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外壁塗装はローラー塗りと吹き付け塗装、どれを選ぶのが正解なのか

外壁塗装を行う上で、ローラーによる塗り替え、機械を使った吹き付け塗装、そして刷毛を使った塗装があるのは皆様、ご存知だと思います。これらのうち、「どれが最適な塗装方法なのか」、「一番、長持ちする塗り替えの工法はどれなのか」という疑問をお持ちの方も多いと思います。
巷では『塗料を厚く塗れるローラー塗装で外壁塗装した方がそれだけ長持ちしますよ』という業者もいれば、『均一に塗れる吹付け塗装が安心ですよ』という業者もいます。両方とも最もらしい言い分なので、どちらが本当なのか判断がつきませんよね。
実はそれぞれにメリットとデメリットがあり、正しい施工方法で行えば差はほとんどありません。ただ、それぞれ得意分野があり、外壁材やご自分が望む意匠性や模様などで最適な塗装方法は変わっていきます。
巷では『塗料を厚く塗れるローラー塗装で外壁塗装した方がそれだけ長持ちしますよ』という業者もいれば、『均一に塗れる吹付け塗装が安心ですよ』という業者もいます。両方とも最もらしい言い分なので、どちらが本当なのか判断がつきませんよね。
実はそれぞれにメリットとデメリットがあり、正しい施工方法で行えば差はほとんどありません。ただ、それぞれ得意分野があり、外壁材やご自分が望む意匠性や模様などで最適な塗装方法は変わっていきます。
【動画で確認「外壁塗装ローラーVS吹き付け」】
長い文章のページとなっていますので、内容を動画でもまとめています。
動画で見たいという方は是非ご覧ください!
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目次
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現在の外壁塗装はローラーを使った塗り替えがメイン

これまで外壁塗装をしたことがなく、ただいま検討中という方も数度くらいは塗装工事の現場を見たことがあると思います。ご近所で戸建ての塗り替えを見たことがあるという方もいれば、街中で比較的大規模なビルなどの建物の工事を見たことがあるという方もいるでしょう。
外壁塗装には主な工法としてローラーに塗料を含ませて塗るローラー塗り、機械を使って塗料を粒子状にして飛ばして外壁に吹き付ける吹き付け塗装、そして手の入りにくい細かい部分を塗る刷毛塗りがあります。
外壁塗装には主な工法としてローラーに塗料を含ませて塗るローラー塗り、機械を使って塗料を粒子状にして飛ばして外壁に吹き付ける吹き付け塗装、そして手の入りにくい細かい部分を塗る刷毛塗りがあります。
これらのうち、現在の外壁塗装では多くがローラー塗りで行われています。次に行われているのが吹き付け塗装です。刷毛塗りはローラーや吹き付けで塗ることが難しい部分を塗るために行われるもので、ローラーや吹き付けと併用されることがほとんどです。



まずはローラーと吹き付けの塗装方法の違いとその特徴、メリット・デメリットなどを知っておきましょう。
毛やスポンジ状のローラーに塗料を含ませて、塗っていく方法です。吹き付け塗装とは違い、塗料の飛散がしにくいため、近隣との距離が近い現在の住宅事情とマッチしたので、普及したとも言われています。ローラー塗りと刷毛塗りは吹き付け塗装とは違い、道具を使って直接、塗っていくため、手塗りとも呼ばれています。ローラー塗りは面積が広い外壁や屋根を塗る場合でも比較的、スピーディに塗装できることも特徴です。

機械によって空気の力を利用したり、塗料を直接加圧して、粒子状にして塗る部分に吹き付ける方法です。現在のようにローラー塗りが主流になる一昔前は吹き付け塗装が一般的でした。最大のメリットは外壁にさまざまな模様がつけられることと、その作業スピードです。ローラー塗りの数倍早く塗装できると言われており、今でも大規模な建物の塗り替えでは吹き付け塗装が選ばれることもあります。

小さな刷毛を使って塗装していく方法です。ローラーや吹き付けに較べて小回りが効きますので、狭い場所の塗装に向いてします。逆に広い場所の塗装には向いていません。また、ローラーや吹き付けよりも経験と技量に左右される工法なので、仕上がりに差が出やすいと言えるでしょう。それこそ昔は刷毛だけで建物を塗っていたのですから、その頃を知る方々には本当に頭が下がります。


同じ外壁塗装をするなら、仕上がりが綺麗で、なおかつ長持ちする方法で塗ってもらいたいですよね。世の中にはさまざまな業者がおり、「ローラー塗りの厚い塗膜で耐久性に富んだ外壁塗装を実現」というところもあれば、「吹き付け塗装で均一の塗膜による綺麗な仕上がりで次の塗り替えまでの期間を長く」というところもあります。実はどちらの説明も理にかなっているのです。
結論を言いますと、施工手順をしっかりと守って塗装するならば、ローラーによる塗装でも、吹き付けによる塗装でも差はほぼありません。
結論を言いますと、施工手順をしっかりと守って塗装するならば、ローラーによる塗装でも、吹き付けによる塗装でも差はほぼありません。

