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  • HOME > 要補修!?外壁のクラック発生の原因とメンテナンス方法

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    ご自宅の外壁に現れたひび割れ「クラック」
     新築のときには綺麗な外壁も、長年の時を経て色あせやチョーキング(白亜化)、クラックなどの劣化が少しずつ見られるようになります。外壁に出るさまざまな劣化症状は“メンテナンスが必要”という住まいからのサインです。
     なかでも、外壁のひび割れである「クラック」は見つけやすい劣化ではないでしょうか。「このまま放置していいのか?」「かなり大がかりな外壁リフォームが必要なのでは?」など不安な気持ちになる方も多いでしょう。
     今回は、クラックの症状や起こる原因、そしてメンテナンス方法について詳しく解説していきます。
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    【動画で確認「クラックの危険度」】
    長い文章のページとなっていますので、内容を動画でもまとめています。

    動画で見たいという方は是非ご覧ください!

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    外壁が傷んできたときに見られる劣化症状の種類とは?

     外壁材にはさまざまな種類がありますが、紫外線による熱、雨風など自然から受ける影響により、必ず「傷み」や「劣化」が出てきます。ただ、劣化の症状はひとつではありません。そこで、外壁に現われる劣化や傷みの代表的なものを見ていきましょう。

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    全体的に色褪せており色が違う部分(物置が置いてあった)が本来の外壁の色
    色褪せ
     塗料の顔料が紫外線の影響により劣化し、塗膜の防水性が衰えた状態が外壁の「色褪せ」です。周囲の色よりも薄くなります。

    ・色褪せしやすい色、しにくい色について
     詳しくはこちら>>
    チョーキングで手に付いた粉
    チョーキング(白亜化)
     紫外線などの刺激で、樹脂で覆われた顔料が粉状となるのが「チョーキング」という現象です。「白亜化」とも言います。
     チョーキングが発生した外壁に触れると、チョークのような白い粉が手につきます。なかには「白」ではなく、塗料の色そのものが粉状となって付着することもあります。


    ・チョーキングについて詳しくはこちら>>
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    塗膜の剥がれた外壁
    塗膜の剥がれ
     外壁表面の剥がれも劣化サインです。塗料の耐用年数が過ぎて剥がれるケースもあれば、外壁塗装時の施工不良が原因のこともあります。
    「乾燥時間が不十分」「下地処理が悪かった」「下塗りを手抜きした」「質の悪い塗料を選んだ」など、施工時の不良で剥がれることは珍しくありません。また、塗装に向いていない外壁材へ塗装したことで剥がれが起こるケースもあります。


    ・塗料の乾燥時間について詳しくはこちら>>
    ・塗装の仕上がりを左右する
      「ケレン作業」について詳しくはこちら>>

    ・塗装が難しい外壁や屋根について
     詳しくはこちら>>
    浮きが見られるサイディング
    反りや浮き
     窯業系サイディングに起こる可能性があるのが「反り」や「浮き」などの劣化症状です。初めは外壁が反り、それが大きくなるとサイディングの目地が剥がれて外壁が浮きます。

    ・窯業系サイディングの反りや浮き等の
     補修について詳しくはこちら>>

    ・窯業系サイディングの詳細は
     こちらもご覧ください>>
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    劣化したシーリング
    目地(シーリング部分)の劣化
     サイディングの場合、目地が劣化することも多いです。外壁全体に対して、目地部分は細くて目立ちにくい場所です。
     経年で硬化した目地には「痩せ」「ひび割れ」「剥がれ」も見られます。隙間ができることで、外壁内部に雨水が侵入します。目地は、外壁のなかでも定期的にチェックすべき箇所と言えるでしょう。


    ・シーリング補修については詳しくはこちら>>
    錆びて穴の開いたトタン

     錆は、トタン外壁や金属サイディングなど金属の外壁材で発生します。金属が腐食することで起こる劣化症状で、初めは小さなくても処置せず放置すると、いつしか大きな穴があくこともあります。

    ・金属サイディングのメンテナンス方法について 詳しくはこちら>>
    ・トタン外壁のメンテナンスについて
     詳しくはこちら>>
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    外壁のクラック(ひび割れ)画像

