更新日：2019年9月17日

本日は横浜市磯子区中原F様宅にて行いました、雨漏り調査の様子をお伝えいたします。F様宅は築５０年程の賃貸アパートです。数年前より角部屋（壁際）の一室のサッシ廻りから雨漏りが確認される様になったとのことです。

できる範囲で簡易的な補修を行っているそうですが、雨漏りの解消にはつながらず、こちらのお部屋は空き家のままとのことです。築も古いこともあり、本格的な改修工事を行うより、建て替えた方が良いとのお考えもあるそうですが、現時点で住んでる方もいらっしゃり、一時的に被害が広がらない程度に補修ができないかとのご相談になります。

屋根の様子

築が古い建物での雨漏りになりますと、原因は一つではないことも多く、突き止めるのが難しい状況ではあります。屋根下地の老朽化から壁との立ち上がりの隙間、また笠木廻りも疑われます。F様ご自身でも疑わしい箇所の補修を施している様ですが、まったく収まらず、別の業者さんに見てもらい、シール補修や笠木の交換を行ったそうですが、それでも効果はないとのことです。

外壁の様子

細かなところも気になりますが、一番は外壁面の亀裂です。こちらは大分昔からできてた亀裂の様で、一度補修は行ったそうですが、それも大分前とのことです。壁際のサッシ廻りからの雨漏りとしては、一番疑わしい箇所ではないでしょうか。F様も疑わしいのは分かっているそうですが、補修するにも作業用の足場の設置が必要だったりと、予算を掛けるのにお悩み中とのことです。しかし手が届く範囲での補修で止まらないのであれば、こちらの外壁面に手を加える必要がございます。勿論、やみくもに補修を行うのではなく、一度散水試験を行って、雨漏りの原因を突き止めた後に最善の補修を行うことです。街の外壁塗装やさんでは点検調査は無料です。雨漏りにお悩みの方はお気軽にご相談ください。