それよりも、塗料の希釈率を守る、乾燥時間を厳守するなどの施工に関しての品質が高い業者選びに注力すべきなのです。それではその理由を順番に見ていきましょう。
外壁塗装でも、屋根塗装でも、その他の部分の塗装でも、そもそも塗料というのは単位面積当たりの塗布量が決められています。それより少ないのはもちろんのこと、多くても問題が発生する可能性があるのです。




DIYでテーブルや椅子などちょっとした家具を塗装した経験がある方もおられるのではないでしょうか。刷毛やローラーで塗ったという方もいれば、スプレーを使用したという方もおられるでしょうし、両方を経験したことがあるという方もおられると思います。
スプレーで塗った方、どうしてスプレーを選んだのでしょうか。両方を経験した方、どちらが綺麗に塗れたでしょうか。
スプレーで塗った方、どうしてスプレーを選んだのでしょうか。両方を経験した方、どちらが綺麗に塗れたでしょうか。
おそらく、スプレーを選んだ方はネットやお店の方から「スプレーの方が綺麗に仕上がりますよ」とアドバイスを受けたのだと思います。両方を経験した方もスプレーの方が綺麗に塗れたと思います。
さまざまな点でスプレー塗料と吹き付け塗装は違いますが、塗料を粒子状にして飛ばすという原理は一緒なので、ここでは同一にお考えください。実は物を均一に塗るなら、その範囲内へほぼ均一に塗料を飛ばせるスプレー塗料や吹き付け塗装が圧倒的に有利なのです。
さまざまな点でスプレー塗料と吹き付け塗装は違いますが、塗料を粒子状にして飛ばすという原理は一緒なので、ここでは同一にお考えください。実は物を均一に塗るなら、その範囲内へほぼ均一に塗料を飛ばせるスプレー塗料や吹き付け塗装が圧倒的に有利なのです。
現在では立地や環境面から、ローラー塗装を選ぶことが多くなるでしょう。どのような塗装をするにしろ、まずは信頼できる業者を選ぶことです。





外壁塗装や屋根塗装においてよく塗料は半製品と言われます。これは塗装されて乾燥するまでは防水性や美観といった塗料に求められる機能を発揮できないからです。外壁塗装や屋根塗装をするなら、半製品を完全な完成品にしてくれる業者を選びたいものです。

建物の細部に渡って調査し、その悪いところや問題ないところをデジカメで撮影するとなると、どうしても30分以上は必要になります。その後、撮影した画像を下に、メンテナンスが必要なところとそうでないところをしっかりと説明してくれる業者、どちらが信用できるでしょうか。
また、こちらが疑問に思ったことに対してしっかりと返答してくれる業者と一方的にお勧めの工事しか言わない業者も存在します。
また、こちらが疑問に思ったことに対してしっかりと返答してくれる業者と一方的にお勧めの工事しか言わない業者も存在します。


今後のことを考えても、お家全体のことを把握しておいた方がいいのは間違いありません。大切なお家のことですから、緊急でない場合以外はじっくりと充分に時間をかけてご家族同士でお話し合いをする必要があります。
まずは街の外壁塗装やさんの無料点検をお試しください。その上で、さまざまなことをご相談くだされば幸いです。
まずは街の外壁塗装やさんの無料点検をお試しください。その上で、さまざまなことをご相談くだされば幸いです。


意匠性が高い窯業系サイディングというと新築後10年以内、外壁の傷みが少ないうちにクリア塗装をしてそのデザインを活かすのが一般的です。クリア塗装はシーラーなどの密着性を上げる下塗り材を使わないために環境や立地にもよりますが、10年以上の年月が経つと厳しくなります。
しかし、クリア塗装でなくてもその意匠性を回復させることは可能です。意匠性があるサイディングで単色という場合にも、塗り替えで多色に塗ることが可能です。
しかし、クリア塗装でなくてもその意匠性を回復させることは可能です。意匠性があるサイディングで単色という場合にも、塗り替えで多色に塗ることが可能です。


こちらのお家、凹凸のある意匠性が高いサイディングが使われていますが、単色です。養生と高圧洗浄を行ったうえで、多色の外壁にイメージチェンジを行います。


まずは下塗りを進めていきます。中塗り、上塗りにナノコンポジットWを使用するので、その専用下塗り材、ナノコンポジットシーラーを塗布していきます。
これで下塗りが完了しましたが、工事途中なので単にシーラーで外壁が白くなっただけに見えません。
これで下塗りが完了しましたが、工事途中なので単にシーラーで外壁が白くなっただけに見えません。