    クラック
     外壁に現れるひび割れを「クラック」と言います。クラックの症状には「外壁表面の塗膜に起きるクラック」と「外壁材自体がひび割れるクラック」の2パターンがあります。
     経年の劣化でクラックが起こることもあれば、地震の揺れなど外的な刺激が原因となることもあるでしょう。また、外壁材そのものが持つ特性でクラックが起きやすいケース、外壁材を施工する工程で何らかの問題があったケースなど、クラックはさまざまな要因で起こるものです。



    クラックの種類とどんな原因で発生するかについて

    ヘアクラック

     クラックのなかでも、細くて目立たないのが「ヘアクラック」と呼ばれるものです。幅は0.3mm以下、深さが4mm以下で、たとえるなら髪の毛のような細かなひび割れ症状です。モルタル外壁、窯業系サイディング、コンクリート外壁にも起こります。
     ヘアクラックが外壁の表面だけに起こっているケースの場合、微細なひび割れですから、それがすぐに構造に影響することはありませんのでご安心ください。

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    ヘアクラック画像

    ヘアクラックの特徴

    髪の毛ほどの細い外壁表面のクラック

    クラック幅

    0.3mm以下、深さ4mm以下の微細なひび割れ

    メンテンスの必要性

    慌てる必要のないクラック


    ●ヘアクラックの原因

     塗膜に起きているヘアクラックの原因として考えられるのは、塗膜が経年で劣化したことです。新築からしばらくメンテナンスをしていないケースでは、長い間日光や紫外線の影響を受け続け表面に亀裂が発生します。
     「新築して間もない」「前回の塗装からそれほど経っていない」など、本来は塗料の耐用年数期間内であるにもかかわらずヘアクラックが発生している場合なら、施工時の不良が原因となっている可能性が高いです。乾燥時間が不適切、外壁材と塗料の相性が悪かったなどが考えられます。たとえば、下塗りに弾性塗料を使い、上塗りに硬質塗料を使うなどです。上塗りの硬い塗膜が下塗りの弾性を持つ塗料の動きになじめずにクラックができる可能性があります。

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    塗膜の経年劣化によるヘアークラックの図
    施工に原因があるヘアークラックの図
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    ●モルタル、コンクリートで見られる乾燥収縮によるヘアクラック

     湿式工法で水を使うモルタルやコンクリートの外壁は、特にクラックが多く発生します。施工の際、乾燥させる工程で水分が蒸発するため、乾燥クラックと言います。
     ただ、前述したように0.3mm以下の細いヘアクラックなら緊急性も低く、構造体への影響は大きくもありません。モルタルやコンクリート壁の宿命だと理解しておきましょう。

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    乾燥収縮によるモルタルのヘアクラック
    乾燥収縮によるコンクリートのヘアクラック
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    こんなことでも起こる…! 窯業系サイディングのヘアクラックの予想外の原因とは?

     ヘアクラックは、施工後の外的な要因から起こると言われています。しかし、実は過去に輸送などの取り扱いが原因となっていたケースがあります。
     商品を輸送する間、または施工作業をしている間の「取り扱い」が塗膜の追従性の限度を超えた負荷がかかったことが原因でヘアクラックが発生したという事例もあるのです。

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    輸送時にダメージを受ける外壁材のイラスト
     前述のように構造への影響がほぼないヘアクラックとは言え、見た目はよくありません。ヘアクラックの原因として、輸送や施工時の取り扱いが原因となることを覚えておき、気になるときには専門業者に相談しましょう。
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    点検・お見積りは街の外壁塗装やさんへ

    構造クラック

     構造クラックは、貫通クラックとも言われ、構造に影響する可能性がある深刻なひび割れです。構造クラックかどうかの目安は「幅0.3mmを超えているか」です。
     雨水が入りやすくなっていることはもちろん、建物の強度も心配です。どんどんひび割れが拡大し、状況がさらに深刻になる可能性もあります。早めに専門業者に相談しましょう。

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    構造クラック(貫通クラック)の写真

    構造クラックの特徴

    構造に影響を及ぼす可能性の高い深刻なひび割れ

    クラック幅

    幅0.3mmを超えるクラックは構造クラックの可能性

    メンテンスの必要性

    補修が必要となるクラック

    ●構造クラックの原因

     構造クラックは、建物の構造が地震や不同沈下などの刺激を受けたことによる「歪み」が原因となっている可能性が高いです。また、もともと家に構造的欠陥があるケースでも構造クラックが見られることがあります。
     筋交いなど強度を守る骨組みが足りない建物に想定以上の揺れや歪みといった力が加わり、微細なクラックが構造クラックへと進んだ可能性も考えられます。塗膜表面に起きたひび割れと違い、外壁内部から広がる構造クラックは早急な対応が必要です。

