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    更新日 : 2025年02月06日

    更新日 : 2025年02月06日

    外壁塗装の足場費用が高騰!? 価格上昇の背景と足場の賢い活用法

    外壁塗装の足場が値上がり⁉足場費用とお得な有効活用

     

     外壁塗装や屋根の補修を行う際に欠かせないのが「足場の設置」です。

     近年、厚生労働省は高所作業の安全確保を目的として、足場に関する労働安全衛生規則を改正しました。
    この法改正の一環として、2024年4月1日より「一側足場の使用範囲の制限」が施行され、これに伴い足場の施工基準が厳格化されたため、費用が上昇する傾向にあります。

     足場は安全な作業のために不可欠なものですが、工事を検討中のお客様としては、できる限りコストを抑えたいと考えるのは当然です。

     そこで、本記事では足場の法改正の詳細や、その影響費用相場計算方法足場を有効活用するためのポイントについて分かりやすく解説します。

     外壁塗装や屋根リフォームをご検討中の方は、足場に関する最新のルールと費用負担の変化をぜひチェックしておきましょう!

     

    法改正の要点

     

     近年、高所作業中の墜落・転落事故が後を絶たないことを受け、厚生労働省は「労働安全衛生規則」を改正し、足場の安全対策をさらに強化しました。

     

    厚生労働省では労働安全衛生規則を改正し足場からの墜落防止措置を強化

     

     その中でも 「一側足場の使用制限」 に関する新ルールが、2024年4月1日から施行され、実際の工事現場への影響が出始めています。

     これから外壁塗装や屋根工事を依頼される方にとっては、仮設足場の基準変更や、それに伴う費用増加の可能性について把握しておくことが大切です。

     

    一側足場の使用範囲が制限されます2024年4月1日から施行

    法改正の要点
    1. 一側足場の使用範囲が明確化
    2. 足場の点検者を指名
    3. 点検者の氏名の記録と保存

    ※出典:
    https://jsite.mhlw.go.jp/akita-roudoukyoku/content/contents/001611331.pdf
    https://www.mhlw.go.jp/content/11300000/001057032.pdf

     

    一側足場の使用範囲が明確化

     

     建物と足場の間の水平距離が1メートル以上の箇所は、原則として 本足場 の設置が義務付けられました

     

    原則、十分な幅(1m以上)がある場所には本足場の設置が義務に!
    ※厚生労働省HPより画像引用

     外壁塗装や屋根の施工を行う際、足場の設置環境や作業条件によっては、一側足場や吊り足場が採用されることもありますが…改正により、1m未満の幅であっても可能な限り本足場の設置が推奨されるようになりました。

     ただし、以下のような条件下では本足場の設置が困難と判断される場合があります。


    本足場の仮設が困難な場合の例
    足場の設置場所に撤去が難しい障害物があり、支柱を2本立てることができない
    建物の形状上、幅1m未満の狭いコーナー部分が必要になる
    地面に急な傾斜や凹凸があり、足場の支柱2本を安定して固定できない
    本足場を設置すると建物との間隔が30cm以上空き、墜落や転落の危険が増す

     

     また、一側足場についても揺れや倒壊を防ぐため、十分な強度を確保した設計が求められることが定められました。

     

    本足場を使用することが困難な場合の例
    ※厚生労働省HPより画像引用

     

    足場点検者の指名義務

     2023年10月1日より、足場の仮設を行う事業者または注文者は、点検時に 「点検責任者」を指名することが義務化 されました。

     これは足場の安全性を確保するための措置であり、以下のいずれかの方法で正式に指名する必要があります。

    点検者を指名

    点検責任者の指名方法
    書面(文書・メール)による正式な指名通知
    朝礼や作業開始前のミーティングでの口頭指名
    あらかじめ点検者のローテーションを設定し、順番に担当させる

     


    点検責任者に求められる資格
    「作業主任者」の資格を持ち、かつ作業主任者能力向上教育を修了している者
    労働安全衛生法に基づく「計画作成参画者」の資格を取得している者
    全国仮設安全事業協同組合が認定する「仮設安全監理者資格取得講習」を受講した者
    建設業労働災害防止協会の「施工管理者等のための足場点検実務研修」を修了した者

     

