外壁塗装で追加料金は発生する？外壁塗装における追加料金の正しい知識をご紹介！

　かつて、下から確認する事が困難な軒天を足場を組んで初めて確認したとき、大きく空いた穴に小動物が巣にしていた痕跡があったこともありました。近くに大きな木があった為、おそらくそこを出入り口に行き来していたと推測出来ます。ですが、細い木であった為、人が昇るのは困難でした。

　こうした見積もりの段階で予測できない・認識できない要因が発生した場合、そこを修理するために見積金額の変更が生じてしまう可能性があります。

　そうした場合においてモルタル外壁は少々厄介です。経年劣化が進行してしまいますと塗膜がその層ごと剥離してしまう可能性があります。密着している部分・そうでない部分は、打診音で判断する事が可能なのですが、足場が設置されていない見積もりの段階では、調査出来る範囲も限られています。

　こうした場合、お見積り時点では打診出来た面積のうちどれだけ密着されていなかったかを計算して金額を提示しています。正確な金額をご提示できるのは、やはり足場を仮設してからとなります。

　最初はとても感じが良く、全く悪い人には見えませんでしたが、工事が進行するにつれて急に態度が変わり「外壁の損傷が想定以上だったため、追加料金が必要だ」と言い出したそうです。その金額が最初に支払った額の数倍の金額であった為、「そこまでの費用は出せないから、追加費用なしで出来る範囲での工事を続けてほしい」と伝えた所、「これ以上工事を進める事は出来ない」と言って、途中で作業を中止してしまったそうです。

　どうしようない為、他の施工業者へ相談した所、数社は現地調査の来てくれたそうですが、「工事の品質を抜きにしても、下塗りで何が塗装されているか分からないから工事を引き受ける事は出来ない」と工事を断られてしまったそうです。

　下塗りの段階で現場を放り出してしまうケースは本当に困ります。中塗りまで完了していれば、次回の外壁塗装を早期に行いたいと考える方もいらっしゃいますし、中塗りの途中であれば「追加料金を支払うから中塗りだけは完成させてほしい」と値切った交渉も可能です。
　本当に悪意を持っている業者の場合、下塗りにこれから塗装すると言っていた塗料と相性が良くない物を使用している場合があります。後を任された業者がそれを信じて塗装してしまいますとすぐに塗膜が剥がれてしまいますので、下手をしたらその塗装をした業者に責任がある事態になってしまうのです。

　外壁塗装など屋外で行う施工は天候によっても左右されます。その為、悪い天気が続きますと工期も伸びてしまい、完工まで月日が掛かってしまう事があります。ですが、そうした場合、追加料金が発生する事はありませんのでご安心ください。
　業者へお客様がお支払いするのは、作業費・材料費です。作業が発生していない日に作業費が発生する事はあってはなりません。

　外壁塗装にどの程度の費用が必要か知りた方がおられましたら、ぜひ無料点検・お見積りをご活用ください。
点検にお伺いさせて頂いた際に、外壁・屋根に限らず他の塗装をご要望でしたら、そちらのお見積りもさせて頂きます。
　また、お客様が工事をご希望されている個所以外に優先すべきメンテナンスが確認された場合、そのこともお伝えいたします。
　優先してメンテナンスが必要な箇所、お客様が工事をご希望されている個所の修繕費用の総額を予め知っておけば、予算の都合も付けやすくなり、今後の計画も立てやすくなると思います。