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    更新日 : 2025年02月06日

    更新日 : 2025年02月06日

    ラジカル制御型塗料が選ばれる理由|塗料の劣化を防ぐ仕組みやメリット・デメリットまで解説!

    ラジカル塗料はなぜ人気?特徴や注意点を徹底解説!

     外壁塗装をご検討されている方の中には、

     「ラジカル塗料をリフォーム業者から勧められた!」
     「ネットや口コミでラジカル塗料が人気という情報見た!」


     という方も多いと思います。

     現在、「ラジカル制御型塗料」は、そのコストパフォーマンスの高さから非常に注目を集めている塗料の種類です。

     今回はラジカル塗料の特徴やメリット、知っておきたい知識から注意点について詳しく解説していきます!

    ラジカル制御形塗料とは?

     ラジカル制御型塗料とは、簡単に言えば「塗膜を劣化させる原因となる物質(ラジカル)の発生を抑え、耐久性を高める事に成功した塗料」です。


    ラジカルをコントロールして塗膜の劣化を抑え長持ちさせる「ラジカル制御形塗料」

     「ラジカル型塗料」「ラジカル塗料」「ハルスハイブリッド塗料」などと呼ばれることもあり、主にラジカル制御型の酸化チタンと光安定剤を配合した塗料を指します。

     その特徴を詳しく解説する前に、まずは重要な専門用語を2つご紹介します。


    酸化チタン

     塗料に含まれる酸化チタンは、白色の顔料として重要な役割を持つ無機化合物で、チタン鉱石から作られます。

     酸化チタンは光をよく反射する性質があり、塗料に配合されることで色を明るく鮮やかに見せる効果があります。さらに、下地をしっかり隠す「隠ぺい効果」にも優れているため、白に限らず多くの塗料に欠かせない成分です。

     また、酸化チタンは塗料だけでなく、食品や歯磨き粉などにも使用されている身近な物質でもあります。

    酸化チタン


     また、酸化チタンには紫外線を吸収する性質もあります。
     しかし、その際に酸化チタンの表面で発生するのが「ラジカル」です。


    ラジカルが発生する仕組み

    塗膜を破壊する「ラジカル」

     ラジカルは、塗膜を劣化させる厄介な物質です!

     化学的に非常に不安定で、他の物質と反応しやすい性質を持っています。そのため、塗膜の有機成分と結びつき、分子構造を破壊してしまいます。

     これにより塗膜の耐久性や耐候性が低下し、ひび割れや変色、さらにはチョーキング現象(表面が粉っぽくなる現象)などの劣化症状を引き起こします。


    ラジカルが塗膜を破壊するイメージ

     つまり、酸化チタンが紫外線を吸収するとラジカルが発生し、それが塗膜を分解してしまう。これが、一般的な塗料が劣化していく原因です。

     そうした中、ラジカル制御型塗料は、このラジカルの働きをコントロールし、塗膜の劣化を抑える事に成功した塗料です。


    ラジカル制御型塗料が持つ2つの効果

    ①ラジカルの発生を抑制

     ラジカル制御型塗料は、酸化チタンを特殊なコーティング(高耐候酸化チタンなどと呼ばれます)で覆うことで、紫外線が直接酸化チタンに触れるのを防ぎます。

     さらに、シールド効果によって発生したラジカルが外に漏れ出すのを抑え、塗膜の劣化を防ぐ仕組みになっています。


    紫外線が酸化チタンに触れる事を抑制しラジカルの発生を抑える

    ②ラジカルをキャッチする光安定剤(HALS)

     ラジカルを抑制する効果を備えるラジカル制御型塗料ですが、それでも完全に制御できる訳ではありません。

      しかし、僅かに発生したラジカルも塗料に配合された光安定剤が捕らえ、不活性化することで塗膜への影響を最小限に抑えます。


    光安定剤がラジカルを吸収
    ラジカル制御形塗料を選ぶメリット

     それでは、ラジカル制御型塗料を選ぶメリットについて、以下に詳しくご紹介いたします!


