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更新日 : 2024年12月10日
更新日 : 2024年12月10日
ガルバリウム鋼板外壁を検討中の方必見!色選びのポイントとおすすめデザイン
ガルバリウム鋼板を使った外壁リフォームをご検討中の方、特にカラー選びでお悩みではありませんか?
外観の印象や汚れの目立ちにくさを重視すると、選択肢が多くて迷われる方が多いです。
そこで、ガルバリウム鋼板のカラーごとの特長や、適切な色を選ぶためのポイントを分かりやすくお伝えします。
さらに、おすすめの製品や日頃のメンテナンス方法についても詳しく解説しますので、ぜひ外壁リフォームの参考にしてください。
目次
目次
ガルバリウム鋼板の外壁で選ばれる人気カラーを詳しくご紹介します。それぞれの色が持つ雰囲気やメリット・デメリットを知り、自分に合った色を見つけてみてください。
ブラック
どのような雰囲気の建物にも馴染む色
近年、住宅街を見渡すと、新築やリフォームで外壁をブラックにする方が増えています。ガルバリウム鋼板外壁でもブラックは特に人気の高い選択肢で、定番色の一つとなっています。
ブラックカラーは、洗練された都会的な印象を与え、存在感のあるおしゃれな仕上がりが魅力です。金属サイディングの独特の質感と組み合わさることで、見る人の目を引きつけるスタイリッシュな外観を実現します。
さらに、ブラックは和風建築にも自然に溶け込み、これまでモルタル外壁を使用していた場合でも違和感なくマッチする点が選ばれる理由の一つです。
また、ブラックはアクセントカラーとの相性が良く、木目調やシルバーの玄関ドアなど、どんな素材や色とも組み合わせやすいのが特徴です。この自由度の高さが、多くの方に支持されるポイントとなっています。
汚れやすいのがデメリットです
ブラックの外壁には、いくつか注意すべき点があります。一つは、白っぽい汚れが目立ちやすいことです。黒い色は暗色系の汚れを隠してくれますが、水垢や鳥のフンといった白系の汚れははっきりと見えてしまうことがあります。
また、夏の暑い時期には、ブラック特有の熱吸収と金属サイディングの性質により、外壁の表面温度が他の色に比べて高くなる可能性があります。ただし、現在の金属サイディング製品の多くは断熱性能が高く、室内への影響はほとんど感じられませんが、外壁の熱さを気にされる方もいらっしゃいます。
それにもかかわらず、多くの方がブラックのガルバリウム鋼板外壁を選ぶ理由は、その圧倒的なデザイン性や存在感にあります。スタイリッシュで洗練された印象を与えるブラックカラーの魅力が、多くの方の心をつかんでいるといえるでしょう。
シルバー
金属サイディングならではのシャープなスタイル
ガルバリウム鋼板外壁では、シルバーも人気の高い色の一つです。その色味は、ファクトリーやインダストリアルデザインを彷彿とさせ、モダンで洗練された雰囲気を演出します。
ブラックと比較すると、重厚感を抑えつつ、シャープで明るい印象を与えるのが特徴です。その鮮やかさと清潔感により、幅広い年代層に支持されているガルバリウム鋼板外壁の定番色と言えるでしょう。
シルバーのメリットとしては、汚れが目立ちにくい点が挙げられます。白や黒などのコントラストがはっきりした色と違い、汚れが色に溶け込みやすく、外観を綺麗に保ちやすいです。
自動車のボディカラーとしてもシルバーが人気であるように、汚れを気にせず長く綺麗な見た目を維持したい方に特におすすめの色です。ガルバリウム鋼板のシャープな質感と相まって、時代に流されないスタイリッシュな仕上がりが期待できます。
無機質さがデメリット
シルバーの外壁には、無機質で工場や倉庫を連想させる印象を持たれがちな点がデメリットとして挙げられます。ただし、シルバーを選ぶ方の多くは、むしろその無機質さやクールな印象を好む傾向があります。最終的には、どのような雰囲気の家に仕上げたいかによって選択が決まるでしょう。
また、シルバーは窯業系サイディングでは表現しにくい独特の色合いを持っています。そのため、ガルバリウム鋼板や金属サイディングを選ぶ場合には、新鮮さと個性を感じさせるシルバーを候補に入れてみるのもおすすめです。
ブルー
スマートな外観を演出できる色
ネイビーブルーの外壁は、ガルバリウム鋼板で注目を集めているトレンドカラーの一つです。ブラックやシルバーが多い中、より個性的でスタイリッシュな印象を求める方に特におすすめです。近年では、シンプルで洗練された建物デザインに採用されるケースが増えています。
ブルー系の色味は、爽やかさや清潔感を兼ね備えており、気品と高級感を感じさせるカラーです。また、控えめながら上品さが漂い、都会的で洗練された印象を与えることから、企業のイメージカラーにも多く用いられています。
ネイビーブルーのガルバリウム鋼板外壁には、色褪せにくく耐久性が高いという利点があります。ブルー系のカラーは紫外線を反射しやすいため、他の濃色系よりも色褪せが遅く、長期間にわたり鮮やかさを保つことが可能です。これにより、外観の美しさを長く維持できる点が魅力です。
