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  • HOME > 屋根塗装と外壁塗装は別物、屋根塗装で起こったトラブル3選

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     同じ塗り替えでも屋根塗装はちょっと特殊です。

     屋根の塗り替えというと、普通は外壁塗装をやっている業者に依頼します。間違ってはいないのですが、ちょっとお待ちください!

     街の外壁塗装やさんではそういった評判の良い業者に屋根塗装を頼んだのに「屋根塗装をしてから雨漏りするようになった」、「すぐに塗装が剥がれてしまった」というお客様を多く見てきました。
     中には評判の良い塗装業者として多くの同業者に知られているところもありました。

    columns

    【動画で確認「屋根塗装トラブル事例」】
    長い文章のページとなっていますので、内容を動画でもまとめています。

    動画で見たいという方は是非ご覧ください!

     ご相談をいただいたお客様から話を聞いて調べてみると、普段の外壁塗装ではとても評判がよくクレームもない塗装業者でも、屋根塗装で問題を起こしてしまったというケースがあるようです。

     本来そういったことはもちろんあってはならないのですが、塗装業者も人間ですから「たまたまミスを起こしてしまった」「不慣れな新人スタッフが施工をした」ということもあるかもしれません。

     しかしそうであれば屋根塗装だけでなく外壁塗装の時でも問題が発生するはずですよね?ところがお客様からのクレームは屋根塗装に集中しています。
    なぜなのでしょうか?

     実はこういったケースには特徴があります。屋根塗装といっても、トラブルになるのはほとんどの場合、

    ☑ スレート屋根の塗装
    ☑ コンクリート瓦屋根の塗装

    このどちらかです。
     外壁塗装なら「ぜひまた頼みたい」と言われるような優良業者でも、スレート屋根、コンクリート瓦屋根の塗装でトラブルを起こしてしまうのは、この2つの屋根塗装に適した施工を行なっていないからなのです。

     これから屋根塗装をお考えの方は、こうしたケースを知っておくことでトラブルを防ぐことができるかもしれません。
    これらの屋根を塗装する際の正しい施工方法、そして屋根塗装を依頼する際にどんなことに注意すればよいのかご紹介いたします。
     屋根塗装リフォームで後悔しないよう、ぜひご参考にしてください。

     現在、多く普及している屋根材のひとつが化粧スレート(カラーベスト・コロニアル)屋根です。目安として10年毎に塗装が必要であり、寿命は20~30年と言われています。

     アスベストが含まれないスレートが出回ったのが2004年以降ですから、そのあとに家を建てそろそろ塗装の時期という方も多いのではないでしょうか。

     このスレート屋根、屋根材を下から重ねるように葺いていきますが、屋根材と屋根材の重なり部分に僅かな隙間があり、そこから屋根材の下に入ってしまった水分や湿気を排出するようになっています。

     この隙間はとても重要で、狭すぎると毛細管現象(狭い空間を水が重力に逆らって上っていく現象)を起こし、広すぎると横風に煽られた雨水が吹き込みやすくなります。適切な隙間が必要なのです。

     屋根塗装をする場合、スレートとスレートの重なり部分には塗料が溜まりやすく、隙間が塞がれてしまったり、狭くなったりしてしまいます。


     このままだと水分や湿気を排出できなくなったり、毛細管現象を起こしてしまうので、昔は「皮すき」というヘラのような道具を使って隙間を開けていました。
     強制的に塗膜に切れ目を入れるような感じです。現在ではタスペーサーという樹脂の製品を重なり部分に挿入することよって隙間を確保するのが一般的です。この作業を縁切りと言います。

    スレート屋根はタスペーサーによる縁切りが必要です。


     施工不良を起こしてしまった業者はこういった知識を持っていなかったのでしょう。縁切りもタスペーサーの挿入も行われていませんでした。雨水が排出されないのだから、雨漏りの原因や、濡れた状態で湿気がこもってしまい下地の劣化に繋がりかねません。


