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更新日 : 2025年01月31日
更新日 : 2025年01月31日
軒天のカラーで住まいの印象が一変!おすすめの配色と施工例をご紹介
「軒天の色は白しか選べない」と思っていませんか?
外壁塗装の際には、軒天の色にも注目してみましょう。軒天のカラーを工夫することで、住まいの印象が大きく変わることがあります。
どんな色が軒天に適しているのか、選び方のポイントや注意すべき点、さらに人気のカラーについて、施工事例とともに詳しく解説します。
外壁塗装をご検討中の方や、軒天のカラー選びに迷われている方にとって、役立つ情報をお届けします。
目次
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軒天とは、建物の外壁よりも屋根が張り出した際に、その裏側にあたる部分のことを指します。わかりやすく言うと、下から見上げたときに見える、屋根の裏側の仕上げ部分です。
面積自体はそれほど大きくないものの、意外と目につきやすく、住宅の美観に影響を与えるポイントでもあります。
近年は軒のないデザインの住宅も増えていますが、切妻屋根や寄棟屋根、片流れ屋根、差し掛け屋根など、多くの住宅では軒が設けられています。
軒の長さは建物ごとに異なりますが、狭い軒天であっても、広い軒天であっても、外壁塗装を行う際には軒天の塗装も忘れずに行うことが重要です。
塗装を施すことで、住宅の統一感が生まれるだけでなく、劣化を防ぐ役割も果たします。
軒天の色に拘ろう
軒天の色は「無難に白でいいのでは?」と考える方は多いでしょう。
実際、街中の住宅を見ても軒天が白系で仕上げられているケースがほとんどです。白はシンプルでどんな外壁にもなじみやすく、幅広い住宅デザインに対応できるため、塗装の際に選ばれることが多いのも事実です。
しかし、せっかく塗装をするなら、白だけにこだわらず、思い切って異なる色を取り入れてみるのも一つの選択肢です。
家の印象をより個性的にしたい方や、外壁とのコントラストを楽しみたい方にとって、軒天のカラーを工夫することで、建物全体の雰囲気を大きく変えることができます。
白を選ぶ前に、一度他の色を検討してみるのも面白いでしょう。
家のイメージを刷新したい場合や、外壁との調和を考えた軒天の色を追求したい場合には、豊富なカラーバリエーションの中から最適な色を選ぶことで、より魅力的な外観を演出できます。
塗装の際には、ぜひ軒天のカラーにもこだわってみてください!
軒天が明るい色だとどんな印象になる?
軒天は構造上、日陰になりやすい部分です。そのため、清潔感や開放的な雰囲気を出したい場合は、白やアイボリーなどの明るめの色がおすすめです。
これらのカラーは外壁の色を選ばず、どのようなデザインにも馴染みやすいため、軒天を自然に引き立てながら、建物全体の調和を保ちます。
特に、ナチュラルテイストや温かみのある雰囲気を演出したい場合には、明るい色の軒天が適しています。
軒天が暗い色だとどんな印象になる?
では、軒天をブラックやチャコールグレー、ダークブラウンなどの濃い色にするとどうなるのでしょうか?
軒天がダークカラーになることで、視覚的に引き締まり、スタイリッシュでモダンな印象を与えます。特に、外壁が濃い色の場合、同系色の軒天を選ぶことで統一感が生まれ、建物全体が洗練された雰囲気になります。
また、コントラストを強調したい場合は、外壁が明るい色でも軒天を暗い色にすることで、立体感が生まれ、メリハリのある仕上がりになります。
軒天の色に正解・不正解はありません。
建物全体のデザインや、どのような印象に仕上げたいかによって最適な色が決まります。
「ナチュラルで優しい雰囲気にしたい」なら 白やベージュ系
「モダンで洗練された印象にしたい」なら 黒やダークグレー系
色選びに迷ったら、建物のデザインや外壁の色に合わせたバランスを考え、専門業者に相談すると良いでしょう。街の外壁塗装やさんは、プロの視点で、建物全体の美観を引き立てる軒天カラーをご提案いたします。
外壁の色を決めた後に軒天の色を考えるとスムーズ
軒天の色を選ぶ際、まずは外壁のカラーに合わせることが基本的な考え方になります。
外壁塗装を考えるとき、ほとんどの方は最初に「どの色にしようか?」と、建物のメインカラーを決めます。例えば、清潔感のある明るい色にするか、鮮やかなカラーを選ぶか、ツートンカラーにするかなど、さまざまな選択肢があります。
外壁の色がある程度決まったら、その印象に調和する軒天の色も考えてみましょう。
迷ったら無難な白系を選ぶのが安心
「外壁の色は決まったけれど、軒天の色まで考え始めると迷ってしまう…」という方も多いかと思います。
