HOME > 外壁塗装の工期は約10日?施工期間とよくある疑問を解説
更新日 : 2025年02月02日
更新日 : 2025年02月02日
外壁塗装の工期は約10日?施工期間とよくある疑問を解説
「外壁塗装の工期はどれくらい?」
「屋根塗装も併せると作業期間は延びる?」
外壁塗装を検討する際、工事期間がどれくらいかかるのか気になる方も多いでしょう。特に、屋根の塗装も同時に行う場合、どの程度の日数を見込むべきかは事前に知っておきたいポイントです。
また、塗装工事中は塗料の臭いや、洗濯物を屋外に干せないといった制約が発生することもあります。そのため、スケジュールをしっかり把握しておくことが大切です。
本記事では、外壁塗装の標準的な工期や作業工程を詳しく解説し、よくある疑問にもお答えします。現在、外壁のメンテナンスをお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
目次
目次
一戸建て住宅の場合…10日前後
一般的な延床面積30坪程度の戸建住宅では、外壁塗装にかかる日数はおよそ10日前後が目安となります。加えて、屋根の塗装を同時に行う場合、施工日数はさらに3〜4日ほど必要になり、全体の工期は約2週間ほどを見込むのが一般的です。
ただし、建物の規模や使用されている素材によって、塗装作業の所要時間は変動します。
特に、和風建築と洋風建築では施工内容が異なり、和風住宅のほうが工期が長くなる傾向があります。その理由として、和風の住まいは外装に木部が多く使われていることが多く、付帯部分の塗装に時間と手間がかかるためです。
また、建物の大きさや仕様によって塗装面積が増えると、それに伴い作業日数が延びる可能性もあります。そのため、具体的な工期を知るには、事前にしっかりとした現地調査を行い、適切なスケジュールを立てることが重要です。
アパートの場合…2~3週間程度
アパートの塗装工事にかかる期間は、建物の規模によって異なりますが、1棟6戸程度の規模であれば、おおよそ2〜3週間が目安になります。外壁の総面積や建物の形状によって作業日数が前後するため、具体的な工期を把握するには現地調査が必要です。
マンションの場合…1~2か月程度
マンションの塗装工事は、建物の規模や階数によって大きく変わります。一般的には、1〜2ヶ月程度の工期を想定しておくのが無難です。特に大規模なマンションでは、足場の設置や共用部の塗装作業に時間がかかるため、工期が長くなる傾向があります。
具体的なスケジュールについては、建物の規模や仕様に応じたプランニングが必要となりますので、まずはお気軽にご相談ください。
街の外壁塗装やさんでの施工事例
私たちがこれまでに手掛けたさまざまな建物の塗装実績をご紹介します。
施工内容や使用する塗料、作業員の人数によって工期は異なりますので、あくまで目安としてご参考ください。
2階建て住宅
外壁塗装・屋根塗装・ベランダ防水・雨樋交換
施工期間
20日間
2階建て住宅(2軒分)
外壁塗装・屋根塗装・屋上防水
施工期間
1ヵ月
3階建て住宅
外壁塗装・屋根塗装・ベランダ防水
施工期間
14日間
3階建て住宅
外壁塗装
施工期間
3週間
3階建てアパート
外壁塗装・屋上防水・給水塔塗装
施工期間
3週間
アパート2棟
外壁塗装・屋根塗装
施工期間
2棟で1ヵ月
倉庫
外壁塗装・屋根塗装
施工期間
14日間
ここからは、外壁塗装および屋根塗装の具体的な作業工程と所要期間について詳しく見ていきましょう。
ご契約から工事開始までの流れ
お客様からお問い合わせをいただいた後、現地調査を実施し、通常は数日から1週間程度でお見積もりを提出します。そこから契約までの期間はご家庭によって異なりますが、多くの方が1ヶ月以内に決定される傾向があります。
ご契約後は、色の選定・塗料の手配・施工スタッフの調整といった準備に入るため、実際の工事着工までには数週間程度の猶予が必要です。一般的には、契約から約1ヶ月後に施工開始となるケースが多いですが、繁忙期にはもう少しお待ちいただく場合もあります。
「できるだけ早く工事を始めたい!」といったご希望があれば、可能な範囲で調整いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。
塗装工事が始まるまでには意外と時間がかかるものです。特に希望の時期がある場合は、できるだけ早めのご相談がスムーズな進行につながります。
工事開始後のスケジュール
外壁塗装と屋根塗装を同時に行う場合、作業にかかる日数は以下の通りです。 ただし、施工業者の定休日や天候の影響を考慮すると、実際の工期はやや長くなる可能性があります。
