前回の塗装から約15年が経つのでそろそろメンテナンスを考えている

　横浜市戸塚区平戸にお住いのW様より、屋根と外壁の工事を検討しているので見積をお願いしたいとお声かけいただいたことが今回の工事のきっかけでした(^^)/

　前回の塗装から約15年が経過したということで、屋根壁のメンテナンスをご検討中とのことでした。

　外壁は一見するとそこまで汚れていると言った印象はありませんでしたが、色褪せが起きておき少しボヤけた色のような印象になっていました。

僅かなチョーキングを確認

　外壁に触れてみると僅かですがチョーキングも起きていました。

　チョーキング現象は外壁の塗膜が劣化して、白い粉が表面に現れる現象です。

　外壁にチョーキングが起きた場合、外壁塗装の定期的な点検と適切な塗り替えが必要です。

　早めに対処することで、塗膜の劣化を遅らせることができます。

　数年前に一度検討したがなかなか価格と内容の折り合いが付かず頓挫していたメンテナンス計画とのことでしたが、今回の私たちの提案を気に入っていただき、工事をいただく運びとなりました(*^^*)

カラーシミュレーションでイメージを掴む

　工事前にカラーシミュレーションで完成後のイメージを確認しました。

カラーシミュレーションとは、外壁塗装をする際に使用される色のシミュレーションです(^^)/

　カラーシミュレーションでは、お客様のご希望や建物の外観に合わせて、実際の塗装色に近い色をシミュレーションすることができます。

　外壁のカラーシミュレーションを利用することで、塗装後の色味を確認し、後悔することなく外壁の色を選ぶことができます。

　外壁塗装を検討されている場合は、カラーシミュレーションの利用をおすすめします。

　今回はメインにND-105を使って付帯部に緑をポイントで使う内容で決定しました！

高圧洗浄で15年の汚れを洗い流す

　塗装工事のスタートは高圧洗浄からとなります。

　15年かけて付着した汚れを一気に洗い流していきます。

　高圧洗浄は、水を高圧で噴射して汚れを落とす洗浄方法です。

　通常の水圧よりも高い圧力をかけることで、頑固な汚れやカビ、藻などを効果的に除去することができます。

　高圧洗浄を行う際には、適切なノズルや噴射角度を選択することが重要です。また、水圧が高いため、取り扱いには注意が必要です。

塗らない窓枠はビニール養生します

　洗浄後は窓枠などのビニール養生を行います。

　塗料がガラスなどに飛ばないようにするために行いますが、上塗りが終わるまで養生は付けたままになりますので、期間中は窓を開けることができなくなります。

下塗り用のパーフェクトサーフ

　養生が終われば外壁の下塗りです。

　下塗り材は今回は日本ペイントのパーフェクトサーフを使いました。

　窯業系サイディング用の下塗り材とされていますが、実はモルタル外壁などにも適応している万能下塗り材です。

　一般的にモルタル用で使われるパーフェクトフィラーよりも塗り跡が付きづらいため仕上がりが綺麗な印象です。

　また、微弾性でひび割れへの追従性も兼ね備えているのでモルタル外壁にも適した下塗り塗料です。

一時的に真っ白になってもらいます

　下塗りでは既存の色をリセットするために白で塗装することが多くなっています。

　隠蔽性の薄い塗料では既存の色が邪魔をしてしまうこともありますが、パーフェクサーフは隠蔽性も優れているので上塗りの色の選択肢を広げてくれます。

今回の主役パーフェクトトップ！

　中塗りからは仕上げの塗料を塗っていきます。

　今回使った塗料は日本ペイントのパーフェクトトップ（ND-105）です。

　パーフェクトトップはラジカル制御型塗料であり、微弾性の塗料です。

　ラジカル制御技術によって価格を抑えながら高い耐久性を実現します(^^)/

　また、低汚染であり、レベリング性が高く高光沢を実現することもできます。さらに、色のバリエーションも豊富で、艶の調整も可能です。

　そのため、外壁塗装を考えている方におすすめの塗料です。

中塗りで色が入っていきます

　中塗りで色が仕上がったように見えますが、中塗りの段階では色ムラや塗り残しがあるため完成ではありません。

　また、塗料にはそれぞれ塗料本来の性能を発揮するための塗布量が決められているので、それらを守りながらしっかりと仕上げていきます。

上塗りでムラのない綺麗な仕上がりになります

　中塗りの後は上塗りです。

　同じくパーフェクトトップを塗り進めていきます。

　中塗りだと少々色ムラや透け感を感じますが、上塗りが終わると綺麗に仕上がったという見た目になります(^^)/

付帯鉄部は錆止めを塗装してからの仕上げていきます

　残すは付帯部です。

　鉄部に関しては先行して錆止め塗装を行います。

　錆止めでよく使っている塗料は日本ペイントのハイポンファインプライマーⅡです(^^)/

　密着性を良くして、かつ錆も抑制する大事な工程です。

塗装面積が小さい箇所には小さい塗料缶で対応します

　付帯部の規模感によっては、一斗缶を買ってしまうと塗料が無駄になるので、このような小さな缶を発注することもしばしばあります。

　勿体ない材料を出さないことも配慮のうちの一つです(*^^*)

付帯部をポイントとなるグリーンで塗装

　ホワイトの外壁に合うように、付帯部はグリーンを塗り進めております。

　庇や破風板などはホワイトやブラウン系で仕上げられることが多い印象ですが、今回のように差し色として鮮やかな色を入れてみるのもオシャレな仕上がりになってオススメです(*^^*)

外壁塗装工事完成！！

　パーフェクトトップを使った外壁塗装工事が完了いたしました。

　元々のイメージから印象が変わって、綺麗な仕上がりなったと思います(*^^*)

　外壁塗装工事の価格は人気のラジカル制御系塗料で¥690,800(税込)～承っております。