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更新日 : 2025年02月02日
更新日 : 2025年02月02日
外壁塗装工事の見積書はここに注目!6つチェックポイント・注意点とは?
外壁塗装を依頼する業者の信頼性を確認する上で、非常に重要な要素となるのが業者が作成する「見積書」です。
しかし、外壁塗装見積書をもらった後に 「どうやって見ればいいのか分からない…」 「本当に正しい見積もりか不安…」 と感じる方も多いと思います。
今回は、外壁塗装工事の見積書においてチェックすべきポイントや注意点について詳しくご紹介いたします!
目次
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外壁塗装工事で業者選びを行う際、皆様注目されるポイントが金額です。どの様なお買い物・契約においても、「安さ」は非常に魅力的に感じるものですよね。
しかし、見積書をご提出させていただく側としては、金額だけでなくその内容・記載されている情報にもしっかりと目を通していただきたいと考えています。
見積書は、適切な施工を行える優良業者かどうかを見極める重要な手がかりです。
また、外壁塗装は大切な「契約」の上で行われる為、その内容をしっかり理解したうえで決定することが、後悔の無い外壁塗装に繋がります。
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外壁塗装工事の見積書を受け取った後、項目ごとの詳細について業者に確認をすることで双方の認識を共有しやすくなります。
街の外壁塗装やさんでも、ご不明点についてはお気軽にご質問いただければと思います。
しかし、そうは言っても見積書の形式は業者によって異なるため、少し分かりづらい部分も多いですよね。
そこで、外壁塗装の見積書において特に重要な「6つのチェックポイント」をこれからご紹介いたします。
- ① 塗装の面積や数量の記載があるか
- ② 塗料の種類や名前の記載があるか
- ③ 屋根や外壁の塗装が3回塗りで行われるか
- ④ 工程に合わせ項目がしっかりと記載されているか
- ⑤ 足場の仮設に関する工程・費用の記載があるか
- ⑥ 付帯部に関して記載されているか
それぞれの内容について、詳しく解説していきます。
1つ目のポイントは、塗装する面積やその他の数量が見積書に正確に記載されているかどうかを確認することです。
外壁・屋根塗装において、足場の設置・高圧洗浄などは「塗装面積」を基に金額が算出されます。
その為、そうした数字は「金額の根拠」とも言える非常に需要な要素です。
もし面積や数量が記載されていない場合、見積もりはおおざっぱに作成された可能性が高く、実際に施工される工事の品質にも期待できません。
施工面積・数量の記載の有無と併せ、その数字が正確かどうかももチェックしておくことが大切です。
2つ目のポイントは、使用する塗料の種類や製品名が見積書にきちんと記載されているかを確認することです。
住宅塗装に利用される塗料には「シリコン塗料」や「フッ素塗料」など、いくつかのグレードがあります。
塗料の選び方によって、性能はもちろん見積もり金額にも大きな違いが出てきます。
また、同じグレードの塗料でも、成分の配合によって性能が異なる場合もあります。
内容の明確化やお客様が塗料の特性を確認できるようにするためにも、お見積書に塗料のグレードや製品名がきちんと記載されていることは大切です。
3つ目のポイントは、屋根や外壁の塗装工事が3回塗りで行われるかどうかを確認することです。
屋根や外壁の塗装工事では、基本的に下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りが行われます。
この工程を守らないと、塗料が持つ性能を十分に発揮できません。
また、塗料メーカーが設定している耐用年数も、3回塗りが行われることを前提にしています。
(塗料や仕様によっては、2回塗りや4回塗りが適切な場合もあります。)
そうした中、下塗りや中塗りなどの工程は完成後に隠れてしまうため、これを省略して利益を上乗せしようとする悪徳業者も存在します。
そのため、屋根や外壁の塗装工事の見積もりには、3回塗りの工程が適切に含まれていることが明確に記載されていることも重要です。
見積書には「下塗り・中塗り・上塗り」や「下塗り・仕上げ塗り2回」など、3回塗りを行うことが確認できる表記がされているはずです。
4つ目のポイントは、各工程ごとに合わせ項目がきちんと記載されているか確認することです。
見積書は塗装工事に必要な工程をいくつかの項目に分けて記載しています。足場の設置や洗浄、養生、外壁や屋根の塗装作業などが含まれますが、それぞれの工程について具体的にどんな作業が行われるのかが明記されていることが理想的です。
例えば、メッシュシートの設置や高圧洗浄、下地補修、コーキングなどは重要でありながら見落としがちな項目です。 工程に併せて項目がしっかりと記載されている見積書は、順番に読み進める事で内容をしっかりと把握出来るため安心できます。
また、内容によっては備考欄でさらに詳しい説明があると、丁寧な仕事ができる業者であると判断する事が出来ます。
5つ目のポイントは、足場の設置についての記載があるか確認することです。
外壁・屋根塗装などの高所作業には必ず足場を設置する必要がありますが、業者によっては見積書に足場に関する記載をしていない場合があります。
こうしたケースでは業者が「足場無料」と宣伝することがありますが、実際には本体工事や他の項目に上乗せされている可能性があります。
足場の設置費用の相場の目安は通常10万~20万円程度ですが、それらの費用が割り振られている項目が適正な金額か評価する事は難しく、不明瞭な見積もりとも言えます。
高所作業において足場は必ずと言ってよい程必要であり、その金額を含んだお見積りでご検討されることをおすすめいたします。
6つ目のポイントとして挙げられるのが、付帯部等の塗装工事が省略していないかという点です!