安全な作業環境を確保するために、まずは足場を設置します。
高所作業を安全に行うために欠かせない工程です。この日は金属同士が接触する音が発生するため、ご理解いただければと思います。
また、足場の設置と同時に、塗料の飛散を防ぐメッシュシートを張り巡らせ、周囲への影響を最小限に抑えます。
外壁や屋根に付着した汚れやコケ、旧塗膜の剥がれをしっかり除去するために、高圧洗浄を行います。
この作業では高圧洗浄機の稼働音が大きくなるため、騒音が発生する点をご承知おきください。
また、水の飛散が予想されるため、洗濯物は屋外に干さないようご協力をお願いいたします。
洗浄後、十分に乾燥させたうえで下地の補修を行います。
・ひび割れ(クラック)の補修
・コーキング(シーリング)の打ち替え・増し打ち
・ケレン作業(サビや汚れを削り、塗料の密着性を高める処理)
これらの工程を適切に行うことで、塗料の密着度を向上させ、耐久性の高い仕上がりになります。
また、窓枠や玄関ドアなど、塗料が付着してはいけない部分には、ビニールや養生テープでしっかりと保護を行います。
そのため、養生作業が完了すると、基本的に窓の開閉が制限されることになります。
塗装作業は、基本的に3回塗りで行います。
・1日目:下塗り(プライマー) → 塗料の密着を高める
・2日目:中塗り(主材1回目) → 耐久性・防水性を強化
・3日目:上塗り(主材2回目) → 美観と仕上がりの均一化
屋根塗装の際は塗料の臭いが発生しますが、屋根上での作業のため臭気は上方向へ拡散しやすいのが特徴です。
外壁塗装も同様に、下塗り・中塗り・上塗りの3工程で仕上げます。
最近では水性塗料の使用が増えており、臭いは軽減されていますが、完全無臭ではないため、しばらくは換気や洗濯物の干し方にご注意ください。
付帯部とは?
・破風板・鼻隠し(屋根の端の部分)
・雨樋(あまどい)(雨水を流すパーツ)
・幕板(外壁を仕切る装飾部分)
これらの付帯部も紫外線や風雨によるダメージを受けやすいため、塗装が必要です。外壁・屋根と一緒に仕上げることで、統一感のある美しい仕上がりになります。
施工後、塗りムラや塗り残しがないかを細かくチェックします。
必要があれば微調整を行い、仕上がりを万全に整えます。
すべての作業が完了したら、お客様と一緒に最終確認を行います。
その後、足場を解体し、周辺を清掃して工事完了となります。
長期間にわたり、ご協力いただき誠にありがとうございました。
塗装作業はさまざまな要因によって予定よりも長くなる場合があります。
しかし、事前にしっかりと計画を立てたうえでお見積もりをご提出するため、突然の追加費用が発生することはございませんのでご安心ください。
天候による影響
外壁・屋根の塗装は屋外での作業かつ塗料を使用する工事のため、天候に大きく左右されるのが一般的です。
特に、梅雨時期や夏の集中豪雨の影響で、塗装の進行が遅れることがあります。雨が続くと工事のスケジュール調整が必要になり、結果として工期が延びることも。
「できるだけスムーズに施工を終わらせたい」とお考えの方は、雨の多い季節を避けたスケジュール調整をおすすめします。
下地処理(補修)の範囲が広い場合
塗装前の下地処理(補修)は、建物の寿命を延ばし、仕上がりを美しくするために不可欠な工程です。
どの住宅でも多少の補修は必要ですが、劣化が進んでいる場合は補修作業に時間を要し、その分工期が長くなる可能性があります。
特に、以下のような状態の場合は、塗装前の補修作業が増えるため、工期が延びる傾向にあります。
✅ 外壁のひび割れ(クラック)が多い
✅ コーキング(シーリング)の劣化が激しい
✅ 旧塗膜の剥がれが進行している
適切な補修を行わずに塗装をしてしまうと、施工不良の原因となり、後々のトラブルにつながります。そのため、必要な補修作業はしっかりと時間をかけて行うことが大切です。
他の工事を同時に行う場合
塗装工事と併せて、ベランダ防水工事・庇(ひさし)の板金交換・雨樋の補修などを実施する場合は、追加作業が増える分、工期も延びることになります。
しかし、足場を設置しているタイミングでまとめて施工することで、足場の費用を抑えることができるため、結果的にコスト削減につながるというメリットもあります。
「せっかく足場を組むなら、同時にメンテナンスをしておきたい」という場合は、事前にご相談ください。
塗装工期を極端に短縮することはできません