特に、軒天を目立たせたいわけではなく、シンプルに仕上げたい場合は白系統を選ぶのがおすすめです。
白は、どの色とも相性が良く、住宅全体を統一感のあるナチュラルな雰囲気に仕上げてくれます。また、外壁が明るい色でも、濃い色でも、軒天を白にすることで違和感のないバランスを作ることができます。
ただし、「真っ白だと汚れが目立つのが気になる」という方はアイボリーやベージュ、淡いグレーなどの明るめの色を選ぶと、落ち着いた仕上がりになります。
外壁と色を統一するのも一つの方法
もう一つの人気の選択肢が外壁と同系色にする方法です。
特に、外壁と軒天の素材が同じ場合、統一感を持たせるために同じ色や似た色を選ぶことが多くなります。
例えば…
・外壁がブラウン → 軒天もブラウン系に統一
・外壁がグリーン → 軒天もグリーン系にする
このように外壁と軒天の色を合わせることで一体感のあるデザインになり、違和感のない洗練された印象を与えることができます。
付帯部と軒天の色をそろえるのもおすすめ
破風板や鼻隠し、雨樋などの付帯部分の色と軒天の色を揃えるのも、自然な配色のひとつです。
軒天に外壁とまったく違う色を使用することは少なく、屋根や付帯部のカラーとの調和を意識すると、美しくまとまりのある仕上がりになります。
特に、外壁塗装の際には付帯部の色をアクセントカラーとして活用し、全体のバランスを整えることが一般的です。軒天の色もこの配色に組み込むことで、より洗練された印象になります。
木目を活かした無垢材の軒天ならクリア塗装が最適
軒天にはケイカル板(ケイ酸カルシウム板)という不燃性の建材が一般的に使用されますが、一部ではベニヤ板、合板、無垢材などの木質素材が採用されることもあります。
木材を使用した軒天の場合、塗装を施さずに放置すると湿気による腐食やカビ・苔の発生、反りやひび割れなどが起こるリスクがあります。そのため、定期的な塗装メンテナンスが必要になります。
しかし、木目が美しい無垢材の軒天に通常の塗料を塗ってしまうと、せっかくの自然な風合いが隠れてしまいます。
そこでおすすめなのがクリア塗装です。
クリア塗装なら、木目の質感を活かしながら、雨や湿気による劣化を防ぎ、カビや苔の発生も抑えることができます。
ただし、すでに汚れや傷みが進行している場合、クリア塗装では対応できないこともあります。その場合は、軒天の状態を確認し、最適な施工方法をご提案いたします。
軒天の色は建物の印象を大きく左右する要素のひとつです。
ここでは、定番カラーから個性的なアクセントカラーまで、軒天に適した色をご紹介します。
白系|どんな外壁にも馴染む定番カラー
軒天のカラーとして最も選ばれているのが白系です。
純白だけでなく、アイボリーやライトベージュなどのソフトなトーンも多く採用されます。
✅ 白系が選ばれる理由
・どんな外壁色にも調和しやすい
・清潔感があり、開放的な印象を与える
・建物全体を明るく見せる効果がある
ただし、汚れやカビが目立ちやすいため、メンテナンスのしやすさを考慮して防汚性や防カビ性の高い塗料を選ぶと良いでしょう。
黒・ダークカラー|引き締め効果で洗練された印象に
軒天にブラックやダークカラー(ダークグレー、ネイビー、ダークブラウンなど)を採用すると、建物全体がグッと引き締まり、シャープでモダンな印象を演出できます。
✅ ダークカラーが向いているケース
・シックで落ち着いたデザインにしたい
・外壁が黒やグレーなどの濃色系で統一されている
・建物の輪郭を際立たせたい
暗い色は高級感を演出しやすく、スタイリッシュなデザインに最適です。
ただし、光を吸収しやすいため夏場に軒下の温度が上がりやすい点には注意が必要です。
アクセントカラー|個性的で目を引くデザインに
軒天を鮮やかなカラーにすることで、遊び心のあるデザインを実現できます。
例えば、以下のようなカラーがアクセントになります。
🎨おすすめのアクセントカラー
・赤・オレンジ・イエロー → 活気のある元気な印象
・ブルー・ターコイズ・グリーン → 爽やかで個性的な雰囲気
周囲の建物とは違うオリジナリティを出したい方や、ポップなデザインを楽しみたい方におすすめです。
カラーシミュレーションを活用し、全体のバランスを確認しながら決めると安心です。
軒天の色選びで外観をグレードアップ!実例をご紹介
ツートンカラーに合わせて軒天をブラックに統一
外壁を白と黒のツートンカラーで仕上げる際、軒天にはブラックを採用しました。
黒い軒天が建物の上下を引き締めることで、白の外壁がより際立ち、モダンで洗練された印象に仕上がっています。コントラストを活かしながら、落ち着きのあるデザインになりました。
アクセントとして軒天をホワイトに配色
外壁をダークカラーに塗り替えた際、軒天には白系を選びました。
