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耐用年数25年を誇る低汚染塗料 ！ダイヤスーパーセランシリーズ！

25年以上の耐用年数を誇る塗料

　外壁塗装や屋根塗装に用いられる塗料には様々なものがあり、そのベースとなる樹脂（乾燥後に塗膜となるもの）によっておおよその耐用年数が決まってきます。代表的な樹脂がアクリル、ウレタン、シリコン、フッ素で、耐用年数は立地と環境に大きく左右されるため、一概に○年と決められないのですが、ただいま主流のシリコンでは約12～15年、それ以上フッ素で約15～20年とされています。

新たな素材として注目される無機成分を含んだ製品

　普段はほとんど気に留めないかもしれませんが、私たちの周りには無機成分が主体となっている製品たくさん存在しています。例えば、食器やカップなどの日常的に使用するものや、屋根に使われる釉薬瓦などがそれに当たります。食器や瓦は、何年経ってもほとんど色あせることがありません（ただし、模様や絵が剥がれることはあるかもしれません）。

　現在の塗料はすべて有機成分を含んでおり、完全な無機塗料は存在しません。無機成分が含まれている塗料と言っても、それは実際にはハイブリッド塗料にすぎません。

1．無機成分と有機成分が融合してできる堅牢かつ柔軟性に富んだ塗膜

　「柳に風」の故事のように、風を受け流す柳は強風でも折れません。一方、見かけによらず頑丈に見える一般的な枝は、限界を超えると折れてしまいます。

　同様に、ダイヤスーパーセランシリーズの塗膜は、強固なオルガノポリシロキサン結合と、それを支える2種類の架橋材で構成されています。これにより、塗膜は非常に強力でありながらも柔軟性を持ち、外部の要素に対して優れた耐久性を発揮します。

　この2種類の架橋材は、サスペンション効果を発揮するため、塗膜は部分的には硬く、部分的には柔らかい、非常に柔軟性に富んだ状態となります。その結果、風や雨などの外部要素からのダメージを受けにくくなります。

2．ガラス構造に類似した3次元網目結合を持つオルガノポリシロキサン

　代表的な無機系結合材であるオルガノポリシロキサンは、シリコン「Si」と酸素「O」から構成されています。この材料は空気中の水分を触媒として利用し、加水分解と縮合反応を経てガラス構造と密な3次元網目結合を形成します。

　縮合反応により、シリコンの密度が高くなり、規則正しく並ぶ特徴があります。密度の高い3次元網目結合は非常に堅牢であるため、強固です。

3．オルガノポリシロキサンの結合エネルギーは紫外線のエネルギーに対抗できる

　多数の原子が結びついていく際、結合特性を持った元素同士が結合し、骨格（主鎖）が形成されます。元素は単一の原子との結合に限らず、1つの原子に複数の元素が結合することもあります。

　結びつく原子と骨格となる元素は相性があり、強い結びつきを持つ原子もあれば、弱い結びつきを持つ原子も存在します。この結びつきの強さは結合エネルギーと呼ばれ、数値で表すことができます。例えば、耐候性の低いアクリル塗料と耐候性の高いフッ素塗料は両方とも炭素から成る主鎖を持ち、結合エネルギーはどちらも356 kj/molです。ただし、フッ素塗料が高い耐候性を持つのは、予備の骨格（側鎖または残基と呼ばれる）の結合エネルギーが486 kj/molと高いためです。

　一方、無機系結合のオルガノポリシロキサンの結合エネルギーは435 kj/molです。紫外線の持つエネルギーは410 kj/molですので、元素と原子の結合エネルギーがこれより低い場合、劣化が進む可能性があります。

驚異的な耐候性を持つダイヤスーパーセランシリーズ

　超促進耐候性試験において、ダイヤスーパーセランシリーズは驚異的な結果を示しています。30年間相当の経過を経ても、なんと95％以上の光沢を保持しています。

光沢保持率の基準は８０％ですが、
ダイヤスーパーセランシリーズはいずれもその基準を超えています！

　メタルハライドランプ式超促進耐候性試験では、使用されるメタルハライドランプは太陽光の約20〜30倍の紫外線量を放射し、促進倍率は約100倍程度とされています。したがって、1000時間の試験は現実の30年に相当します。

ダイヤスーパーセランシリーズの超低汚染性

　ダイヤスーパーセランシリーズは、何年経っても汚れがなく、塗り替え後の2年間でもほとんど汚れないほどの超低汚染性を誇ります。

ダイヤスーパーセラン微弾性用の追従性：1.5mmのクラックに対する耐性

　下塗りにはダイヤアクレスフィラー、仕上げにはダイヤスーパーセランを組み合わせる事で、1.5mmのクラックにも耐える事が可能です。

ダイヤスーパーセランシリーズの施工事例をご紹介！

　ダイフレックス社からお借り致しましたダイヤスーパーセランシリーズの施工事例の画像をご紹介します。

ZOZOマリンスタジアム（千葉マリンスタジアム）

【仕様塗料】　ダイヤスーパーセラン微弾性用　　【施工期間】　2003～2006年

　懐かしさを感じる「千葉マリンスタジアム」表記がある施工前の画像

　千葉マリンスタジアム（現在の名称：ZOZOマリンスタジアム）は、複数回のネーミングライツによる名称変更があります。

　1990年にオープンした当初、千葉マリンスタジアムはフッ素塗料が使用されていました。しかし、13年経過した現在、明らかな色褪せが見られます。特に雨水の流れるボード同士継ぎ目が白くなっており、まだらに薄い白い部分が広がっています。

〇施工中の塗り替え前後の比較画像

〇2009年10月に施工された後、4年・6年とそれぞれ経過した写真

　千葉マリンスタジアムやマリンフィールドといった名称から推測できるように、このボールパークは海の近くに位置しています。環境条件は厳しいですが、両方の部分において光沢が保たれています。

ただし、6年経過した部分には光の影響もあるかもしれませんが、わずかな汚れが見られるようにも思えます。

〇13年が経過した2016年の写真

　QVCマリンフィールドという名称に変わっていますが、色褪せは見られません。このボールパークは1990年に開業されました。2003年時点の施工時には13年経過しております。
　2003年の施工から2016年で約13年経過し、2006年に塗装が施された個所もございますが、塗り替えてからほぼ同様の年月が経過しております。

　改修で塗布されたダイヤスーパーセラン微弾性用の塗料は、開業前に塗布されたフッ素塗料と比べて色褪せが全く見られません。これはダイヤスーパーセラン微弾性用の塗料が優れた耐候性を持っていることを示しています。

三河湾ガスターミナル株式会社：LPGガス貯蔵タンク

【仕様塗料】　ダイヤスーパーセラン　　【施工期間】　2003年7月

　海岸に近い立地にあるLPGガス貯蔵タンクは、塩害による腐食からの保護が重要です。そのため、タンクを確実に守るための塗料が求められます。

〇2011年：8年経過

五稜郭の周辺の文化施設（函館五稜郭タワー）

【仕様塗料】　ダイヤスーパーセラン

大阪府立門真スポーツセンター（なみはやドーム　総合多目的アリーナ）

【仕様塗料】　ダイヤスーパーセランアクア

国土交通省が管理するNETISに登録されている

登録番号：KT-040101-V
新技術名称：ダイヤスーパーセラン
　本技術は景観保護塗装工法で、従来は常温硬化形ふっ素樹脂塗料で対応していた。本技術の活用により、耐久性、防汚性が向上し、ライフサイクルコスト(LCC)の削減が図れる。

お住まいの塗装 ここがポイント