更新日：2016年06月01日

早いもので５月もあと１週間程で終わってしまいます。もうすぐ梅雨の季節がやってきますね。そんな事を思っていたら横浜市鶴見区から雨漏りがするので見て欲しいというお問い合せをいただきました。

 

かなり広い屋上のベランダです。お住まいが三階建てに近いんで絶景です。こんなに眺めの良いところでバーベキューでもしたら最高でしょうね。

 

こちらのお住まいのベランダの下地はアスファルトの押さえのコンクリート下地です。耐用年数は大体１０年～１５年というところでしょうか。１５年暗い経過してくると、何かしら手を入れてあげないと雨漏りしてきます。余談ですが日本の陸屋根の４６％のお住まいは雨漏りしていると何かで聞いた事があります。新築時に何の防水を使っているのかでも耐久年数は変わってくるようです。今回調査しましたお住まいは築１８年です。強い雨の時は雨漏りがするようです。

 

よく見てみるとヒビがたくさん入っていますね。目地も経年劣化で割れていますね。目地については指で持ち上げると簡単に持ち上がります。そして排水口。泥はあるものの詰まってはいないようです。ただ築年数から考えるにこの排水口から雨漏りしている可能性が高いんです。排水口の内部は複雑で、雨樋いやコンクリート、そしてこの鉄のフタみたいなものが接合しています。この部分をドレンと呼ぶんですが、この内部の劣化が原因で雨漏りしてくるケースが多いのです。処理方法はウレタン塗膜防水が良いかと思われます。ウレタン塗膜防水はベランダ等の形状を選ばず金額的にも抑えられ耐久性も高いんです。そしてこのドレンも改修ドレンというものがあるのですが、それに交換してあげた方が良いでしょう。今回のお客様にはそのようなご提案させていただきたいと思います。

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