デメリットは汚れや色褪せ
一方で、デメリットとしては、濃い色味特有の汚れの目立ちやすさが挙げられます。特に、白っぽい汚れや水垢が顕著に見える場合があり、定期的な清掃が必要です。また、ブルーは鮮やかで目を引くカラーであるため、色褪せが進むと他の色よりも古びた印象を与えやすい傾向があります。
ネイビーブルーの外壁を選ぶ際は、定期的なお手入れを考慮しながら、その独特の美しさを存分に楽しむことをお勧めします。
白
外壁材の色として選ばれ続ける定番カラー
ガルバリウム鋼板の外壁でも、ホワイトカラーは変わらず多くの方に選ばれています。どの素材の外壁でも白は不動の定番色であり、その明るさと清潔感は他の色に勝る特徴と言えるでしょう。老若男女問わず、時代を超えて幅広く愛され続けるカラーです。
白い外壁の最大の利点は、その清潔感と普遍的な美しさにあります。どなたが見ても好印象を与える色であり、住宅全体を明るく魅力的に演出します。
さらに、白には視覚的な膨張効果があるため、建物を実際よりも大きく見せる効果があります。家をより広々とした印象に見せたい方には、大きなメリットとなるでしょう。
ホワイトカラーは、どんな時代やデザインにもマッチする安心感のある選択肢です。そのシンプルな美しさを生かし、周囲に愛される外観を作り上げることができます。
汚れが目立ちやすいのがデメリット
デメリットとして、汚れが非常に目立ちやすい点が挙げられます。
特に、黒っぽい水垢やカビ、苔などの汚れは外壁の表面に現れやすく、一目でわかる場合があります。
また、主要道路沿いの建物では、自動車の排気ガスによる汚れが付着しやすくなることも考慮する必要があります。
それでも、ガルバリウム鋼板特有のシンプルでモダンな質感を気に入る方は多く、汚れが目立つことを気にせず白色を選ばれるケースも少なくありません。
ナチュラルな色味も
近年、ガルバリウム鋼板をはじめとした金属製の外壁材でも、多色プリントが施された商品が増えてきました。
自然な雰囲気を持つレンガ風、石材風、木材風のデザインなど、ぱっと見では窯業系サイディングとの違いがわからないほどリアルな仕上がりの製品もあります。
こうしたデザイン性の高い外壁材は、単色タイプよりもやや高額になる傾向がありますが、細かい色合いを取り入れることで、独特の表情を楽しむことができます。また、多色の模様があることで、汚れが目立ちにくいという実用的なメリットもあります。
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ガルバリウム鋼板の外壁で人気の色や定番カラーをご紹介しましたが、「自宅にはどの色が最適だろう?」とお悩みの方もいらっしゃるでしょう。
そこで、色選びの際に役立つポイントをご説明いたします!
汚れの目立ちやすさとメンテナンス性
前述のとおり、汚れが目につきやすい色としては黒や白が挙げられます。
金属サイディング、特にガルバリウム鋼板は窯業系サイディングのように水を吸収しないため、「苔やカビがつきにくい」と考え、選ばれる方も多いです。
確かにその特性はあるのですが、汚れが付着するのは外壁材の表面を保護している塗膜の部分です。
その塗膜が劣化すると、苔やカビが発生することもあるため、定期的なメンテナンスが重要です。
常に外壁を美しく保ちたいと考える方にとって、こまめな清掃やメンテナンスは理想的ですが、広い外壁面や高所の作業となると、ご自身で対応するのは限界があります。また、専門業者に清掃を依頼すると、それなりの費用がかかってしまうのも事実です。
汚れが目立ちにくい色を選びたい場合には、シルバーやグレー、ベージュといった中間色がおすすめです。これらの色は汚れが自然に溶け込みやすく、外壁を美しく見せる効果があります。
「艶あり」か「艶なし」か
ガルバリウム鋼板の外壁にも、艶ありのものと艶なしのものがあります。
汚れが付きにくいのは「艶あり」の方
外壁に艶がある場合、ガルバリウム鋼板の外壁に限らず、汚れが付きにくい傾向があります。汚れが付きにくいということは、外壁の劣化が緩やかになり、結果として耐久性がやや向上するともいえます。ただし、艶は時間の経過とともに失われていくため、その効果に大きな差が出るわけではありません。
一方で、艶なしの外壁には、マットな質感が落ち着いた印象を与え、おしゃれに見えるという利点があります。また、初めから艶がないため、経年変化が目立ちにくく、長期間にわたり外観のイメージを保つことができます。
ただし、艶がない分、汚れが付きやすく、耐久性がやや低くなるという欠点もあります。
最終的には、外観のデザインを重視するのか、それとも機能性を重視して耐久性を優先するのか、ご自身の希望や用途に合わせて選ぶのが良いでしょう。
ガルバリウム鋼板製外壁材の主要メーカーと代表的な製品を見ていきましょう!
