外壁塗装工事を考えている

　以前屋根工事を担当させていただいたお隣様より、T様が飛び込み業者の指摘で困っているので話を聞いてあげて欲しいとご紹介をいただいたことが今回の工事のきっかけでした。

　指摘を受けていた屋根には特に問題が無く嘘の指摘であることがわかりましたが、塗装メンテナンスを近々かなと考えていたので見積をお願いしたいとお話をいただきました。

チョーキングが起きていることを確認

　まずは外壁に触れてみます。外壁と同じ色の粉が付着してきましたが、これは「チョーキング現象」と言って、前回の塗装の塗膜が劣化して、色成分である顔料が溶け出してきている状態です(´・ω・`)

　塗膜が持っている撥水性などの外壁を守る機能が劣化した証拠なので、塗装メンテナンスのタイミングと考えてOKです(^^)

目地のコーキングも傷んでいました

　サイディング外壁は目地にコーキング材が充填されていますが、こちらも塗装のタイミングになるころには劣化してひび割れなどが起きています。

　そのまま上から塗装することはオススメできず、前回の工事で高級品を使っていない限りは併せて打ち替え工事がオススメです。

高圧洗浄で全面洗浄

　足場を架けたらまずは高圧洗浄からスタートです。

　高圧洗浄で苔などの汚れを落とすことももちろんですが、先ほどの写真であったチョーキングの粉なども一気にに洗浄していきます。

目地コーキングの打ち替え作業

　塗装の前に目地のコーキングなどを全て打ち替えて行きます。

　足場をかけないとできない作業なので、塗装の際に合わせて行うことがおすすめです。

　窓枠などに関しては増し打ちとなる部分もございます。

外壁塗装用の塗料

　今回の外壁の塗装で使う塗料は日本ペイントのパーフェクトトップです。下塗りには同じく日本ペイントのパーフェクトサーフを使います。

　パーフェクトサーフは窯業系サイディング用に作られている下塗り材で、パーフェクトトップを塗装する際の定番の下塗り塗料です(^^)/

下塗り作業

　外壁の下塗りです。サイディング用の下塗り材であるパーフェクトサーフを使って塗り進めます。

　下塗り材はその次の塗装で色を乗りやすくしたり見た目の判別がしやすいように、白色をしていることが多くなっています。

　この工程だけ色が真っ白になりますが、色を間違ったわけではないのでご安心ください(^^)/

パーフェクトトップで中塗り

　中塗りからは日本ペイントのパーフェクトトップを塗装します。あまりイメージを変えない方向性が良いとのことでしたので、色はＮＤ－０１１を使用しました。

上塗で目的の色に仕上がります

　屋根と同じく壁も3回塗りですので、パーフェクトトップをもう一度塗っていきます。

　上塗り前でもある程度仕上がったように見えますが、塗り重ねて目的の機能を発揮し、目的の色になるように作られているので、しっかりと仕上げます。

付帯部塗装で細かいところも塗装メンテナンス

　鉄部や雨樋などの細かい部分も塗装を進めていきます。基本的にアルミやステンレスといった非鉄金属で塗装できない箇所を除いて、塗装できる部分は全て塗装していきます(^^)/

　窓枠などもアルミで塗装できないので、色決めの際に塗装後の色と合うかどうかを見極める要素にもなります。

パーフェクトトップを使った塗装工事完了

　パーフェクトトップを使った外壁塗装工事が完了しました。元々のイメージをあまり変えることなく、綺麗にメンテナンスすることができました。外壁塗装工事の価格は人気のラジカル制御系塗料で¥690,800(税込)～承っております(*^^*)

　私たち街の外壁塗装やさんでは、点検・お見積りを無料で対応しております。お住まいのことでお悩みやお困りごとがあれば、お気軽にお問合せいただけますと幸いです。