     スレート屋根塗装の縁切り不足によるトラブル、実は珍しいものではありません。私たち街の外壁塗装やさんにもお客様から「屋根塗装してから雨漏りするようになった」、「小屋裏に湿気がこもっている気がする」というご相談が多数、寄せられています。

     タスペーサーが発売されてから、かなりの年月が経ちました。それでも、まだその存在を知らない、それだけでなく縁切りを知らないという外壁塗装業者もいるのです。
     また、タスペーサーは知っており、実際の工事で使っているという業者でも、その正しい使い方、「いつ、重なり部分に挟み込むのがベストなのか」を知らない業者も多数存在するようです。

    「縁切りを知らない」、「タスペーサーを正しく使っていない」、これらの事実を知ると『無知は罪』という言葉が思い出されます。これではリフォーム業界全体の印象が悪くなるのも当然のことなのです。

    タスペーサーのよくある間違いと正しい使い方

    ・屋根を高圧洗浄した後に挿入し、それから下塗りを始めるのは間違いです

     下塗り材の種類によっては樹脂製のタスペーサーが溶けてしまい、適切な隙間を保てないことがあります。
     タスペーサーは塗料が塗られることを前提に作られているので、溶けるということはまずありませんが、夏場の屋根の上は70℃以上になります。
     高温になると、化学反応も進みやすくなるので、プロならばそのリスクを排除すべきです。

    ・中塗り後に挿入するのは間違いです

     塗料が完全硬化する前に行うと剥がれてしまう可能性もあります。

     塗料が剥がれてもこれから上塗りを行うから関係ないという業者もいますが、お客様のことを考えているとは思えません。その塗膜が薄くなった箇所から劣化が進んでしまうこともあるのです。

    ・タスペーサーの正しい挿入タイミングは下塗りの後です

     タスペーサーを挿入するのは下塗りが十分乾燥した後と、メーカーの指定があります。

     一般的な大きさのスレートであれば1枚につき2つ使用します。その後に適切な厚さで中塗り、上塗りと仕上げていくのが正しいスレート屋根の塗装方法です。

     雨漏りをしているということで点検に伺いました。お話を伺うと、数年前に他社にて屋根塗装をされたとのことですが、その後から天井に雨染みができ始めたそうです。

     屋根に上がってみると、スレート自体は割れや浮きもなくきれいな状態でした。ところがよく見るとやはり、縁切りがされておらず、スレート同士が塗料でぴったりとくっついています。これでは排水ができないので、逃げ場を失った雨水が建物内へと回ってしまいますね。


     強い雨の時に雨漏りするようになってしまった、とのご相談をいただきました。以前、外壁塗装と屋根塗装をセットで行ってから2年も経っていないそうです。苔なども生えていませんし、塗膜もピカピカです。
     塗装の際にはタスペーサーが使われていたようでした。しかしその上から塗料が厚く塗りこまれていて、隙間がほぼありませんでした。

     ヘラをスレートの隙間に差し込んでみると、中から水が流れ出てきました。明らかな施工不良です。まずはこれらを縁切りしていくことで雨漏りは改善されるでしょう。


     普通、瓦というと表面がつるつるしている釉薬瓦(陶器瓦)か表面にあまり光沢のない黒い銀色のいぶし瓦、洋風のお住まいに用いられる素焼き瓦などを思い浮かべると思います。これらは粘土から造られているので粘土瓦と呼ばれます。

     粘土以外にはセメントやコンクリートを主原料としたセメント瓦やコンクリート瓦(乾式洋瓦・モニエル瓦)も存在します。こちらは見た目が粘土瓦とほぼ変わらないものから、成型の自由度を活かしてさまざまな形のものが存在します。

     ご存知のように粘土瓦は塗装の必要がありません。塗装することは可能なのですが、してしまうと定期的に塗り替えを行わなくてはならなくなりますので、余計な費用が発生することになるので、お勧めしません。塗装が必要となるのはセメント瓦やコンクリート瓦です。