主要メーカー | 代表的な製品 |
---|---|
アイジー工業株式会社 | アイジーサイディング |
旭トステム外装株式会社 | Danサイディング |
ニチハ株式会社 | センターサイディング |
ケイミュー株式会社 | はる一番 |
※参考
アイジー工業株式会社 アイジーサイディング
旭トステム外装株式会社 Danサイディング
ニチハ株式会社 センターサイディング
ケイミュー株式会社 はる一番
アイジー工業株式会社 アイジーサイディング
アイジー工業は、日本国内で最大手の金属製建材メーカーの一つです。
シンプルで洗練されたデザインの商品が多く、ガルスパンやピレクトなど、モダンでおしゃれな製品がラインナップされています。また、色のバリエーションも幅広く、多様なニーズに対応可能です。
さらに、性能面でも優れた商品を次々と開発しており、2020年には、業界初の塗膜20年保証と赤錆20年保証を備えた遮熱フッ素インクジェット製品をリリースしました。この商品は耐久性とデザイン性を兼ね備えた新しい基準を示しています。
加えて、インクジェット塗装技術の評価も高く、細かな表現力を持つフィネストーンといった製品も展開されています!
旭トステム外装株式会社 Danサイディング
旭トステム外装が提供するガルバリウム鋼板には、独自開発された超耐候性フッ素樹脂「ルミフロン」が使用されています。
さらに、一部の製品にはセルフクリーニング機能が備わっており、汚れが自然に落ちるためメンテナンスが簡単です。これらの製品の多くには、変色や褪色に対する15年保証が付与されており、耐久性の高さも特徴です。
デザイン面では、4mmの深い凹凸を持つ立体感のある商品や、ガルバリウム鋼板の中でも最高品質とされるエスジーエル鋼板を採用した製品も揃っています。
シンプルでモダンなデザインをお求めの方には「スパンサイディング」がおすすめです。この製品は、美しく洗練された外観を持つだけでなく、エスジーエル鋼板を使用しており、非常に高い耐久性を誇ります。デザイン性と性能を兼ね備えた次世代のガルバリウム鋼板といえるでしょう。
ニチハ株式会社 センターサイディング
ニチハは、外壁材業界でトップクラスの地位を誇る大手メーカーです。
同社は、窯業系サイディングとガルバリウム鋼板を組み合わせた独自のデザインを展開しており、ガルバリウム鋼板特有のシャープで洗練された印象を活かしながら、豊かな表情を持つ製品を多数取り揃えています。
中でも、プレミアムシリーズは特に紫外線に強く色褪せしにくいフッ素塗装が施されており、美しい外観を長期間維持することが可能です。
ケイミュー株式会社 はる一番
ケイミューは、クボタと松下電工の外装建材部門が統合して誕生した住宅外装材の専門メーカーです。
このメーカーの製品は、継ぎ目部分に従来の樹脂コーキングを必要としない設計が特徴で、専用部材が豊富に揃っています。そのため、接合部が目立たず、美しい仕上がりを実現できます。また、水密性の高い構造により、雨水が侵入しにくい仕様となっており、防水性能にも優れています。
最適な工法については、ぜひお気軽にご相談ください
ガルバリウム鋼板を外壁材として使用する場合、工場で製造されたサイディング製品を使用する方法のほか、現場で鋼板を加工して取り付ける施工方法も選択肢の一つです。お客様の建物やご要望に最も適した方法をご提案いたします。
張り替えと外壁カバー工法
外壁材のリフォームには、主に以下の2つの方法があります。
☑ 張り替え工法:現在の外壁材を完全に撤去し、新しい外壁材に交換する方法です。
☑ 外壁カバー工法:現在の外壁材の上に新しい外壁材を重ねて施工する方法で、既存の外壁材を残したまま二重構造にします。
それぞれの工法には利点と欠点があり、適した方法は現在の外壁の状態やお客様のご要望によって異なります。
まずは、ご希望の仕上がりや外壁のイメージをお聞かせいただければ、最適なプランをご提案いたします。
なぜ金属サイディングが現在人気を集めているのでしょうか。
その主な理由の一つは、軽量である点にあります。
