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更新日 : 2024年05月16日
更新日 : 2024年05月16日
室内塗料で解決できるお部屋のお困り事!注意点やおすすめ塗料もご紹介!
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【動画で確認「室内塗装でお悩み解決」】
長い文章のページとなっていますので、内容を動画でもまとめています。
動画で見たいという方は是非ご覧ください!
目次
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お住まいの塗り替えのご要望を頂く場合、外壁・屋根・堀や門扉といった箇所がほとんどですが、室内・お部屋の中の塗装も、もちろん対応可能です。
室内壁の汚れを気にされている方や、室内のイメージをガラリと変えたいと思われている方には、オススメです!
一般的にお部屋・内装壁のリフォームはクロスの張替えによって行われます。しかし、塗り替えならではの魅力や、塗料が持つ機能によってお部屋を快適に出来るメリットもありますので、お部屋のリフォームをご検討されている方や、お部屋のお困り事をお持ちの方におすすめです。
クロス張替えのメリット
現在、お住まいの内壁にはクロス(壁紙)仕上げが多く使用されています。主にビニール製のクロスが一般的で、自由な色や表面の凹凸を作りやすく、コストも抑えられることから広まりました。
1~2部屋分のクロス張り替えなら、わずか1日で完了できますのでお手軽かつ経済的にリフォームを行いたい方や、デザインにこだわりたい方におすすめです。また、キッチン周りなどで油がはねた場合でも、簡単に掃除できることもメリットです。
ただし、経年によりクロスは日焼けや黄ばみ、手垢などが目立つようになり、美観が損なわれていきます。また、クロスが傷ついてしまった場合、一部の修復が難しいこともデメリットの一つです。接着剤を選ぶ際には、ホルムアルデヒドなどの揮発性有機化合物(VOC)が少ないものを選択しましょう。ホルムアルデヒドの放散量が少ない製品にはF☆☆☆☆の表示があります。
塗装のメリット
一方で、クロスにはない独自の風合いや温かみを演出することが出来る、塗装によるリフォームを選択される方も増えています。塗装によるリフォームはなんといっても自由度の高さや豊富なカラーバリエーションが一番の魅力です。
塗料の種類にはクロスよりも多くのバリエーションがあり、お好みの色を選ぶことができます。また、壁ごとに色を変えるのも簡単です。壁の色を塗り替えることで、お部屋の雰囲気を今よりも明るくすることができます。例えば、同じ「白」でも100以上の異なる種類があり、大胆な色の変更がなくてもお部屋のイメージを明るく変えることができるでしょう。
また、塗装の手法によっては、ウェザリング(シャビー塗装)を用いてわざと経年劣化の風合いを出し、ビンテージ感を演出したり、骨材入りの塗料を利用して、コテ塗り、櫛引き、刷毛引きなどの特殊模様を作り出すこともできます。これにより、既製のクロスとは異なる質感を実現し、お部屋に独自のスタイリッシュな雰囲気を持たせることができます。
お部屋のインテリアにこだわりを持っている方や、商業施設や店舗の内装にも大変おすすめです。室内塗装は適切な塗料の選択により、お部屋に様々な機能を追加することも可能です。
1.暗いお部屋を室内用鋼拡散反射塗料を使用して明るく!
「部屋が建物の中央に位置しており、外部に面している壁が存在しません。また、2階の部屋があるため天窓も設置できず、太陽光採光機も考えたけれど業者から光ケーブルの引き込みと取り回しが複雑で大がかりな工事になると言われ打つ手がありません…」
自然光による採光は出来ませんが、同じ電灯を使用してお部屋を明るくすることが可能です。室内用の高拡散反射塗料を使用すれば、塗布面の拡散反射率が高まり、同じ光の量でもお部屋をより明るくすることができます。
また、この塗料は艶消し仕上げなので、眩しさを心配する必要もありません。夜間に仕事をされる方やオフィス環境では、電力消費が少ない電灯に切り替えることで光熱費の節約にも期待できます。
日本ペイント「アカルクス」
高拡散反射性能に特化した艶消し塗料です。「アカルクス」は、従来の塗料の拡散反射率が88%であるのに対し、90~95%(カラーにより変動)の拡散反射率を実現しています。これにより、室内の照度を向上させることができます。
2.調湿機能を備える室内用塗料を使用して夏のジメジメ・冬のカラカラを解決!