    セメント瓦とコンクリート瓦、見た目が非常に似ています。似ているというよりも製品によってはほぼ同一なので、見分けがつきません。

     一般の方なら、見分けがつかなくても日常生活に支障が出ることは全くないでしょう。塗装やさんの場合は大変なことになります。
    下塗り材に間違ったものを使ってしまうと、すぐに塗料が剥がれてきてしまうからです。業者によっては塗装を断るところもあります。


     唯一の見分ける方法は瓦の小口(端の断面の部分)の違いだけです。ここが滑らかならばセメント瓦で、荒く凸凹しているならコンクリート瓦です。

     コンクリート瓦は、表面に「スラリー層」と呼ばれるセメントと顔料を混ぜた層によって着色がされています。ところがこのスラリー層は弱く経年で剥がれ落ちてしまうので、上から塗装をし直したとても、スラリー層ごと塗膜が剥がれてきてしまうのです。

    しっかりと塗るにはスラリー層を除去するか、スラリー層を強化するシーラーやプライマーを使わなくてはなりません。

    セメント瓦とコンクリート瓦では、塗装のやり方に違いがあります。

     
     セメント瓦を塗るつもりで、コンクリート瓦を塗ってしまうと剥がれてきます。
    以前にセメント瓦を塗装しており、今回も同じものだと思って塗ってしまい、剥がれてきてしまったというケースに苦しめられている業者はたくさんいます。

     そういった場合、お断りするのが良心的な業者だと思うのですが、適切な施工方法を知らないまま、今回は大丈夫だろうと受注欲しさに塗り替えを行なってしまう業者も存在するようです。結果、お客様に迷惑をかけてしまうことが多くなります。

    外壁塗装を行う業者が屋根のことに関しても詳しいとは限りません。
     外壁塗装では優良業者だったとしても、屋根塗装の実績があまりなく、セメント瓦とコンクリート瓦は違うという知識もないままだと、こういったこともあり得るのです。

     現在、コンクリート瓦は製造されていませんが、コンクリート瓦で葺かれた屋根のお住まいは今でもよく見かけます。ご自宅の屋根がセメント瓦かコンクリート瓦かわからないという方は特にご注意ください。


     ドーマーのある洋風のお住まいで、洋風デザインのコンクリート瓦(モニエル瓦)がよく似合っていますが、表面がぼろぼろと剥がれて見た目が悪くなってしまっているのが分かります。以前塗装をされた時の施工不良が考えられます。


     剥がれて素地が露出してしまうとそこから雨水がしみ込み、瓦自体が傷みますから、早めにメンテナンスをしたいところです。
     高圧洗浄で古い塗膜とスラリー層をしっかり落としてから塗装をし直します。


     塗装をしてから1年も経たないうちに塗膜剥がれが発生してしまったモニエル瓦の屋根です。実は塗装を依頼したのは塗装専門店ではなく、一度はお断りされたそうですが、お客様がそれでもと施工をお願いしたそうです。


     結果、高圧洗浄も満足にせず、しかもモニエル瓦には不向きな水性塗料が使われていました。
     屋根材に合った施工方法や塗料で塗り替えを行わないとどうなってしまうのかがよく分かる事例ですね。

     仕事のほとんどが新築の外壁塗装なので、地面か足場の上での塗装がほとんど。屋根に上ることなんて滅多にないなんて業者もいます。皆様もご存知のように急か緩いかは別としてほとんどの屋根には傾斜がついています。

     これだけでも平地とは全く違います。そして、瓦などの上はご想像の通り、歩きにくいのです。一般的な2階建の屋根の上であっても、遮るものが少ないためか風も相当強く感じます。
     この上を塗料の入った入れ物と刷毛を持って移動しながら、塗装していくとなると… 慣れていない人に作業してもらうのはかなり危険ですよね。まあ、誰も最初は初心者で不慣れです。