     点検を担当する者には、足場の安全基準に関する専門的な知識と実務経験が求められます。この制度によって、足場の点検精度が向上し、より安全な施工環境が実現されることが期待されています。

     

    点検者の氏名を記録、保存

     

     点検者の指名に加えて、新たに義務化されたのが「点検者氏名の記録と保存」です。

     施工業者や工事発注者は、足場の設置・点検を担当する作業者の氏名を明確に記録し、一定期間保存することが求められるようになりました。

     このルールが制定されたことで、 点検の回数が増え、より細かく入念なチェックが行われる ことが予想されます。
     点検の透明性が高まることで、施工現場の安全管理が強化され、足場の安全性向上につながるでしょう。

    点検者の氏名を記録、保存

    足場の法改正の理由

     建設業界ではこれまでに何度も安全基準の見直しが行われてきましたが、今回はなぜ足場の法改正が実施されたのでしょうか?
     今回の改正の主な理由として、以下の3点が挙げられます。

     

    法改正の理由

    高所作業中の墜落・転落事故の発生率が依然として高い
    事故に遭った作業員の約9割が適切な墜落防止措置を受けていなかった
    事故件数や死亡者数が減少せず、安全対策の見直しが急務だった

     

     建設業における労働災害のうち、2011年以降の足場からの墜落・転落事故は死傷災害全体の約15%、死亡災害の約18%を占めています。
     また、多くの事故では本来設置されるべき墜落防止措置が適切に実施されていなかったことが指摘されています。

     

    労災死傷者数の推移
    ※「死傷者数」は休業4日以上の死傷者(死亡者を含む)の人数

     

     高所作業における転落事故は致命的な結果につながる可能性が高く、長年にわたって深刻な課題となっていました。

     事故の発生要因として、以下のような 足場の安全構造に関する問題点 も明らかになっています。

     

    作業床の固定が不十分で、支柱との接合部が緩んでいた
    転落防止用の手すりが設置されておらず、安全性が確保されていなかった
    足場の設置基準が不明確で、不安定な状態で作業が行われていた

     

     これらの課題を解決するため、安全基準の強化が必要不可欠となり、今回の法改正に至ったと考えられます。

     

    足場の法改正は安全対策強化の必要性から導入されました

     

    外壁塗装の足場費用が高くなる?

     

     2024年4月から施行された「一側足場の使用範囲の明確化」に伴い、外壁塗装や屋根工事の際に設置する仮設足場の費用がこれまでより高騰する可能性があります。

     

    足場の種類

     そもそも「一側足場」や「本足場」という用語は一般の方には馴染みが薄いものです。それぞれの違いを分かりやすく説明しておきましょう。

     

    一側足場(ひとかわあしば・いっそくあしば)

    一側足場

     

     建物の外壁などに沿って、1列の支柱を設置し、その支柱にブラケットを取り付けて作業床を支える足場の形式です。
     狭いスペースや建物同士の距離が近い場所でも設置しやすく、コストが抑えられるのが利点ですが、安全面ではいくつかの課題があります。特に、手すりが設置されていないケースが多く、墜落事故のリスクが高いという問題があります。

     

    本足場(ほんあしば)

    本足場

     

     建物の外壁に沿って2列の支柱を立て、その上に作業床を組む方式の足場です。
     「二側足場」とも呼ばれ、安定性が高く、作業しやすいことから、仮設足場の基本形として広く使用されています。
     一側足場と比較すると安全性が高く、作業効率にも優れているのが特徴です。

     

    法改正で変わるポイント

    足場費用が上がる
    足場に関わる点検と書類が増える

     

     今回の改正により一側足場の使用が制限されることで、仮設足場にかかるコストが上昇する可能性が高まっています。
     一般的に、足場の設置費用は外壁塗装全体の約20%を占めるといわれていますが、この割合がさらに増えることが予想されます。

     特に住宅が密集しているエリアでは、1m以上のスペースが確保できない場所が多く存在します。
     しかし法改正によって1m以上の余裕がある場所では本足場の設置が推奨されるため、これまでよりも大きな足場を組む必要が出てきます。

     そうなると、以下のような追加費用が発生することになります。

     