古くから内壁の材料として使用される漆喰・珪藻土などは、湿度が高い時には吸湿・低い時には放出するといった調湿機能を備えています。
現在、こうした特性を持つ漆喰・珪藻土が配合されている調質機能を備えた内装用塗料が存在します。
また、漆喰・珪藻土が含有されていない調湿機能を備えた内装用塗料も販売されていますし、クロスの中にも調湿機能を備えたものが存在する為、ご自身のお好みで選定しましょう。
エスケー化研「SK調湿ウォール」
SK調質ウォールは、天然素材の珪藻土が含有されている内装用仕上げ塗材です。
吸放湿機能を備えている事から室内の湿度を一定に保つ事が可能で、結露・カビの発生を抑えられます。
また、日本古来の土塗壁を思わせる風合いが特徴的です。
3.消臭機能を備えた室内用塗料でペット・タバコなどの嫌な臭いを抑制!
室内用塗料には様々な消臭機能を備えたものがあり、そのメカニズムも塗料によって変わってきます。臭いを吸着するものや、光触媒を利用して分解するもの、さらに金属イオンを活用するものもあります。
お部屋の臭いが部屋干しした洗濯物に移ってしまうこともありますし、逆に洗濯に使用した柔軟剤の臭いがお部屋に移り異臭となってしまうケースもあります。
消臭機能を備えた塗料はそうした症状を抑える事が可能です。特に、お住まいにペットがいるご家庭や、愛煙家の方には非常におすすめいたします。
また、同様の機能を備えたクロスも販売されていますので、こちらもお好みで選定頂ければと思います。
4. ウィルス・細菌の増殖を抑え有害物質を吸着除去!
シックハウス症候群の原因の一つが揮発性有機化合物(VOC)の一種であるホルムアルデヒドです。
なんと、塗料の中にはホルムアルデヒドを吸着し、分解・無害化するものも存在します。
また、食虫毒の原因物質である大腸菌、黄色ブドウ球菌やMRSAの増殖を抑える機能を持った塗料も販売されています。
さらに、塗膜表面に付着したウィルス・雑菌を抑制する機能をもった塗料もあります。こうした機能は健康被害を及ぼすウィルス・菌に気を付けなければならない現代において非常に大きなメリットですよね。
VOC ― Volatile Organic Compounds
VOCとは塗料・接着剤・ガソリン・シンナーなどに含有される、トルエン・ベンゼン・フロン類・ジクロロメタンを指します。シックハウス症候群、化学物質過敏症の原因物質と言われており、光化学オキシダント、浮遊粒子状物質などに分類されます。
MRSA ― Methicillin-resistant Staphylococcus aureus
黄色ブドウ球菌であり、抗生物質「メチシリン」に耐性を持っています。
常在菌である一般的な黄色ブドウ球菌と同様の特徴を持つことから、免疫力が低下していなければ感染の心配はありません。
ただし、一度発症してしまいますと抗生物質が効かない事から治療が難しく重症化するケースもあります。
日本ペイント「PROTECTONインテリアウォールVK-200」
光触媒の化学反応を利用する事で、弱い照明の光であっても付着したウィルス・菌を99.9%抑制する機能を備えています。
さらに、VOCの放出がほぼ無い上、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒドを科学吸着・除去する事が可能です。
ブライトン株式会社「エラストコート」
マットな質感を持つ調質性能に優れた塗料です。水性であることから、塗料独特の臭いも抑えられており、内壁・室内天井にも塗布する事が出来ます。また、珪藻土の壁にも使用可能です。
エスケー化研「セラミフレッシュIN」
付着してしまった食べ物汚れ・手垢などの染み込みを防止する機能を備えている為、例え汚れが塗布面に付着してしまっても落としやすくなります。優れた抗菌性・防カビ性も備えている為、お部屋を衛生的に保てます。
室内塗装にはF☆☆☆☆(Fフォースター)の塗料が必須
シックハウス症候群は倦怠感やめまい、頭痛、湿疹、のどの痛みや呼吸器疾患など様々な症状を引き起こしますが、その原因物質がホルムアルデヒドです。
アルファベットのFを頭文字に☆の表記は、ホルムアルデヒドの放散量を示す指標であり、星の数が増える程放散量が少ない事を表しています。
F☆☆☆以下の使用面積は、改正建築基準法により定められています。しかし、その一方でF☆☆☆☆にはその制限がありません。
その為、一般的な業者であればF☆☆☆☆の塗料を室内塗装に使用します。
DIYなど、ご自身で室内や家具の塗装を行う場合にも、F☆☆☆☆の塗料を使うようにしましょう。
屋内・室内の塗り替えは病院・幼稚園などでも施工されています
一昔前に販売されていた塗料には揮発性有機化合物(VOC)とその一部であるホルムアルデヒドが含有されていました。
しかし、現在販売されている内装用塗料のほとんどはVOCの放出量が最低限に抑えられています。
その為、安全性も確認されている事で病院・幼稚園ホテルなどに屋内・室内問わず利用されています。
塗料の安全性についてご不安・ご心配をお持ちの方がおられましたら、お気軽にご相談下さい!