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    建物の構造自体が力を受けたことにより外壁内部から割れが起こっている状態
    地震や不同沈下、構造的欠陥なども関係。想定以上力が働き構造クラックを発生
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    開口クラックにも注意が必要

     建物への負荷が要因となるものに「開口クラック」があります。住まいの開口部となる、窓や扉などに起こるクラックです。
     揺れや歪みで建物が上下・左右にずれるため、開口部の端から亀裂が起こってくる症状で斜めに向かったひび割れが見られます。開口部は外壁よりも2cmほど突き出ているため、開口クラックが発生すれば、雨が降ったときに必ず雨水が入り込みます。開口クラックから侵入した雨水が内部へと影響を及ぼすのも時間の問題となるでしょう。

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    開口クラック写真


    補修が必要かのチェックは「クラックの幅」による

     ここまでお伝えしたように、クラックにはいくつかの種類があり、それによって原因や深刻度が異なる点はお分かりいただけたかと思います。
     ただ、実際にご自身のお住まいを眺めてクラックを発見しても、それが「緊急性があるか・緊急性がないか」を判断できずに不安になる方も多いのではないでしょうか。そこで、ひとつの指標となるのがクラックの幅。軽度から重度のものまで、ひとつずつ説明していきます。

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    クラック幅が3mm以上なら今すぐ補修が必要
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    幅0.3mm以下のクラックの写真

    幅0.3mm以下のクラック

     ヘアクラックの可能性が高いです。おそらく表面に起こっているもので、建物の構造への影響は少ないと考えられます。緊急性は低めですが、次第にひび割れが拡大しないか、引き続き注意しながら様子を見守ってください。

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    幅0.3mmを超えるクラックの写真

    幅0.3mmを超えるクラック

     構造クラックの可能性が大きいです。このクラックが拡大すると、補修内容も大がかりになります。構造クラックと思われるひび割れを発見したときには、まずは専門業者に点検を依頼してみましょう。

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    幅1mmを超すクラックの写真

    幅1mmを超すクラック

     専門業者に点検と補修を依頼しましょう。外壁表面はもちろん、下地や構造部分もしっかりと点検してもらうことが必要です。

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    幅3mmを超すクラックの写真

    幅3mmを超すクラック

     3mmを超えるほどのクラックなら、かなり状態が進行しています。クラックがあるにもかかわらず、長期間放置していたケースなら相当な量の雨水が建物内部に侵入している可能性があります。すぐにでも補修をしてもらうべきレベルと言えるでしょう。

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    自分でもできるクラック幅のチェック

     外壁クラックを見つけても緊急性が分かりづらく、「様子を見よう」「どこに頼んだらいいか分からない」など放置しているケースが多いのではないでしょうか。
     クラックはある程度の幅を過ぎると外壁の腐食や雨漏りを引き起こす可能性が高まります。さらに進行すると、前述したように建物の構造自体へも影響が出て、安心して生活できなくなってしまいます。早期発見・早期補修のためには、ふだんから外壁をチェックすることが大事です。
     クラックの幅を図る際には、ホームセンターやインターネットでも購入できる500円ほどの「クラックスケール」というアイテムが便利です。また、市販のハガキ(約0.3mm)を使ってクラックの幅を確認することもできます。ひび割れ部分にハガキがすっと入り込めば、そのクラックは0.3mmを超えていることになるでしょう。

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    クラックは住まいに及ぼすリスクとは?

     家に住む人の“盾”のような役割を持つ外壁は、雨・風や紫外線、温度差から日々私たちを守ってくれます。そのため、外壁に劣化が生じると、住む人の安心は守れなくなります。
     クラックが起きている外壁は「雨」が入り込んでいる状態。わずか数ミリ程度のひびだとしても、外壁を通じて家の内部に水が浸入しているのは確かなことです。室内からは雨染みが見られる程度で軽い症状に思えても、水で湿気をおびた木材は住まいにとって危険なリスクをはらんでいます。やがて建物が崩壊するほどに家の強度が弱まる可能性もあります。
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    構造体に悪影響を及すクラック

