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  • HOME > 窯業系サイディングが外壁という方へ、外壁塗装前のチェックポイント

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     現在、お住まいの外壁に最も使用されているのが窯業系サイディングです。レンガ風やタイル風、木目調、色や柄、デザインのバリエーションも豊富ですから、お好みのお住まいにすることができます。
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     新築時はいろいろと迷った方も多いのではないでしょうか。この窯業系サイディング、一部の業者はメンテナンスフリーなんてことを言っていますが、そんなことはありません。

     ある程度の年数が経てば、外壁塗装などの塗り替えやコーキングの打ち替えが必要になってきます。外周りのお掃除をする時や悪天候後は必ず、点検してあげてください。
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     窯業系サイディングはセメントと繊維質原料、砂や砂利の代わりになる混和材から造られています。
      繊維質原料で変形に対する強度を持たせ、混和材を配合することで軽量化を図ります。

      これらの原材料を混ぜ合わせて成型し、窯で高圧や熱を加えることによって化学反応を促進させ、乾燥させたものが窯業系サイディングの素になります。
     成型ですから、型さえあればさまざまなパターンやデザイン、テクスチャーも思いのままです。
     この後、企画された大きさにカットされ、防水性を高めるために塗装が行われると窯業系サイディングの完成です。
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    以前よりも外壁が汚れやすくなったように感じませんか。

    外壁に苔や藻、カビが発生していませんか。

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     汚れというのは乾燥した面には付着しにくいものです。
     苔や藻、カビも水分がないと生えることができません。外壁表面の塗膜の防水性能が落ちており、水切れが悪くなっている可能性があります。
     
     また、現在の塗料にはほとんどのものに防苔や防藻、防カビ剤が含まれているので、それらが発生ということは塗膜の劣化がはじまっている可能性があります。
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    サイディングボードの継ぎ目に充填されている

    コーキング(シーリング)に汚れが発生していませんか。

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    これはコーキングに含まれている可塑剤が分離し、染み出てきて汚れが付着したもので、劣化の初期段階です。
     
     もともと含まれていたものが染み出てきたのですから、この後、コーキング剤は痩せていきます。ひび割れが発生したり、割れてしまってたり、サイディングへ接着している面が剥がれてきてしまいます。
     コーキングはサイディングボードの膨張や収縮に対応するための緩衝材です。また、継ぎ目から雨水が浸入することも防いでいます。
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    外壁を触ると手に白っぽい粉が付着してしまうのが、

    チョーキング現象(白亜化)です。

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     新築の時と較べて色褪せていませんか。色褪せは塗膜が傷んできた証拠です。外壁塗装を検討する時期に来ています。それからしばらくすると、外壁を触った時、手に白っぽい粉が付着してしまうチョーキング現象(白亜化)が発生します。

     塗料は塗膜を形成する樹脂と色を付ける顔料、各種の添加剤(防苔や防藻、防カビ剤、粘度調整剤など)で構成されています。塗り替え直後は強固だった塗膜も紫外線によって徐々に分解され、顔料が表面に露出されていきます。この表面に露出した顔料が手に付いた白っぽい粉の正体です。顔料は色によって変わりますので、外壁の色がグレーなら手にグレーの粉が付きます。
     チョーキング現象が起こるということは塗膜の分解が進行した結果ですから、防水性能が落ちています。塗り替えを検討する時期です。
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    窯業系サイディングが水の染み込みと乾燥を繰り返すと変形し、反りが出てしまうことがあります。
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     反りが出てくるとそこに隙間ができますから、雨水が入り込みやすくなります。雨水が入り込みやすくなりますと今度は別の部分のサイディングに染み込みますから、そこも反ってしまいます。

     サイディングは水が染み込んだ状態になると乾燥した状態と比べて体積が膨張します。日中は太陽光によって外側から乾かされるため、湿っている内側は膨張したまま、外側は乾燥して元の大きさに戻ります。外側と内側の体積差でひずみ、徐々に反っていくのです。
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    窯業系サイディングは他の建材と同じように

    ビスや釘で固定されています。

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     上記のように反りなどの変形が生じると固定しているビスや釘などの部分に無理な力がかかり、ひび(クラック)が入ることがあります。反りや変形が大きくなると、ひびも大きくなり、割れてしまうことがあります。

     また、水が染み込んだ状態で気温が下がると、水分が凍結し、凍害で割れてしまうこともあります。どんな建材にも言えることですが、水分を染み込ませることは劣化を早めてしまう原因になります。できる限り、メンテナンスで避けなくてはなりません。
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     外壁を洗うことによって苔・藻、カビを落とします。水をかけて、台所用の中性洗剤(酸性やアルカリ性は悪影響を与える可能性があるので使わないこと)を含ませた柔らかいブラシやスポンジで軽く擦ってあげてください。その後、水で洗い流し、軽くふき取ってあげましょう。

     家庭用の高圧洗浄機をお持ちの方は強い水圧で洗い流したくなると思いますが、やめておきましょう。塗膜や表面を傷めてしまう可能性があります。
     ある種のカビはアレルギーの元となりますので洗って取り除いてしまうのが賢明です。
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     傷んでしまったこれまでのコーキングを取り除き、新しいものへと打ち替えます。低いところはご自分でも打ち替えられるでしょうが、高いところなどは無理をしないで、専門業者にお任せしましょう。
     コーキングの打ち替え、または外壁塗装をおこなう際には塗料もコーキング剤も同程度の耐用年数のものを選びましょう。オートンイクシード15+のような高耐久のものがお勧めです。打ち替えと塗装の工事をまとめられるので、足場の仮設も1回にまとめられ、その分、費用が節約できます。
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     塗膜が傷んでいる場合は外壁塗装で回復させ、防水性能を回復させます。塗料の種類にも寄りますが、新築後10年を目安に塗り替えを行いましょう。
     その後は塗料の種類にもよりますがやはり10~15年を目安に外壁塗装を行います。前述のように外壁塗装に合わせてコーキングの打ち替えも行いましょう。
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     サイディングの反りが少ない場合は釘やビスを増し打ちして反り矯正することも可能ですが、余計な力がかかるため、ひびが入ってしまったり、割れてしまうこともあります。長くは持たないということを覚えておいてください。
     
    反りが大きい場合はその部分だけ新しいものへと交換する方法もあります(できない場合もあります)。この場合、同じ色を選択しても取り替えた部分とこれまでの部分の色が違い、目立ってしまいますので、同時に外壁塗装することをお勧めします。取り替えた部分だけを塗って目立たなくすることも可能ですが、やはり違和感は拭えません。
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     ひびやクラックが軽微な場合はパテなどで補修します。ひびやクラックは発生した場所によってカットしたり、穴を開けたりしてパテを盛り込み、それ以上クラックが進行しないようにします。パテで補修した後が目立つので、この後は外壁塗装をする必要があります。

     ひびやクラックの進行が激しい場合は全面的な張替え、もしくはこれまでのサイディングの上に新たな外壁を張り付ける外壁カバー工法を行います。外壁カバー工法はどうしても重量が増してしまうので、軽量な金属サイディングを使用します。
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