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更新日 : 2023年09月29日
更新日 : 2023年09月29日
【知っていますか?】お住まいの外廻り、各部分の名称
戸建て住宅は、さまざまな部位から成り立っています。屋根や外壁、門、塀、ベランダ、バルコニーなどは分かりやすいですが、このほかにもいろいろなものがあり、中には聞いたことがないものなどもあるかと思います。
リフォームを依頼したいと思った時、細かな部分の名称が分からず説明しにくい場合もあるかもしれません。また、業者から受ける説明も同様にいまいちどの部分について話しているのか首をかしげてしまうことがあるでしょう。確かに、住宅メーカーやリフォーム会社であればごく普通に理解していることであっても、一般の方には縁がない名称も多いでしょう。
業者によっては、一般の方でもわかりやすいように言葉を選んで説明してくれるところもありますが、そうではないところもあります。専門用語ばかりで説明されると、わざとわかりにくく話しているのではないかと不安になる方もいるでしょう。
今回は、ふだんあまり耳にしない建築専門用語についてご紹介します。これからリフォームをされる方は、是非参考にしてください。
目次
目次
塀(囲い)
自分の敷地と他社の敷地との間に、境界として設けるもの。
高さのあるものを選ぶことで敷地内を見えにくくし、プライベート空間を確保することも可能。
垣 -かき-
塀と同じ役割があるが、植物を用いたものが多い。生垣や四ツ目垣などが人気。
透かしブロック
装飾のため、穴が開けられたブロック。通気性が良く、デザインもいろいろある。
門
塀などに設置される出入り口。場合によっては、複数設けられていることもある。
門扉 -もんぴ-
門に取り付けられた扉。
鉄製、木製など多数の材質がある他、デザインも豊富。機能性ではなく、建物の雰囲気や好みに合わせて選ばれることが多い。
内開き、外開き、引き戸の3つの開き方があるほか、両開き、片開き、親子開きなどいくつかのつくりがある。
アプローチ
門から玄関までの通路。
タイルや砂利やレンガ、石を用いられることが多く、高低差がある場合には階段やスロープをつくることもある。
外構工事ではこの部分にこだわりを持って施工されることが多い。
ポーチ
玄関ポーチと言われる。
玄関の前につくられた小さな空間で、利便性を考えて段差や屋根が付けられていることが多い。
犬走り
建物や建造物によって定義が異なる。
一般的な住宅の場合、建物の外壁に沿ってつくられた幅が細い道。泥はねによる外壁の汚れを防ぐために設けられる。
コンクリートや砂利が用いられることが多い。
入り隅 -いりずみ-
建物も形状によってある場合とない場合がある。
外壁面と外壁面がぶつかる部分で、内側に凹んでいる場合の名称。
出隅 -でずみ-
外壁面と外壁面がぶつかる部分で外側に出っ張っている部分の名称。
すべての建物に必ずある。
幕板 -まくいた-
外壁に横長に取り付けられている帯状の板。
建物をおしゃれに見せるために用いられる場合が多く、ツートンカラーで塗装される場合は、色の境界にもなる。
雨戸
窓と建物を保護することを目的に、窓の外側に取り付けられた戸のこと。
また、防犯を目的に設置する場合もある。
種類も引き戸やシャッター、折り戸などいろいろあるが、建物によっては設置されない場合もある。
戸袋 -とぶくろ-
引き戸タイプの雨戸を収納する箱状の部位。雨戸があっても、戸袋がない場合もある。
霧除け(庇 -ひさし-)
玄関や窓などの上に設置されている小さな屋根。
雨や霧、日光などを防ぐために設けられる。
ベランダ
屋根があり、建物の外に突き出ている。
建物の中に直射日光が入りにくいので室内が暑くなりにくい。
屋根があるので突然の雨でも干した洗濯物に影響が出にくい。
バルコニー
屋根がなく、二階以上の室外に設置されている。屋根がないので開放的な空間にできるほか、明るいといったメリットもある。
屋根がないため風雨の影響を受ける。
マンションでは、そのほとんどがバルコニーである。
笠木 -かさぎ-
ベランダやバルコニー、塀、腰壁などの上に設置されているもの。雨風などによる腐食から守るために取り付けられる。
木材、セメントなどさまざまなものがあるが、屋外で使用されるのは金属製が多い。
継ぎ目部分から雨水が侵入しやすいため、注意が必要。
破風 -はふ-
切妻屋根における妻側の三角形になっている部分のこと。また、破風部分に設置している板を「破風板」と呼ぶ。
ケラバ
屋根の雨樋が設置されていない妻側の端をこのように呼ぶ。建材の名前ではない。
鼻隠し
軒先に取り付けられた水平の部材のこと。
下から吹き上げてくる風や雨から、屋根を守るために取り付けられるもの。美観目的の意味合いもある。
軒天(軒天井・軒裏)
外壁よりも突き出ている屋根の天井部分のこと。
外壁に雨風が当たり傷めてしまうのを防ぐ。軒天によって、下地材を湿気などから守る目的もある。
最近は、防火を目的に不燃性素材が使用されていることが多い。
ドーマー
屋根の上に取り付けられた窓。通気と採光を目的に取り付けられる。
上部に窓を取り付けることで、空間全体を明るくすることができる。
また、屋根裏部分は熱がこもりやすく湿気の心配もあるが、ドーマーがあることで換気ができる。
大棟 -おおむね-
屋根の一番高いところにある屋根の面が交差する水平になっている場所。
棟板金や棟瓦などで覆われている。
雨水の侵入を防止するために取り付けられている。
隅棟(下り棟) -すみむね-
寄棟屋根や入母屋屋根などに配置されている傾斜部分。下り棟と呼ばれることもある。
板金や瓦が使用されていることが多い。
雨樋 -あまどい-
屋根の上から流れてきた雨水をまとめて排水するためのもの。雨水が、外壁や軒先を濡らし、傷めてしまうのを防ぐために取り付けられる。
また、屋根から流れてくる雨水がそのまま地上に落ちると、周囲のものが泥水などで汚れてしまったり騒音を引きおこしたりすることもあるため、それを防ぐ目的もある。
塩化ビニール製、ステンレス製などがある。
横樋 -よこどい-
屋根から流れてきた雨水を、最初に受ける場所。
雨樋の一部分で、軒先から水平方向に取り付けられている。
竪樋 -たてどい-
横樋で受けた雨水が集められ、流れていく部分。少し傾斜があるのが特徴。下水などに運ばれる。
這樋 -はいどい-
1階部分に取り付けられることが多く、2階の竪樋から流れてきた雨水を1階の雨樋へと導くためのもの。
集水機(上合 -じょうごう-)
雨水は、横樋を通り竪樋へ流れていく。集水機は、それを流しこむためのもの。
箱状になっている。
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