    構造体の劣化や腐食が起こる

     木造住宅なら木材、鉄骨住宅なら鉄骨、鉄筋コンクリートなら鉄筋…というように、建物の構造はいくつかあります。木造住宅の場合、外壁内部には雨水が外壁を通り抜けたとしても構造まで届かないように「防水紙」が設置されています。
     ただ、長期的に雨水が侵入しているのを見逃すと、防水紙が湿って劣化している可能性が高いです。防水効果がなくなり、最終的に構造体にまで水分が届いてしまいます。また、湿った木材はカビや腐食が進み、住まい全体の耐久性が脅かされてしまうでしょう。
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    構造体の劣化・腐食
     鉄筋コンクリート造(RC造)の場合、初めのうちは鉄筋がコンクリートのアルカリ性で守られていますが、水分や空気に触れていくうちに耐食性がなくなります。酸化すれば錆が発生し、強度が失われてしまうのです。
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    クラックより浸入した水分で鉄筋が錆びる

    爆裂現象とは?

     コンクリート内の鉄筋が錆びることで引き起こす現象を「爆裂現象」と言います。外壁内部にある鉄筋が錆びると体積が膨張し、内側からコンクリートやモルタルを破壊して押し出す現象です。
     表面の鉄筋がむき出しになったり、コンクリートが剥がれると、雨水が入ることは避けられないでしょう。表面も内部も劣化し、さらに腐食は進んでいきます。
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    外壁内部の 鉄筋がさび膨張して外壁を破壊


    外壁にクラックが発生したときのメンテナンス方法

     クラックが発生していたら、何らかの補修をすることが大事です。それでは、どんな風にメンテナンスするのでしょうか。

    ヘアクラックが発生したときのメンテナンス方法とは?

     幅0.3mm以下の微細なヘアクラックが塗膜に発生した場合なら深刻度が低いため、そのまま塗装をしていきます。そのとき、ゴムのように伸縮して弾力がある「弾性塗料」を使うことでクラックの再発生をおさえることにつながります。
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    ①ヘアクラック→②下塗り→③中塗り・上塗り
     クラックが発生した塗膜を下塗りフィラーで埋め、中塗り・上塗りには弾性塗料を使用します。弾性塗料は伸縮性と柔軟性をもちます。外壁への衝撃にも塗料が追従することができるため、クラックが再発しにくいのです。
     もともとモルタル外壁はクラックが起こりやすい素材。ヘアクラック補修時には、弾性塗料を選ぶことをおすすめします。
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    弾性塗料は塗膜がゴムのように延びるため、発生するクラックに追従し隙間ができません
    弾性塗料のエラストコートは最大で360%の高弾性を発揮し貴方のお住まいをクラックから守ります
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    クラックが発生しやすいモルタルに適した弾性塗料エラストコートはコチラ

    弾性塗料は窯業系サイディングには控えるべき?
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    塗膜の膨れの写真
     弾性塗料と窯業系サイディングの相性は、あまりよくありません。モルタルと比べると窯業系サイディングは蓄熱性が高いからです。
     内部に熱を蓄積した窯業系サイディングに弾性塗料を塗ると、熱が放出しにくくなります。外壁が高温となりやすく、塗膜が剥がれたり、膨れたりする可能性が高まってしまいます。
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    構造クラックが発生したときのメンテナンスとは?

     構造クラックは、ヘアクラックに比べて、サイズが大きいひび割れです。補修のときには、ひび割れ部分の汚れを清掃してからプライマーを塗って下地調整をします。シーリング材や樹脂モルタル、コンクリート外壁であればエポキシ樹脂を充填して補修します。
     また、グラインダーと呼ばれる機械を使ってクラック面を広げるカット(VカットやUカット)で補修をするケースもあります。

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    ①下地清掃→②下地調整→③クラック補修

    クラック補修のDIYは可能?