    知らず知らずのうちに瓦をずらしてしまって、それが原因で雨漏りしてしまったり、バランスを崩した際に屋根材を壊してしまったりということはわりとあるようです。

     弊社でもそういったトラブルを起こしてしまうこともありますが、お客様には必ず報告しております。梯子が突風で倒れてしまい、ゲリラ豪雨が降りしきる中、どうしようもなくて屋根の上に数十分いたものもおります。

     屋根の上は下から見えない・見にくいため、何かあっても業者から報告がなければ、分からないことも多いのです。
     街の外壁塗装やさんでは足場がかかっており、お客様が可能であれば、必ず屋根の上など高所を見てもらうようにしています。
     ご希望であれば、安全のためのヘルメットをご用意いたしますので、遠慮なくお伝えください。

     

     


     スレートや金属屋根の頂部には棟板金と呼ばれる金属部品が設置されています。
     この棟板金を留める釘は経年で緩んでくるので、屋根の点検に伺うと、釘が飛び出ていたり抜けて無くなっていたりすることがほとんどです。棟板金の固定力が弱くなって、強風時に外れてしまうかもしれません。雨漏りの原因にもなりやすい部分です。


     屋根塗装はそういった付帯部品の不具合もチェックできる良い機会なのですが、何もしないまま塗り替えて終わり、という塗装業者もいるようです。明らかに釘が緩んだ状態や、板金の継ぎ目のシーリングが剥がれた状態で上から塗装された屋根を何度も見たことがあります。

     塗り替えで屋根を綺麗にするのであれば、屋根全体もできるだけ健全な状態にしたいですよね。数年後に台風で棟板金が飛んでしまったなんてことがあってはいけません。

     屋根の塗装を依頼するときには、棟板金や谷板金などの付帯部品もしっかりチェックしてもらえるのか、必要な補修をしてから塗り替えを行ってもらえるのかを確認したほうが良いでしょう。

    安易に塗装をすすめる業者にも注意しましょう


     屋根塗装のご相談をいただいた際、私たち街の外壁塗装やさんでは、塗装が可能な状態かどうかを点検し、場合によっては葺き替えなどのリフォームをおすすめすることもございます。

    そもそも塗装の目的とは?

     屋根塗装には、大きく分けてふたつの目的があります。
    「美観」と「防水性」の回復のためです

     長年のうちについた汚れやコケなどを洗い落とし、塗り替えることで見た目を綺麗にすることが目的のひとつですね。
     さらに、劣化した屋根の塗膜を塗り替えることで復活させ、屋根材の防水性能を取り戻すことがもう一つの大事な目的です。


     スレートやセメント瓦は、塗膜が劣化してくると水を吸うようになり、割れや変形の原因になります。また金属屋根は塗膜での保護が十分でないと錆が広がってしまいます。
     割れた屋根材や錆で穴が開いてしまった屋根材を、塗装だけで元には戻せないですよね?


     ちょっとしたひび割れや穴であればシーリング等で補修してから塗り替えることもありますが、万一、そのひび割れから雨水が浸入して屋根の下地まで傷んでいた場合はどうでしょう。
     もちろん塗装をしても、一度劣化した屋根の下地が回復することはありません。雨漏りを起こしている場合などは持ってのほかです。

     屋根材や屋根下地(防水紙・野地板)にも耐用年数があります。定期的なメンテナンスを行なってこなかった屋根の場合それも短くなります。

    塗装は屋根メンテナンスの中でもリーズナブルに行えますが、せっかく塗り替えを行ったのにすぐに雨漏りが発生してしまったとなっては非常に残念です。これからも長く住み続けるのであれば、大きなリフォームが必要なタイミングは必ずやってきます。

     屋根は建物の中でも日々過酷な環境にさらされお住まいを守っている箇所です。少しの間違いがお客様の大きな被害を及ぼしてしまうこともあるのです。リフォームを行う業者はそれを一時も忘れてはいけないと私たちは考えます。

     街の外壁塗装やさんでは、屋根の状態やお住まい全体を点検し、必要なメンテナンス、最適なプランをご提案いたします。まずはご相談ください。

     

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