ガルバリウム鋼板は屋根材としても広く使われていますが、外壁材としても軽量であることから耐震性に優れています。軽い外壁材は建物全体の負担を減らし、地震への強さを高める効果が期待できます。
地震が頻発する日本では、耐震性は無視できない重要な性能の一つです。そのため、屋根だけでなく外壁も軽量化を意識する考え方が広がっています。
特に、既存の外壁材の上から新しい外壁を施工する「外壁カバー工法」では、建物にかかる負担を軽減するため、金属サイディングの採用が強く推奨されます。
さらに、金属サイディングは以前に比べてデザイン性が大幅に向上しています。
従来のシンプルなストライプ模様だけでなく、石材風やレンガ風など、さまざまなデザインやカラーバリエーションが展開されており、その選択肢の広さも人気の一因となっています。
お気に入りの外壁デザインは、いつまでも美しい状態を維持したいものですよね。ここでは、ガルバリウム鋼板製の外壁をきれいに保つためのメンテナンス方法をご紹介します!
日常的なお手入れ方法
専門業者に依頼せず、ご自身で行えるメンテナンスとしては、定期的な水洗いが効果的です。手が届く範囲や、道具を使って清掃できる場所は、優しく水で流しながらお手入れしてください。その際、柔らかいブラシやスポンジを使用し、強く擦らないようにしましょう。
高所部分については、無理をせず、軽く水をかける程度にとどめてください。
また、高圧洗浄機は水圧が強すぎるため、外壁の塗膜を傷つけてしまう可能性があります。高圧洗浄機の使用は避けることをおすすめします。
錆や傷に注意
ガルバリウム鋼板のデメリットは、傷がつくとその部分から錆びが発生する可能性がある点です。
台風や強風で飛んできた物が外壁にぶつかったり、自転車を誤って接触させたりすると、表面に傷ができてしまいます。また、海岸近くでは塩分による腐食(塩害)にも注意が必要です。
さらに、「もらいサビ」と呼ばれる現象にも気をつける必要があります。これは、錆びた金属が接触することで、ガルバリウム鋼板に錆が移る現象です。たとえば、錆びた金属製のスコップなどを外壁に立てかけていると、錆が外壁に移ってしまうことがあります。こうした状況を避けるためにも、錆びた金属は外壁から離して保管するようにしましょう。
傷や塗膜の剥がれが気になる場合は、ぜひお気軽にご相談ください。
塗り替えるときのポイント
ガルバリウム鋼板の外壁材は、「メンテナンス不要」というわけではありません。
耐久性を保つためには、定期的な塗装のメンテナンスが必要です。
窯業系サイディングと同様に、塗装のメンテナンスを怠ると、外壁材の寿命が短くなってしまいます。
特に、塗装工事を行う際には注意が必要です。ガルバリウム鋼板は金属製の外壁材であるため、窯業系サイディングとは異なり、錆止めや下地処理が非常に重要な工程となります。これらの作業を適切に行うことで、外壁の美しさと耐久性を長期間維持することができます。
塗装業者を選ぶ際には、ガルバリウム鋼板の特性に詳しく、適切な塗装方法を理解している業者を選ぶことが重要です。
過去の施工実績を確認し、金属サイディングの塗装経験が豊富で、確実な作業を行える専門知識を持つ業者を選ぶことをおすすめします。
外壁をリフォームする際に、塗り替えではなく、張り替えや外壁カバー工法を選ぶ場合、ガルバリウム鋼板などの金属サイディングが主流となりつつあります。
その質感やデザインの独自性が魅力である一方、塗装時と同様に色選びで悩む方も少なくありません。外壁の色は住宅の印象を大きく左右するため、慎重に検討することをおすすめします。
私たち、街の外壁塗装やさんでは、これまでの施工事例や経験をもとに、お客様の住宅に最適な色やデザイン、またご希望に合った製品をご提案いたします。
外壁リフォームについてお困りの際は、ぜひ一度ご相談ください。点検やお見積もりは無料で承りますので、安心してお問い合わせください。
街の外壁塗装やさんは日本全国へ展開中です!
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