     ヘアクラックや、幅が比較的狭い構造クラックなど、1mm未満ほどのクラックならDIYで補修をしたいと考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。

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    補修の様子
     補修用のシーリング材は、ホームセンターでも購入ができます。ただ、「このクラックは緊急性のないヘアクラック?それとも構造クラック?」と判断に迷われたり、「外壁内部から起きているクラックだったら…」と不安に感じている場合には、DIYはしない方が賢明です。
     独断で判断した結果、重大なトラブルを見逃していては大変です。DIYで補修する場合はあくまでも応急処置と考え、改めて気になるクラックを専門業者に点検してもらいましょう。クラックの不具合について知り尽くしているプロに判断や補修を任せた方が、住まいの寿命を縮めずに済みます。
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    点検・お見積りは街の外壁塗装やさんへ

    クラックだけでなくチョーキング(白亜化)が発生…!そんなときには全面塗装も選択肢に

     外壁に出ている症状が構造クラックの場合、建物の寿命とも関わるので早めに補修をしましょう。ただ、クラックの症状のほか、チョーキング(白亜化)現象があれば、全面的に外壁塗装をすることも視野に入れましょう。

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    チョーキング(白亜化)現象が発生している外壁
     チョーキングもクラックと同じように、外壁がトラブルを起こしているサインです。部分的に発生している場合でも、外壁全体の防水性能は落ちています。全体的に塗装することで色褪せや汚れを解消し、美観をよみがえらせることができます。新しい塗料になれば防水性能も高まります。
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     「今回はクラック補修だけ」と考えても、チョーキングが起きている時点で近いうちに塗装をしなければなりません。その都度、工事の見積もりをとり、足場を組んで…と繰り返すのも手間ですし、足場代の節約にもつながります。クラック補修をするときに「新築から10年以上が経過している」「前回の塗装から塗料の耐用年数に近づいてきている」などの場合はぜひ、外壁全体の塗装も検討してみましょう。
    チョーキングについて詳しくはコチラ


    外壁にクラックが!そんな時はまずは点検で状態を把握して対策を練りましょう!
    街の外壁塗装やさんの無料点検をご活用ください!

     クラックは、見た目で気づきやすい外壁の傷みです。ただ、クラックとひとくちに言っても、様子見でOKの「ヘアクラック」、なるべく早く補修すべきな「構造クラック」など状態はさまざま。ふだんクラックを見慣れていない人にとって、様子見をしていいのかどうか…という判断ポイントは難しく感じると思います。
     表面上のクラックに見えても、実は外壁内部から来ている可能性もあります。住まいの状態を正しく知り、悪化レベルに合わせた補修をするにはプロの点検がかかせません。私たち街の外壁塗装やさんでは、クラックを詳しく点検し、どんな補修をすべきか具体的にご提案しています。点検・お見積り・工事のご提案は無料で行っておりますので、お気軽にご活用ください。

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    お住まいのクラックについてご不安がある方、街の外壁塗装やさんの無料点検をご利用ください
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    街の外壁塗装やさんの無料点検について詳細はコチラ


    クラック補修をすすめてくる飛び込み業者に注意しよう

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    飛び込み業者に要注意
     クラックは外からも見えやすいため、訪問営業が飛び込み営業の際に目を付けやすいポイントとなります。飛び込み営業をする業者は、外壁の劣化が目立つ家に目を付けます。実際に外壁にひび割れが起こっている状態ですから、飛び込み営業マンとしても不安をあおって契約に結びつけやすいからです。
     クラックが起きている状態を放置するのは、住まいにとってよくないことです。しかし、飛び込み営業に急かされて、足早に契約をするのはトラブルのもとなので注意しましょう。クラックの補修は、経験豊富で信頼できる技術を持つ業者に依頼するのがおすすめです。
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    クラックが起きた外壁の補修事例

    モルタル壁に多数のクラックが発生してクラック補修と塗装工事をした事例

    現地調査

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    雨漏りによってシミができた窓枠
    雨漏り被害により破れたクロス
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     2階の窓枠に発生した雨漏りのご相談を受けました。現地にて点検をしたところ、窓枠の木部に染みができていました。窓枠の下まで雨水が浸透し、クロスが部分的に破れている状態です。
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    ヘアクラック画像
    開口クラック
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     窓の外も調査したところ、軽微に見えるヘアクラック、窓の周りには開口クラックが複数見られました。施主様によると、ご自分でクラックにシーリングを充填して補修したとのことで、その形跡も確認できました。
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    構造クラックの写真
     地面から出た基礎の立ち上がり部分(基礎巾木)にも大きめの構造クラックがありました。地震や不同沈下などが影響しているのかもしれません。コンクリートですから、乾燥収縮が引き金になった構造クラックという可能性もあります。
     いずれにしても、このような大きい構造クラックを放置するのは、家にとってリスクがあります。強度が弱まって大きなトラブルに発展しないよう、早急に補修すべき状態でした。
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    チョーキング(白亜化)現象の様子
    チョーキング(白亜化)現象の様子
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     塗膜が劣化したことで起こるチョーキング(白亜化)現象も見られました。外壁の劣化サインのひとつです。外壁だけでなく、雨戸にもチョーキングの粉が付着していました。付帯部分となる、雨戸や雨どいの点検も行い、一緒にメンテナンスをすることにしました。