付帯部とは外壁や屋根といった主要部分以外の構造を指し、軒天や雨樋、破風などがこれにあたります。
「主要部以外」といっても住宅の大切な一部であり、外壁や屋根と同じように紫外線や雨風の影響を受け続けている部分です。
その為、経年により劣化が進みやすい場所でもあります。
一方、付帯部塗装は非常に細かく手間のかかる作業が伴うため、中には省略してしまう業者も存在します。
「全ての部位を塗装してもらえると思っていたのに…」とならない為にも、付帯部塗装についてはお見積書のチェックや施工業者への確認をしっかりと行っておきましょう。
例えば、雨樋のメンテナンスがしっかりと行われていない場合、早い段階で変形や割れといったトラブルが発生してしまいます。
しかし、その修理のために足場の仮設が必要となると、修理に掛かるトータルコストは大きくなってしまいます。
一方、外壁塗装工事などの足場を設置するタイミングで付帯部も一緒にメンテナンスを行うことが出来れば、単独で修理を行うよりもコストを抑える事が出来ます。
つまり、長期的に見れば「コストの削減」に繋がります!
また、見積書で付帯部の塗装工事を省略することで、業者は金額を抑えた印象を与える事が出来ます。
そうした「お得感を演出」する事は、業者にとってメリットです。
上記の様な側面もあることから、見積書に付帯部などの塗装工事がしっかりと記載されているかを確認し、その金額について適切に評価することが非常に重要です。
見積書に記載されている「諸経費」の項目。
内容が不明確だと、不安に感じてしまいますよね。
塗装工事における諸経費は、主に「現場管理費」と「一般管理費」の2つに分けられます。
現場管理費には工事を進行ために必要な交通費、通信費、現場スタッフの人件費、保険料などが含まれます。
一方、一般管理費は会社の運営に必要な費用で、施設管理費や水道光熱費、事務用品費、広告宣伝費などがあたり、さらに産廃費用が含まれていることもあります。
見積書の諸経費は、工事費用総額の5〜10%程度を一律で設定している業者もあれば、相応の金額を提示してくる業者などそれぞれです。
外壁塗装工事は費用が高額になる事も多く、契約前に不明点や不安な点が残らないよう、遠慮せずにしっかりと確認することが大切です。
工事後に後悔をしない為にも、少しでも不安に感じる点は払拭しておきましょう。
最後に確認しておきたいポイントとして、以下のような点が挙げられます!
- 塗装して欲しい箇所に漏れがないか
- 伝えた要望がしっかりと反映されているか
- 詳細について確認しておきたい項目はないか
- 保証範囲・有無はどうなっているか
打合せを行った際には口頭だけで済ませるのではなく、できるだけ書面に記録として残しておくことが重要です。
これにより、後から「言った言わない」といったトラブルを未然に防ぐことができます。
また、もし質問に対してはぐらかされることが多かったり、約束を守らない場合、その業者は避けるべきです。
信頼できる業者を選ぶことが最も大切です!
さらに、見積書はもちろん重要ですが、工事保証に関しても書面で提供してもらえるか、そしてその内容が納得できるものであるかどうかを確認することも忘れずに確認しましょう。
最後に、
・確認をしても不明点が解消されない
・どうしても不安が残る
上記のような場合は、契約自体を見送ることが重要です。
業者に対して手間をかけさせることを申し訳なく感じるかもしれませんが、高額な契約である以上、納得したうえで進めることが後悔を避けるための最善策です。
街の外壁塗装やさんとしても、お客様が不安や疑問を抱えたままでの工事を進めてしまう事は本望ではありません。
住宅塗装は一生に何度も行うものではないため十分に検討し、気になる点があればどんなことでもお気軽にお問い合わせください。
お客様と私たちが共に納得できる形で工事を進めることで、より良い塗装工事を実現できると考えています。
外壁塗装や屋根塗装をご検討中の方がおられましたら、ぜひ街の外壁塗装やさんにご相談下さい!
専門スタッフによる無料点検、お客様のご希望をお伺いした上で最適な施工方法をご提案させていただきます。
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