    足場の部材費用の増加(支柱や作業板の追加)
    組み立て作業員の増員(施工日数の増加)
    資材運搬のトラック台数増加(物流コストの上昇)

     

     この影響で足場費用は従来の1.5倍〜2倍程度に上がる可能性があるといわれています。

     

    法改正では大きく足場を組む必要があり足場に関わる費用がおよそ1.5~2倍増加

     

     今回の費用増加が、足場の「面積」に応じて計算されるのか、単価そのものが値上がりするのかは、施工業者ごとに異なります。

     したがって、塗装工事や屋根工事を検討する際には、必ず複数の業者から見積もりを取り、内容をしっかり比較することが重要です。
     費用だけでなく、安全対策や施工品質もしっかり確認した上で、信頼できる業者に依頼することをおすすめします!

     

     

    もちろん良い面もあります

     

     法改正によって足場の設置費用が上がることで、外壁塗装や屋根工事のコスト負担が増えることを懸念する声もあります。
     しかし、この改正は作業現場の安全対策を強化し、事故を未然に防ぐという重要な目的を持っています。施工する職人だけでなく、お客様にとってもより安全で安心できる環境が確保されるという大きなメリットがあるのです。

     

    法改正のメリット

    作業環境の安全性が向上し、リスクが軽減される
    足場の強度が確保され、倒壊の危険性が大幅に低下
    墜落・転落事故の発生率が下がり、安心して施工を任せられる

     

    安全対策強化

     

     改正によって現場で作業する職人の安全が確保されるだけでなく、工事を依頼するお客様にとっても安心感が増すことにつながります。
     足場の強化により倒壊や転落のリスクが減るため、万が一の事故を防ぐことが可能になるからです。

     当然ながら、法改正に伴い足場設置のコストは増加するため、工事費用が上がるのは避けられません。しかし、安全確保のための適正な費用と考えれば、人命より優先すべきものはないということが分かるでしょう。

     もし、法改正後にもかかわらず「足場費用を据え置き」「格安で提供」とうたう業者がいる場合は注意が必要です。
     コストを抑えられる理由をしっかりと確認し、安全基準を満たした施工が行われるのかを必ずチェックしましょう。

      

     

    足場費用の計算方法

     

     外壁塗装や屋根工事の際に仮設する足場の費用は、施工面積に応じて「1㎡あたり〇円」という単価で算出されるのが一般的です。

     

    足場費用の相場 1m²あたり700円〜1,000円
    足場の面積 =(建物の外周+0.5mの長さ)×(建物の高さ+α)
    ※この費用相場は2024年3月時点のもので、法改正前の価格です。

     

     足場は建物の周囲を囲むように組まれるため、建物の外周よりも0.5mほど広くなり、高さも0.5~1m程度余裕を持たせる必要があります。

     

    建物の外周と足場の外周

     


     30坪の正方形2階建て住宅(10m×10m、高さ8m)の場合…

     700円/㎡で計算すると、足場費用は約246,400円です。

     法改正後は 1.5~2倍程度の値上がりが予想されています。


     

     また、3階建て以上の建物は足場の強度を上げる必要があるため、単価が高くなるケースが一般的です。
     なお、天候による工期の延長が発生しても、追加料金は発生しませんのでご安心ください。

     

    通常3階建て以上は単価の増加ケースが多く、悪天候で工期延長しても追加料金はかかりません

     

     法改正後でも、業者によっては相場よりも安い足場費用を提示するところがあるかもしれません。
     しかし、単に価格が安いからといって飛びつくのは危険です。

     施工業者を選ぶ際は、足場の単価だけでなく、総額を比較し、見積書の内容を細かくチェックすることが重要です。
     見積書にはしっかり目を通し、どの工程にどのくらいの費用がかかっているのかを確認しましょう!

    価格の安さだけで判断しない
    見積書の内容をしっかり精査する
    総額で比較し、適正な価格か判断する

     

    金額だけでなく内容も確認!総合的に判断しましょう!

     

     

    工事をまとめて足場費用をお得に!