    クラック部分の補修

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    クラックをグラインダーでVカットする
    クラックをグラインダーでVカットする
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     グラインダーと呼ばれる機械で構造クラックのひび割れ部分をVカットしています。カットして広げることで補修材を厚く充填でき、奥までしっかりと補修材が届きます。基礎の巾木部分も同様にカットします。
     カットをする作業は、施主様にとっては「クラックを敢えて広げている?」と不安に思うでしょう。しかし、強度のある樹脂モルタルですからご安心ください。
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    刷毛でカット部分を綺麗にする
    刷毛でカット部分を綺麗にする
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     カットで削ったときの粉が残っていると、補修材を充填しても密着しません。充填後の剥がれ防止のために、刷毛で丁寧に取り除く作業をします。
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    カットしたクラックにプライマーを塗布
    カットしたクラックにプライマーを塗布
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     削り粉やほこりを綺麗に除去できたら、接着剤の役割を持つプライマーを下地剤として塗ります。塗るときにムラがあると補修材が剥がれる可能性があるので、丁寧な作業を心がけています。
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    樹脂モルタルをクラックに埋めていく
     プライマーを塗布し終えたら、樹脂モルタルでクラックを埋めていきます。ひび割れの補修で用いられる樹脂モルタルは、クラックのある外壁や基礎を補強してくれます。奥まで押し込むように塗ることで、内部に空洞ができるのを防ぎます。
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    樹脂モルタルをクラックに埋めた様子
     基礎巾木に発生したクラックには、壁面からはみ出ないように浅めに充填します。これは、塗装が終わってから仕上げとして左官仕事をするためです。
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    誘発目地部分にプライマーを塗布
    誘発目地部分のシーリングを充填
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     誘発目地部にシーリングを充填します。「誘発目地」とは、地震の揺れなどで起こる建物の揺れにより、外壁にひび割れを防ぐため、外壁の断面に設けられた欠損部のことです。
     誘発目地があることで、揺れなどの力が逃げ、クラックが集中的に起きないようになります。誘発目地にもプライマーを塗布、そしてシーリングを充填していきます。
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    窓サッシ周りのシーリング打ち替え
    窓サッシ周りのシーリング打ち替え
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     窓サッシ回りも雨漏りしているので、シーリングを打ち替えます。壁面より突き出た窓サッシは、雨水の通り道となることで雨漏りが多い部分です。
     劣化や痩せたシーリングにひび割れが起こっていると、隙間から雨が浸入します。窓回りはもちろん、庇や屋外フード、換気口などの回りのシーリングも全部打ち替えます。


    塗装工程

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    外壁の高圧洗浄の様子
    外壁の高圧洗浄の様子
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     塗装前の工程として大事なのが高圧洗浄です。壁に汚れが付着した状態で塗装をしても、塗料がしっかりと密着しません。想定よりも早く塗膜が剥がれてしまうでしょう。塗装をするときには、高圧洗浄のパワーで壁面の汚れを丁寧に取り除きます。
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    玄関ドア高圧洗浄の様子
    塀の洗浄
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     高圧洗浄では水圧で汚れを飛ばしていきますが、場所によっては水圧を弱めながら洗浄をします。玄関ドアやお客様からご要望があった塀の洗浄も行いました。汚れでくすんでいた塀の色が明るくなり、お客様にも喜んでいただきました。
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    塗装前の養生
    塗装前の養生
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     高圧洗浄が終わったら、塗装をしない箇所へ養生をしていきます。玄関ドアや窓サッシ部分などに塗料が付着しないようビニールで覆います。人が頻繁に通る玄関通路などには、滑りにくい養生シートを敷きます。
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    下塗りの様子
    下塗りの様子
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     初めは下塗りをします。下塗りは塗料の密着性を高める大切な作業です。下地の状態にあった下塗り材を選ぶことで、仕上りの良しあしも変わってきます。
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    クラック部分の下塗り
    吹付でパターン付け
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     補修したクラック部分の下塗りをしていきます。写真で少しグレーに見えるのがクラックの補修箇所です。下塗りの段階では補修跡は塗膜から透けています。平面でモルタルのパターンがないため、吹付でパターン付け(模様付け)を行い、既存の外壁となじませます。
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    中塗りと上塗りの様子
    中塗りと上塗りの様子
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    中塗りと上塗りの様子
    中塗りと上塗りの様子
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     次は、中塗りと上塗りの作業をしていきます。中塗り、上塗りのどちらも、同じ塗料で塗っていきます。同じ色を塗り重ねることで、色ムラのない状態に仕上げることができます。塗膜も二重になる為、厚みが出て頑丈な塗膜になるのです。
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    クラック補修部分の写真