次に中塗り、上塗りと普通に外壁塗装を進めていきます。外壁がシックなダークブラウンとなりました。通常であれば、この工程で外壁塗装は完了です。レンガ調の意匠だった外壁、まだ目地も石材の部分も単色です。しかし、ここから多色にして意匠性を高めます。
まず、目地の色となるのが現在の外壁の色、シックなダークブラウンです。
まず、目地の色となるのが現在の外壁の色、シックなダークブラウンです。

ここで短毛のローラーの出番です。こちらに石材の色となるホワイトをつけて塗っていくと… ローラーの毛が短いので凹んだ目地の部分までは届かず、色がつかないのです。

もちろん、塗料をつけすぎると目地の部分にも届いてしまいますから、ローラーに塗料をつけて不要な塗料は塗料が入った容器に設置されたネットでしごいて落とします。慎重に塗りを2回重ねて、完成です。

どうです、塗り替え前と色が変わった上に意匠性が高く、おしゃれな外壁に仕上がりました。
クラック補修で消えてしまったモルタル外壁の タイル仕上げ模様を吹き付け塗装で復活
現在、吹き付け塗装というと主に新築時のモルタル外壁の塗装で、骨材と塗料を混ぜたものを吹いて外壁をリシンやスタッコといったざらざらな模様にします。
ざらざらを好まないという人には吹き付けタイル仕上げ(ボンタイル仕上げ)というものもあり、こちらは一つ一つの凹凸が丸みを帯びているのが特徴です。
ざらざらを好まないという人には吹き付けタイル仕上げ(ボンタイル仕上げ)というものもあり、こちらは一つ一つの凹凸が丸みを帯びているのが特徴です。



タイル仕上げは何もタイルを使うのではなく、吹き付け用の機械がタイルガンと呼ばれることから、そう呼ばれるようになったそうです。このタイル仕上げには凸凹の粒を大きくする大粒や表面を押さえて平らにしたものが抑え仕上げなどがあります。

新築後の一般的な外壁塗装ではクラックなどの補修部分に模様付けのため、骨材を吹くことはありますが、そういったことをせず、そのまま塗装してしまうこともほとんどです。もちろん、ローラーで塗っても、骨材の質感は消えることがなく、モルタル外壁の特徴はそのままです。
モルタル外壁はクラックが入りやすく、そのクラックが大きなものの場合、それを補修するとリシンやスタッコ、タイル仕上げの模様が消えてしまうこともあります。再び、吹き付け塗装することで部分的に補修することも可能です。
モルタル外壁はクラックが入りやすく、そのクラックが大きなものの場合、それを補修するとリシンやスタッコ、タイル仕上げの模様が消えてしまうこともあります。再び、吹き付け塗装することで部分的に補修することも可能です。


下屋(1階部分の屋根)の取り付け位置からクラックが発生しており、かなり広がっていました。長さはもちろんのこと、幅も0.3mm以上あり、雨水などが浸入してくる構造クラックです。過去、雨漏りに悩んでいたということもあり、その際にシーリングで全部を埋めたそうです。どうもシーリング材は表面をなぞるように塗布されただけで、しっかり充填されているようには見えず、雨漏りが再発する可能性も高そうです。


外壁はモルタルでタイル吹きの押さえ仕上げのようです。今回の工事で最も重要であるクラック補修を行います。これまでのシーリング材をできるだけ剥がし、隙間に樹脂モルタルの奥までしっかりと充填できるようVカットしていきます。


Vカット時に出た外壁の切粉を清掃して取り除いた後、次の工程で使う樹脂モルタルの密着力を上げるため、プライマーを塗布していきます。モルタル外壁の痛々しい姿にちょっと心が打たれます。


処理をしたクラックの部分に樹脂モルタルを埋め込んでいきます。これで不安を感じるようなクラックはなくなりましたが、工事前よりずっと目立たなくなりました。以前よりは雨水などが入りにくくなったでしょうが、この部分にはまだ防水性がありません。

そのまま外壁塗装をしてしまっても防水性という意味では問題ないのですが、模様がない部分はまるでみみず腫れのように見えてしまうので、美観的によろしくありません。そこで、吹き付け塗装をして模様を再生します。

タイル吹きの押さえ仕上げ(ヘッドカット仕上げ)なので、ローラーで押さえて平らにします。

段々と違和感がなくなってきたのが分かるのではないでしょうか。

通常の工程の外壁塗装と同じようにここからは下塗り、中塗り、上塗りと仕上げていきます。ここからはローラー塗装です。

ちょうど、同じ角度から撮った画像があるので、較べてみてください。クラックを補修したとは思えない仕上がりにっています。
まさに適材適所、街の外壁塗装やさんは吹き付け塗装とローラー塗装を組み合わせて仕上げるという方法も実施しています。
モルタル外壁のクラックにお悩みの方、ご相談ください。
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