     

     外壁塗装や屋根工事、雨樋の補修など高所での作業が必要な工事では、必ず足場を設置する必要があります。
    しかし、法改正によって足場費用の上昇が避けられず、トータルの工事費用が今後さらに高くなることが予想されます。

     誰しも工事費用をできるだけ抑えて、できるだけお得にリフォームをしたいと考えるのは当然のことです。

     

     しかし、コストを最優先して単に費用を削減してしまうと、必要な工程や人員を減らすことになり、施工の質が低下する恐があるだけでなく、結果的に追加修繕が必要になるリスクもあります。

     せっかくのリフォームが不具合やトラブルの原因になってしまっては本末転倒ですよね。

     

    安全確保、作業効率、仕上がりの質向上など高所作業にはしっかりとした足場が必須です!

     

     外壁塗装や屋根塗装、雨樋の交換など足場が必要な工事一度にまとめて実施することで、足場費用を抑えることが可能です。

     法改正により足場費用の値上がりは避けられませんが、適切な施工計画を立てることでコストを抑えることができます
     工事を分けて行うと、それぞれに足場の設置費用がかかりますが、一度に施工すれば一回分の足場費用だけで済むため、トータルコストを大幅に削減できます。

     また、隣の建物と足場を共有できる場合、同時に工事を行うことでさらに費用を抑えられるケースもあります。

     

     例として、外壁塗装が80万円、屋根塗装を40万円、足場費用25万円とした場合を考えてみましょう。


    【外壁塗装と屋根塗装を別々に行った場合】

    外壁塗装:80万円 + 足場費用 25万円 = 105万円
    屋根塗装:40万円 + 足場費用 25万円 = 65万円
    ⇒ 合計:170万円


    【工事を一度にまとめた場合】

    外壁塗装 + 屋根塗装 + 足場費用 = 80万円 + 40万円 + 25万円 ⇒ 145万円


     

    メンテナンスをまとめて足場費用の節約!お住まい長持ち!

     

     工事を一括して行うことで、劣化が進んでいる箇所を効率よく補修でき、建物全体の耐久性を向上させることが可能です。
     また、業者の選定や見積もりの依頼、打ち合わせの回数を減らすことができるため、手間を最小限に抑えられます。

     さらに、工事の回数が増えるほど施工期間も長くなるため、まとめて実施することで全体のスケジュールを短縮できます。

     

     以下のような足場が必要な工事は、できる限り同じタイミングでまとめて行うことでコスト削減と作業効率の向上につながります。

     

    ✅ 外壁塗装
    ✅ 屋根塗装
    ✅ 雨樋交換
    ✅ 外壁の張り替え
    ✅ 屋根の葺き替え
    ✅ 雪止め設置
    ✅ 屋上の防水工事

     

    まとめての工事がお得です!

     

     法改正により足場費用が上がる今だからこそ、施工内容をしっかり検討し、最適な工事計画を立てることが重要です。

     街の外壁塗装やさんでは外壁塗装や屋根塗装に関する費用を分かりやすくご案内し、複数の見積もりをご提案いたします。
     また、建物全体を細かく点検し必要なメンテナンスを適切にアドバイスいたします。

     外壁塗装や屋根塗装、外装リフォームをお考えの方はぜひ一度ご相談ください!

     

     

    足場が必要な工事をまとめてお得にリフォーム!私たち街の外壁塗装やさんにおまかせください!

     

    まとめ
    •  2024年4月から「一側足場の使用範囲の明確化」が施行され、仮設足場の設置基準が厳格化されました。

    •  この改正により、外壁塗装や屋根工事の際にかかる足場費用が値上がりします。

    •  建物の立地条件や周辺環境によりますが、改正前と比べて1.5倍~2倍のコスト増加が見込まれます。

    •  足場の仮設は職人の安全確保だけでなく、施工品質を高めるためにも必要不可欠です。法改正によって墜落や足場倒壊のリスクが減少し、お客様にとっても安心できる環境が整います。

    •  法改正後にもかかわらず「足場費用を据え置き」「値上げなし」と宣伝する業者がいる場合は、適切な安全対策が施されているのか、しっかりと確認することが大切です。

    •  足場の設置費用が上がることで、工事全体の費用も変動します。見積もりを比較する際は、金額だけでなく、施工内容や品質をしっかりチェックしましょう。

    •  外壁塗装と同時に屋根塗装・雨樋交換などの工事をまとめて実施することで、足場費用を節約できます。

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