     こちらの写真の丸で囲んでいる部分がクラックの補修部分です。パターン付けをしたことで、周囲の外壁ともよくなじみ違和感がなく綺麗に復旧できました。もし、パターン付けしなければ、補修箇所だけが目立っていたでしょう。


    点検・お見積りは街の外壁塗装やさんへ

    付帯部塗装

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    庇のケレンの様子
    庇に錆止め塗料を塗る
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    庇の上塗り
    庇の塗装完工
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     板金の庇を塗装するときには、初めに錆と汚れを落とすケレン作業をします。たわしを使って板金表面に細かな傷をつける作業です。傷をつけることで塗料が密着しやすくなります。
     塗料が密着しにくい鉄部の塗装では必ず行います。ケンで下地を整えたら錆止め塗料を塗り、そして上塗りをしていきます。
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    雨樋の塗装
    雨戸の塗装
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     雨樋や雨戸の塗装もします。外壁塗装では、雨戸や雨樋、庇などの付帯部も綺麗にしてもらいましょう。外壁だけを塗装しても付帯部が古い状態のままだと美観もあまりよくないからです。今回、雨樋は塗装で対応することになりましたが、交換で対応することもできます。

    基礎巾木クラックの左官仕上げ


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    下塗り材を塗布
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    左官仕上げ
     基礎巾木のクラック補修に仕上げをしていきます。壁面より少し凹ませるように樹脂モルタルを充填、その凹みを埋めるよう下塗り材を塗りこんでいきます。そして、補修跡が周囲となじむように既存の巾木のような材料を塗り、最後に平らにします。
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    クラックの補修跡
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     洗い出し仕上げで自然になじませるように補修跡を復旧しました。乾燥後は補修跡も目立たなくなります。
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    外壁のクラックの発生原因とメンテナンス方法まとめ
    • ・外壁に現れるひび割れをクラックと言います。塗膜表面に起こるクラックと外壁自体からひび割れるクラックがあります。

    • ・髪の毛ほどの細さで0.3mm以下の幅のクラックを「ヘアクラック」と言います。

    • ヘアクラックは構造に影響を与えないため
      ・構造に影響を与えないヘアクラックは、それほど慌てる必要がありません。

    • ・ヘアクラックは塗膜の劣化、モルタルやコンクリートを施工した際の収縮で起こります。

    • ・0.3mm以上のひび割れの場合、住宅の構造に影響を与える「構造クラック」の可能性があります。

    • ・開口クラックは窓や扉周辺で発生します。雨水が入り込みやすいクラックと言えます。

    • ・クラックの幅は定期的な確認をおすすめします。クラックスケールやハガキを使えば、自分でクラックの幅チェックができます。

    • ・クラックが原因で雨漏りが起これば、構造体の腐食やコンクリート・モルタルの爆裂といった深刻な症状が見られることがあります。

    • ・モルタル外壁に発生した0.3mm以下のヘアクラックを塗装で補修するときには、弾性塗料をおすすめします。

    • ・構造クラックのように幅が広いひび割れ補修では、カット(Vカット・Uカット)してから補修するケースがあります。

    • ・ヘアクラック程度であればDIYで対応可能なケースもありますが、「本当にヘアクラックなのか」「表面の塗装だけで大丈夫か」などクラックの正しい状態を把握できないケースも。自己判断よりも専門業者の点検を受けることをおすすめします。

    • ・外壁に粉状のものが発生するチョーキング(白亜化)があれば、クラック補修だけでなく、全体の外壁塗装も検討してみてください。

    • ・目立つクラックは、飛び込み業者から目を付けられてしまうことも。クラックの補修と塗装は、確かな技術や経験を持った業者に依頼した方が後々のトラブルを回避することができます。

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