    チョーキング(白亜化)現象が発生しにくくコストパフォーマンスが高いラジカル制御形塗料

    ①チョーキングが発生しにくい

     劣化が著しく進行した外壁塗膜は、含有している顔料を表面に浮き出させてしまいます。
     その様な症状は「チョーキング現象」と言われ、手で触ると白い粉が付着します。

     一方、耐久性に優れたラジカル制御型塗料は、劣化に伴う症状も発生させにくいと言えます。


    ラジカル制御形塗料は紫外線や気候の影響を受けにくくチョーキング現象が起こりにくい

     チョーキング現象が発生した撥水性の低下の他、色褪せ・苔の繁殖・カビも目立ってきます。

    チョーキング(白亜化)が起こった外壁の不具合


     ラジカル制御型塗料は劣化を抑える事でそうした景観の悪化も抑えられる為、綺麗な景観を長持ちさせることが出来ます。


    ②コストパフォーマンスに優れる

     ラジカル制御形塗料は、価格と性能のバランスが優れている点も大きなメリットです。

     例えば、シリコン塗料の耐用年数は一般的に10~13年程度とされていますが、ラジカル制御形塗料は12~15年程度と比較的長持ちです。

     しかし、その一方でシリコン塗料とラジカル制御型塗料の価格は、それ程大きく変わりません!


    耐用年数㎡単価目安
    シリコン塗料約10~13年2,500円~3,500円
    ラジカル制御塗料約12~15年3,000円~4,000円
    フッ素塗料約15~20年4,000円~5,000円

    ※耐用年数と単価は一般的な目安となります。


    ラジカル制御形塗料のデメリット

     ラジカル制御形塗料のデメリットとして、まず挙げられるのがカラーバリエーションが限られているという事です。
     特に、濃い色や暗い色の選択肢が少ない点には注意する必要があります。

     また、ラジカル制御型塗料は誕生してから日が浅い製品でもあります。
     その為、長期間使用した際の実際の効果が十分に実証されていない点も念頭に置いておきましょう。


    ①濃い色・暗い色のバリエーションが少ない

     ラジカル制御形塗料は、酸化チタンから発生するラジカルを抑えることで塗膜の劣化を防ぐ塗料です。

     しかし、酸化チタンには色を明るく見せる性質があるため、この効果を十分に発揮できるのは白や淡い色の塗料に限られます。

     そのため、ラジカル制御形塗料には濃い色のバリエーションが少なく、さらに酸化チタンの含有率が低い濃色系では、本来の性能が十分に発揮されにくいとされています。

     もし濃い色や暗い色で外壁塗装をお考えの場合は、フッ素塗料などのグレードの高い塗料もご検討頂ければと思います。


    濃い色・暗い色を選択したい場合は耐候性の高い樹脂系塗料がおすすめです

    ②実績が少ない

     ラジカル制御形塗料は、2010年に日本ペイントが初めて販売を開始しました。(代表的な製品である「パーフェクトトップ」は2012年発売)

     まだ登場から15年に満たない塗料のため、実際の使用実績に基づいたデータは限られています。

     しかし、塗料メーカーでは「促進耐候性試験」によって耐久性を確認しており、その結果は公式サイトやカタログなどに記載されています。気になる方は、ぜひチェックしてみてください。


    比較的新しい塗料ですが塗料メーカーは様々な試験で対候性を評価しています

    促進耐候性試験とは?

     促進耐候性試験とは、人工的に劣化を促進させることで塗料の寿命を予測する試験のことです。

     多くの場合、「キセノンウェザーメータ」と呼ばれる試験機が使用され、太陽光や降雨を再現しながら塗膜の耐久性を評価します。この試験では、約250~300時間の照射が実際の1年分に相当するとされています。

     耐候性の基準は、照射時間に対する光沢保持率で分類され、

    ・600時間で光沢保持率80%以上 → 耐候形3種
    ・1200時間で光沢保持率80%以上 → 耐候形2種
    ・2500時間で光沢保持率80%以上 → 耐候形1種


     とされています。

     日本ペイントのラジカル制御形塗料「パーフェクトトップ」は、3000時間の試験でも光沢保持率約85%を維持しており、最高ランクの耐候形1種に分類される優れた耐久性を持つ塗料です。