浸透性塗料・クリア塗装で素材の木目を活かした塗装が可能
天井や柱などで木材の自然な風合いを活かしている場合、塗装をしてもその美しさを残したいとお考えの方もいらっしゃると思います。浸透性塗料は表面に膜を形成せずに木材に浸透し、木目を残しつつも木材の劣化を防ぎます。ただし、使用する塗料には可能な限り水性塗料を選びましょう。
また、木材の表面に透明な塗膜を形成し、ツルツルとした触感を持つクリア塗装も選択肢の一つです。
マグネット塗料を使用すれば磁石がくっつく壁に!
マグネット塗料には鉄粉が混ぜ込まれている為、塗布面に磁石がくっつく様になります。下塗り材ですので、仕上げ塗料にお好きな色の塗料を使用する事が可能です。壁面にメモやポスターを貼り付けられるので、場所によっては非常に便利さを感じられると思います。
壁を黒板・ホワイトボードとして使用可能にする塗料
塗布面を黒板やホワイトボードとして利用可能に出来る塗料も存在します。
カフェなどの店舗内装に使用してもお洒落ですし、お子様のお部屋に使用するのもおすすめです。
室内塗装で心配の塗料の臭い
塗料は「臭いがきつく健康に悪い」といったイメージが強い事から、室内の狭い空間で塗料を使う事を心配される方もいらっしゃると思います。
ですが、そうした臭いは前述させて頂いたVOCの含有が強く影響していますので、現在販売されているVOCの含有量が少ない多くの塗料は臭いが抑えられていると言えます。
また、水性塗料で「低臭気」と表記がある塗料を選べば、なお安心できます。
ですが、一昔前より臭いは抑えられると言っても完全に無臭という訳にはいきません。
体への悪影響は無いですが独特の臭いを感じてしまう場合もあります。塗装完了後は窓を開けるなどして出来るだけ換気しましょう。
臭いは塗装完了後、2~3日程度で気にならなくなります。
施工日数はどれくらいかかる?
塗装施工には、一般的に以下の工程が必要となります。
1日で塗装施工が完了するケースもありますが、施工日数は塗布面積によっても変動致しますので数日掛かるケースもあります。
「既存の壁紙剥がし」…
既存の状態がクロス貼りであり、撤去が必要な場合には全て剥がします。(クロスの上から塗装可能な塗料も存在します。)
「下地調整」…
クロスの剥がし残し・汚れなどを落とすことで、塗料がしっかりと密着されるように下地を整える工程です。特に、石膏ボードの場合には、パテなども使用して平滑にする必要があります。
「養生」…
塗装を施さない面に塗料が付着する事を防止する為、ビニール・マスカーで覆います。
「下塗り」「中塗り」「上塗り」…
下塗り材を使用して1回、その後2回で塗装を仕上げていきます。一度塗装をした後には最低でも3~6時間ほどの乾燥時間が必要となります。
「点検・完工」…
乾燥・点検を行った後、養生を撤去して完工となります。
塗料が完全に乾くまで触ってしまう事は厳禁です。ご不便をおかけしてしまいますが宜しくお願いいたします。
室内塗装はDIYで可能?