「工事をもっと早く終わらせたい!」というご要望をいただくこともありますが、適正な塗装工程を守らずに作業を急ぐと、塗膜の剥がれや膨れなどの施工不良が発生する可能性があります。
特に、以下のような工程では、適切な乾燥時間を確保しないと塗料がうまく密着しません。
✅ 高圧洗浄後の乾燥
✅ 下塗り後の乾燥
✅ 中塗り後の乾燥
塗装工事の期間中は何かとご不便をおかけしてしまうかもしれませんが、長く美しさを保つためには適切な施工期間が必要です。どうかご理解とご協力をお願いいたします。
洗濯物は屋外に干せません
屋外やベランダ、バルコニーで洗濯物を干している方は、塗装期間中は外干しができなくなります。
《対策方法》
✅ 室内干し(除湿機や扇風機を活用)
✅ 乾燥機を使用
✅ コインランドリーを活用
なお、施工を行わない休日であれば外干しが可能な日もありますので、ご相談ください。
窓の開閉が制限されます
塗装中は窓や玄関ドアに塗料が付着しないよう養生を施します。
そのため、養生が施された期間中は自由に窓の開け閉めができなくなる点にご注意ください。
《換気対策》
✅ 換気扇(キッチン・浴室)を活用し、室内の空気を入れ替える
✅ 玄関や別の出入口が使える場合は、そちらを活用する
また、足場に設置する飛散防止メッシュシートの影響で、室内がやや暗くなることもございます。
塗料の臭いが気になる期間について
塗装期間中は塗料特有の臭いが発生しますが、実際に気になるのは塗装作業を行う日とその後1~2日程度です。
💡 最近は水性塗料を選ぶ方も増えています。
水性塗料は油性塗料と比べて揮発性の化学物質を含まず、臭いが少ないため、ニオイ対策を重視される方にはおすすめです。
施工期間中は留守でもOK!
「塗装工事中はずっと家にいないといけませんか?」という質問をよくいただきますが、ご不在でも問題ありません。
例えば、
✅ 朝にご挨拶を済ませた後、お出かけいただく
✅ その日の作業内容をメールやLINEでご報告
また、「数日間家を空ける」「遠方にいるため立ち会えない」といったケースでも、事前にご相談いただければ対応可能です。
工事前・工事中・工事後によくある疑問をQ&A形式でまとめました!外壁塗装をご検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
「どのくらいの期間がかかる?」「騒音の心配は?」などの疑問にお答えします!
塗装工事は、天候の影響を大きく受けるため、雨の日や降雨が予想される日には作業ができません。
そのため、できるだけスムーズに工事を終えたい方は、梅雨時期や台風シーズン、地域によっては積雪が多い冬場を避けることをおすすめします。
🌟 短期間で塗装工事を完了させたい場合は、雨や雪の多い季節を避けて計画しましょう!
多くの方が「天候の安定した時期に塗装をしたい」と考えるため、春や秋は外壁塗装の依頼が集中しやすく、予約が埋まりやすい傾向にあります。
✅ 希望の時期が決まっている場合は、早めのご相談が大切です。
✅ 業者選びに時間をかけすぎると、スケジュール調整が難しくなることも。
とはいえ、「この季節でなければダメ!」とこだわりすぎる必要はありません。
私たち塗装専門業者は、気温や湿度を考慮しながら適切な塗装を行っており、どの季節でも最適な施工が可能です。
💡 重要なのは、塗装期間中に配慮ある対応をしてくれる信頼できる業者を選ぶことです!
塗装業者を探す際は、以下のような点を確認すると安心です。
✅ 雨天時の対応方針(工事の延期・スケジュール調整)
✅ 工事期間中の換気や洗濯物の取り扱いについての説明
✅ お客様の希望に対する柔軟な対応が可能か
街の外壁塗装やさんでは、無料点検を実施し、外壁の状態や必要な工程を丁寧に確認したうえで、最適なスケジュールをご提案いたします。
工事期間中の過ごし方や気になる点があれば、お気軽にご相談ください!
また、
「この日までに工事を終わらせたい!」
「この期間は避けてほしい」
といったご要望があれば、早めにお知らせいただければ可能な範囲で調整いたします。
💡 快適に工事期間を過ごせるよう、最善のプランをご提案いたしますので、安心してお任せください!
街の外壁塗装やさんは日本全国へ展開中です!
街の外壁塗装やさんは神奈川県以外にも東京都、千葉県などでも外装リフォームを承っております。お住まいのエリアをお選びいただくと、各エリアの街の外壁塗装やさんサイトへ移動します。
街の外壁塗装やさんは日本全国へ展開中です!
街の外壁塗装やさんは神奈川県以外にも東京都、千葉県などでも外装リフォームを承っております。バナーをタップすると街の外壁塗装やさん全国版サイトへ移動します。