さらに、バルコニー部分にも白をアクセントとして取り入れることで、暗くなりすぎることなく、明るさとバランスを保つデザインになっています。白い軒天が光を反射することで、建物全体が重くなりすぎず、柔らかい雰囲気が演出できます。
外壁と統一したグレーの軒天で汚れを目立ちにくく
2階部分の外壁をグレーに塗り替えるのに合わせ、軒天も同じカラーで統一しました。
これにより、全体の一体感が生まれ、統一感のある外観に仕上がっています。また、施工前に気になっていた軒天の汚れも、グレーを選んだことで目立ちにくくなり、メンテナンスの手間も軽減できる効果が期待できます。
軒天は日陰になりやすいことを考慮する
軒天は屋根の裏側に位置するため、直射日光が当たらず、常に影になりやすい部分 です。そのため、塗装した色が実際よりも暗く見える ことがあります。
例えば、外壁を ネイビーブルー にした場合、軒天も同じ色で塗装すると、日が当たる外壁は鮮やかに見えますが、影になった軒天は黒っぽく見えてしまう ことがあります。
このように、外壁と同じ色を選んでも、光の当たり方によって印象が異なる ため、事前に仕上がりのイメージを把握しておくことが大切です。
✅ 暗くなりすぎないようにする工夫
軒天の印象を重くしすぎたくない場合は、外壁よりもワントーン明るめの色を選ぶのがポイント です。
例えば…
・外壁がブラックなら、軒天はダークグレー
・ネイビーブルーの外壁なら、軒天はライトネイビー
このように、適度な明るさを加えることで、バランスの取れた仕上がりになります。
素材によって最適な塗料を選ぶ
外壁と軒天を塗装する際に、同じ塗料を使用できる場合もありますが、軒天の素材によっては適した塗料を選ぶ必要があります。
✅ 軒天の主な素材と特徴
・ケイカル板(ケイ酸カルシウム板):耐火性・防カビ性に優れた一般的な軒天材
・ベニヤ板・合板:木製素材のため湿気を吸収しやすく、塗料の選定が重要
木製の軒天に外壁と同じ塗料を使ってしまうと、塗膜の剥がれや耐久性の低下 を引き起こす可能性があります。そのため、軒天の素材に適した塗料を選ぶことが必要です。
✅ 軒天塗装に適した塗料の種類
・AEP(アクリルエマルションペイント):水性塗料で、ケイカル板やコンクリートに適用
・NAD(アクリル樹脂系非水分散形塗料):ケイカル板・ベニヤ板のどちらにも適用可能
近年では、さまざまな素材に対応できるNAD塗料が増えており、耐久性の向上が期待できます。
傷んだ軒天はしっかり補修してから塗装を実施
軒天が経年劣化で損傷している場合、まずは適切な補修を行い、その後に塗装を施します。
軒天材が剥がれたり、欠損している状態のまま塗装をすることはありません。
ケイカル板(ケイ酸カルシウム板)や木製の軒天材にひび割れ・剥がれ・腐食などの劣化が見られる場合、まずは補修作業を優先し、下地を整えた上で塗装を行います。
軒天の張り替え|大きな劣化には交換対応
軒天が水分を含み、著しく劣化している場合や、下地が腐食しているケースでは、部分補修ではなく、張り替えが必要となります。
✅ 張り替えが必要なケース
・軒天材がボロボロに崩れている
・雨漏りや湿気で下地まで傷んでいる
・劣化が激しく、塗装ではカバーできない
このような場合、新しいケイカル板や合板を使用し、下地からしっかり補強した上で施工します。
軒天は外部に露出しているため、雨風の影響を受けやすい部分です。点検を行い、必要に応じて適切な補修方法を選択することが重要です。
増し張り(カバー工法)|コストを抑えつつ耐久性を向上
軒天の表面材だけが劣化している場合、既存の軒天の上から新しいケイカル板や合板を重ねて施工する「増し張り(カバー工法)」が有効です。
✅ カバー工法のメリット
・既存の軒天を撤去しないため、廃材処分費が削減できる
・補強しながら仕上げられるため、強度が向上する
・施工期間の短縮が可能
ただし、下地に腐食や劣化が見られる場合は必ず下地補修をしてからカバー工法を実施 する必要があります。
外壁塗装を検討する際、多くの方が色選びに悩まれます。
特に、軒天のような細部の色は見落としがちですが、建物全体のバランスに大きな影響を与える重要な部分です。
軒天は「目立たない部分」と思われがちですが、色の選び方次第で建物の印象が大きく変わります。
私たちはこれまで数多くの住宅・建物の塗装を手掛けてきました。
塗装の色選びでお悩みの際には、過去の施工実績や事例をもとに、最適なアドバイス をさせていただきます。
✅ こんなご希望もお聞かせください!
・「センスの良い色合いにしたい」
・「明るく爽やかな印象にしたい」
・「外壁と調和する色を選びたい」
お客様が「塗装して良かった!」と心から満足できる仕上がりを目指し、プロの視点でしっかりとサポートいたします。
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