    促進耐候性試験

    代表的なラジカル制御形塗料

    日本ペイント「パーフェクトシリーズ」

     パーフェクトトップは、ラジカル制御塗料のパイオニアとも言える製品です。もしラジカル塗料選びに迷ったら、まずこの塗料を候補に入れて間違いありません。

     このシリーズは豊富なラインナップを誇り、屋根用塗料や金属面専用の塗料、さらに専用シーラーまで取り揃えています。お住まい全体をトータルでカバーできるので、安心してご利用いただけます。


    パーフェクトシリーズ:ラジカルバリヤーと光安定剤によりダブル効果ですぐれた耐候性を発揮!

    エスケー化研「プレミアムシリコン」

     独自のダブルシールド技術によりラジカルの発生を抑えつつ、超微粒エマルション樹脂によって滑らかな塗膜を形成するのが特長です。

     さらに、美しい艶も魅力のひとつで、仕上がりの好みに合わせて「半艶」「3分艶」「艶消し」から選ぶことができます。


    エスケープレミアムシリコン:ダブルシールドやラジカルキャッチャーが塗膜の劣化速度を抑え耐久性向上!

    関西ペイント「アレスダイナミックシリーズ」

     優れた耐紫外線性能を備えており、非常に高い耐候性を実現しています。

     促進耐候性試験においてもフッ素塗料に匹敵する耐久性を持ちながら、価格はシリコン塗料とほぼ変わらないため、コストパフォーマンスの高い塗料と言えます。


    アレスダイナミックシリーズ:「ラジカル」発生の抑制技術で高耐候性を発揮し建物の長期保護が可能に!

    ラジカル制御形塗料を使用した施工事例

    アレスダイナミックトップを使用した中古住宅の外壁塗装


    築年数

    16年

    費用

    約90万円


    Before 施工前
    矢印
    After 施工後


     中古住宅を購入され、お引越し前に外壁をきれいにしたいというご要望でした。リシン仕上げの外壁にある細かなクラックを補修した後、モダンなカラーで塗り替えを行いました。


    パーフェクトトップを使用して屋根・外壁を同時に塗装


    築年数

    18年

    費用

    約127万円
    (屋根・外壁)


    Before 施工前
    矢印
    After 施工後


     屋根の苔や外壁のコーキングの割れが気になっていたお住まいでした。
     住宅全体の色褪せが目立っていましたが、塗装後は鮮やかに生まれ変わりました。


    ラジカル制御形塗料はこんな方におすすめ

     「お手頃な価格で長期間きれいな状態を保てる外壁塗装をしたい」
     そんな方には、ラジカル制御塗料がおすすめです。

     歴史が浅く取り扱っているメーカーも限られていますが、塗料業界の大手である日本ペイントをはじめ、各メーカーが技術を結集して開発を進めています。

     コストパフォーマンスに優れた塗料として、多くの塗装業者からもおすすめされている塗料です。
     外壁塗装をお考えなら、ぜひラジカル制御塗料を検討してみてください。


    耐久性が高くコストパフォーマンスが良いラジカル制御形塗料はおすすめです!

     街の外壁塗装やさんでは、点検~お見積りの作成まで無料にて承っております。

     まずはお問合せいただき、お客様のご希望・お悩みをお聞かせください。
     専門スタッフがぴったりの塗装プランをご提案させていただきますので、ご安心ください!


    街の外壁塗装やさんはお住まい全体を徹底調査、最適なご提案をいたします!
    まとめ
    • ・ラジカルとは塗料が劣化する原因物質であり、塗膜の分子構造を分解する特徴があります

    • ・ラジカル制御型塗料はラジカルをコントロールする事で塗膜の劣化を抑える効果があります

    • ・ラジカル制御型塗料はラジカルを生み出す酸化チタンをコーティングし、さらにわずかに発生したラジカルも光安定剤が補足します

    • ・シリコン塗料と同価格帯でより長持ちするラジカル制御型塗料はコストパフォーマンスに優れた塗料です

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