコチラ



    軒天の状態別メンテナンス方法

    ○1.軒天(のきてん)塗装
    軒天塗装の下地処理
    軒天の塗装補修
     通常塗装を行う場所は高圧洗浄で付着した汚れや旧塗膜を洗い落としていきます。しかし軒天(のきてん)材は水に弱いので塗装前の高圧洗浄は行わず、ケレンやペーパー掛けで下地処理を行います。玄関ドアの入隅部分に蜘蛛の巣や汚れが溜まっている事がありませんか?年末の大掃除等で水をかけて洗う事もあると思いますが、素材によっては水が触れることで傷んでしまいますので充分に注意しましょう。あらかじめ剥がれそうな塗膜は剥がし、塗装後に軒天材の継ぎ目や釘穴が目立たないようパテ埋めで平滑に仕上げます。
    アクリル塗料ケンエースG-Ⅱ
     軒天塗装には耐水性・通気性・防カビ・染み止め効果に優れた塗料を使用していきます。雨水が直接当たる所ではないため、ケンエースG-Ⅱ等のアクリル塗料でも長期的に塗膜保護することが出来ます。
     多くのお住まいは白色で塗装をしていますが、これは住宅全体を明るく仕上げる為です。塗装面積が少ないように見えても住宅全体を囲うようにある軒天を暗い色で塗装すると、住宅全体に重厚感が増す一方、外壁色を考えなければ住宅全体の印象が重たくなってしまいます。特にこだわりがない場合は明るい色での塗装がお奨めです。
    軒天の塗装
    外壁塗装の色の選び方について詳しくはコチラ

    木目調を活かしたい場合
    軒天のクリアー塗装
     木目調を活かしたい場合はクリアー塗装を行いましょう。この場合汚れや傷・染みがあると綺麗に仕上がりませんので、定期的な塗装で経年劣化を防ぎましょう。
    軒天の塗装

    軒天(のきてん)に剥がれが見られる場合
    剥がれている場合軒天材の補修が必要

    ○2.軒天(のきてん)増張り補修
    軒天の増張り補修

     軒天(のきてん)の表層のみに劣化が見られる場合は、既存軒天の上に新たな軒天材を張り付ける増張り補修が可能です。既存軒天材を処分する必要が無いため、工期短縮・費用軽減が期待出来ます。


    軒裏換気用の穴
     増張り補修時に軒裏換気を設けたい場合は、必ず有孔ボードを取り付ける場所に穴を開け換気性能を高めます。
    ケイカル板の張り付け
    ケイカル板の張り付け
     ベニヤの上にケイカル板を張り付け、落下しないよう廻り縁で固定していきます。増張りは部分的な補修を行うと段差が出来てしまいますので、軒天(のきてん)全体に経年劣化が見られる、全体的な足場仮設を行う場合に増張りをご検討ください。
    足場仮設の有効活用について詳しくはコチラ
    軒天ケイカル板への塗装

    ○3.軒天(のきてん)張替工事
    傷んだ軒天
     軒天(のきてん)が著しく傷んでいる場合、雨漏りを起こしていた場合は張替工事がお奨めです。
    軒天の下地が腐食
     雨漏りを起こしていると軒天(のきてん)の下地にまで腐食・カビが広がっている可能性が高い為、増張りでは新規軒天材まで劣化させてしまう可能性があります。
    軒天の張替工事
     腐食した軒天(のきてん)材・下地木材は撤去し新たに下地を組み直し張り替えます。張替工事のメリットは劣化してしまった部分だけの補修が可能ですので、部分足場での補修も出来ます。
    軒天張替工事完了

    ○屋根で雨漏りを起こしているかも
    屋根から雨水浸入→通常直下室内に雨染み
    屋根から雨水浸入→軒先に雨漏り

     軒天(のきてん)は湿気で濡れることもありますが特定の場所に雨染みが出来る事は多くありません。軒天が黒く変色している、雨で濡れた跡が残っている場合はまず屋根点検を行ってから軒天の塗装・補修を行いましょう。


    軒天は湿気で濡れることもありますが特定の場所に雨染みが出来る事は多くありません
    軒天が黒く変色、雨で濡れた跡が残っている場合、屋根点検を行ってから塗装・補修を行いましょう
    塗装の剥げた軒天
    綺麗に見えるお住まいでも、近くでみると細かなひび割れが発生していることがあります。そこに塗装を行うと塗料の水分でひび割れが拡大し剥がれが生じることがあるのです。

     その為まずは軒天の状態をチェックし塗装で長く使用できるのか、今後の耐久性を考慮した上で増張り・張替補修を行うべきなのかをしっかりと判断しなければなりません。
    軒天の補修方法は塗装・増張り・張替ですが塗装で長く使用できるか今後の耐久性を考慮し判断しなければなりません!
     街の外壁塗装やさんは塗装はもちろん軒天(のきてん)の補修工事も承っております。足場がなければ塗装・補修ができない場所にある軒天は適切なメンテナンスをしてこそトラブルを回避することが出来ますので、外壁塗装に合わせて軒天の耐久性が気になる方はお気軽にご相談ください。点検・お見積りは無料ですので、飛込み業者に提案された塗装工事に不安を感じる、施工費用が気になる等ございましたらお気軽にお問い合わせください。
    点検・お見積りは無料ですのでお気軽にお問い合わせください!
    無料点検について詳しくはこちら

    軒天(のきてん)のメンテナンスまとめ
    • 軒天(のきてん)にはお住まいの見た目・性能を維持する大事な役割があり
      様々な素材が使用されますが、耐火性に優れた材料がお奨めです。

    • 湿気や汚れが溜まりやすい軒天(のきてん)は塗装による塗膜保護で
      劣化を防ぐことが出来ますが、剥がれが見られた場合は早急に補修しましょう。

    • 軒天(のきてん)の経年劣化に合わせて補修方法を選び、
      耐水性の低い材料は必ず塗装で仕上げましょう。

    • 間近で見ないと軒天(のきてん)の劣化は判断出来ません。
      必ず脚立や梯子を使用して点検を行う業者に補修のご相談をしましょう。

    • 軒天(のきてん)は雨水や太陽光に晒されにくい場所の為、
      一度塗装を行えば長く綺麗な状態を維持することが出来ます!

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