更新日：2025年06月27日

はじめに

出窓からの雨漏りは、外壁やサッシ周辺の防水処理の劣化が主な原因です。

今回は、横浜市青葉区で実際に行った現地調査の様子と、雨漏りの原因・補修の必要性について詳しく解説いたします。

出窓の構造を理解し、適切な対処を行うことで、大切な住宅の寿命を延ばすことができます。

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出窓は雨漏りリスクが高い構造！その理由とは？

出窓は室内空間を広げる魅力的なデザインですが、建物外壁から突き出している構造のため、風雨を直接受けやすく、雨漏りのリスクが高まる箇所です。

特に以下のような箇所が劣化すると、雨水の浸入経路となってしまいます。

• 上部のコーキング（シーリング）劣化
• 出窓と外壁の接合部の隙間
• 水切り金具周辺の施工不良や老朽化
• サッシ周辺の防水処理の不備

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調査内容①｜出窓の屋根（庇）全体に劣化が進行

雨漏りの発生状況を把握するため、出窓全体の庇部分を調査しました。

一見すると金属屋根に大きな損傷は見られませんでしたが、つなぎ目部分のシーリングなどの耐久性低下が明確です。

このような状況では、激しい雨が降った際に雨水が内部に回り込み、雨染み・腐食の原因となる可能性があります。

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調査内容②｜出窓上部のコーキングが著しく劣化

現地でまず確認できたのは、出窓の上部にあるコーキング材の大きなひび割れでした。

防水機能が低下し、亀裂から雨水が浸入する可能性が高い状態です。

このような劣化が見られる場合、早急な打ち替え工事が必要です。

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調査内容③｜付け根の隙間に「謎の物体」を発見

庇と壁の接合部（取り合い）を調査したところ、隙間から木くずのような物体が覗いているのを発見しました。

これが雨漏り被害によって内部の木部が腐朽して発生したものである可能性が高いと判断し、慎重に取り除いていきました。

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調査内容④｜正体はやはり「木材腐朽菌」だった

引っ張り出してみて見ると、取り出した物体はやはり木材腐朽菌でした。

このような症状が出ている場合、内部の構造体にも被害が及んでいる可能性が非常に高いです。

早急に防水補修と、場合によっては一部構造材の補修・交換工事を行う必要があります。

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調査内容⑤｜出窓の角から腐朽菌が大量発生

さらに詳しく確認すると、出窓の角部に木材の腐朽菌が大量に繁殖している状態が判明しました。

これは、内部の木部が長期間にわたり雨水にさらされた証拠です。

腐朽菌は構造材を弱らせ、最悪の場合は取り替え工事が必要になる深刻な劣化要因となります。

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雨漏りの放置がもたらす深刻なリスク

出窓からの雨漏りを放置すると、以下のような被害が連鎖的に発生します。

• カビやダニの発生 → 健康被害
• 断熱性能の低下 → 冷暖房効率の悪化
• 構造材の腐食・白蟻被害 → 大規模リフォームの可能性

雨漏りは早期発見・早期補修が重要です。

「雨染みがある」「湿気っぽい」と感じたら、必ず専門業者に点検を依頼しましょう。

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街の外壁塗装やさんでは調査・ご相談を無料で承ります

私たち街の外壁塗装やさんでは、無料点検・調査を実施しています。

出窓の雨漏り調査やコーキングの打ち替え、防水処理のご提案など一貫して対応可能です。

また、劣化の程度に応じて防水補修だけで済む場合と、構造補修まで必要なケースを明確に判断いたします。

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まとめ｜出窓の雨漏りは早期対応がカギ！

出窓のような突き出た構造部は、雨漏りのリスクが高く、軽視してはいけない部位です。

今回の横浜市青葉区での調査では、

• コーキングの劣化
• 腐朽菌の発生
• 取り合い部分からの水侵入

といった多くの問題が重なり、雨漏りを引き起こしていたことが判明しました。

「小さな雨染みだから大丈夫」と放置せず、早めの点検・補修を行うことで、将来の大規模修繕を未然に防ぐことができます。

　記事内に記載されている金額は2025年06月27日時点での費用となります。
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