最近では、ホームセンターやネットショップなどで多種多様な塗料・道具を購入する事が出来ますので、お部屋だけなら…とDIYに挑戦される方も多いです。
しかし、下地処理が不完全であったり、不十分な乾燥時間で重ね塗りをしてしまうなど慣れていない事から数年で剥がれなどの不具合が生じてしまうリスクもあります。
綺麗に仕上げたいとお考えであれば、やはりプロに依頼される方が安心できます!
塗装リフォームが完了した後に、軽微な汚れ・傷をタッチアップすることや、部分的に絵や模様を描くなどのDIYであればおすすめです。
バルコニーから発生した雨漏りにより、室内に大きな雨染みが発生してしまいました。
バルコニーの防水工事をしたことで雨漏りの心配は無くなりましたが、室内に雨染みが残った状態は何とかしたいですよね。
雨染みが生じている天井の塗り替え工事をさせて頂きました。
雨漏りによって生じてしまった天井の雨染みです。 非常に大きな雨染みですのでこれでは見るたびに気が滅入ってしまうでしょう。
天井の張替えも候補の一つではありましたが、この2か所だけ張り替えるのももったいないというお話になりました。
また、クロスの張替えも建材が接着しにくい材質であった為、天井の塗り替えによる施行になりました。
塗装を行う前の下準備として、照明などの取り外し、清掃・下地調整を行います。
その後、養生を行っていきます。
養生をしっかりと行う事で棚の上など、そのままの状態で施工する事が可能になります。
床もカーペットを敷いたままですし、机・棚もそのままの状態です。
養生を外せばすぐにでも生活できる状態で施行させて頂きます。
家具の位置も変えず、壁に掛けられた写真もそのままの状態です。
塗料には、水性エコエースとエコフラットを使用させて頂きます。
室内塗装用に製造されている為、低VOCであり、臭いも抑えられています。
DIYで室内塗装をお考えの方も必ず室内塗装用の塗料をご使用下さい。
最初に雨染み部分に塗装をしてみて塗料により覆い隠せるかどうか(隠蔽性)を確認します。
雨染みが少し確認出来ますが、さらに重ね塗りを施しますので問題ありません。
写真のように柄の長いローラーで塗布をしていきますが、塗料の浸けすぎは塗料の垂れや無駄に繋がりますので注意します。
重ね塗りが完了したら、雨染みがしっかりと隠蔽出来たを確認します。
非常に稀ですが、乾燥後に雨染みが隠蔽できていなかったケースもありますので、確認は何度も行います。
室内塗装工事の完了です。雨染みもすっかり消えてなくなり綺麗になりました。これで天井を見上げる度に嫌な思いになる事もなくなりますね。
天井が見違えたことでお客様にも大変お喜び頂けました。
養生の撤去が完了したら、外した照明器具の復旧も行います。天井が明るくなったことで工事前と比較して明るく感じます。
照明器具の動作確認が完了しましたら竣工となります。
工事を完了して終わり…では無く点検にお伺いさせて頂きますので、どうぞよろしくお願いいたします。
お部屋は生活の中でも長時間過ごしますので、可能な限り快適にしたいですよね。雨染みがあっては見るたびに嫌な思いになりますし、お好みのデザイン・色に出来ればよりくつろげる空間になるのではないでしょうか。
街の外壁塗装やさんでは、外壁塗装に限らず室内リフォームも対応可能です。お部屋の塗装・クロス(壁紙)・天井や床の張替えもお気軽にご相談下さい。
経年による汚れや壁に付いた傷、雨漏り被害による天井の雨染み・クロス剥がれのお困り事、店舗・ビルの改装につきましても街の外壁塗装やさんにお任せください。
室内や建物全体の状態を点検・確認させて頂き、ご相談をさせて頂いた上で最適な施工方法をご提案させて頂きます。
街の外壁塗装やさんは日本全国へ展開中です!
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