HOME > 塗装前の下地処理|クラック補修
塗装前の下地処理|クラック補修
更新日:2015年5月6日
外壁や屋根を塗装する前には下地の調整が重要です。
高品質な塗料を使用しても塗装面の下地処理が悪いと塗料本来の性能を十分に発揮できません。
洗浄後の下地処理に関して、数回に分けてお話していこうと思います。
高圧洗浄で汚れや古い塗膜を落としたら、下地の状態を改めて確認し、調整に入ります。
洗浄後は汚れの下に隠れていた傷やクラック(亀裂・ひび割れ)が見つかることもあります。
『モルタル壁のクラック補修』
モルタル壁は経年変化によって自然とクラックが表れます。
モルタルは砂(細骨材)とセメントを水で練り合わせたもので出来ていますので、時間の経過とともに乾燥し収縮します。
この乾燥は、水と練り合わせて作った資材(モルタルやコンクリート)にとって、避けて通れないものです。
発生してしまったクラックは気温の寒暖差や地震によって少しずつ広がります。
塗膜の劣化や雨漏りの原因になりかねませんので、塗装前にしっかりと対処します。
クラックの補修方法は亀裂の深さによって異なります。
【ヘアークラック】
外壁の表層面に出来た髪の毛のような浅いヒビ割れをヘアークラックと言います。
ヘアークラックは躯体(建物の構造体)に影響を及ばさない為、弾性のある塗料で対処する事が多いです。
【構造クラック】
躯体内部より生じた亀裂を構造クラックと言います。
こちらは塗装だけでは補修できませんので補修剤等を使用して壁の補強をしていきます。
構造クラックは、亀裂箇所から雨が入り込み、基礎を腐食させる危険性があります。
0.3mm以上のクラックは、補修剤が亀裂内部にまで行き渡るようにVカットまたはUカットに溝を掘ります。
大きな亀裂は建物のバランスが崩れ強度が低下するおそれもありますので必ず専門家に見せて補修してもらいましょう。
街の外壁塗装やさん横浜店
- 電話 0120-948-355
- 株式会社シェアテック
- 〒222-0033
- 神奈川県横浜市港北区新横浜3-2-6 新横浜ビジネスセンタービル2F
このページと共通する工事内容の新着施工事例
-
地域 横浜市保土ケ谷区
施工内容
外壁塗装 -
地域 横浜市港北区綱島東
施工内容
外壁塗装 - 2025/07/2 鉄骨階段の塗装メンテナンスを検討中の方へ|劣化のサインと最適な対策とは
-
鉄骨階段は定期的な塗装メンテナンスが不可欠です 鉄骨階段は丈夫な構造材として多くの建物に採用されていますが、屋外にある場合は雨風や紫外線の影響で劣化が急速に進行します。 特に塗装が劣化すると、防錆効果が失われて錆が進行し、階段の安全性や美観を大きく損ねることになります。 定期的な塗装メンテナンスは、階段の寿命...続きを読む
- 2025/06/24 ジョリパット外壁の劣化とひび割れ調査事例|横浜市青葉区の現場から学ぶメンテナンスの必要性
-
【はじめに】 デザイン性が高く人気のある外壁材「ジョリパット」は、その独特の質感とカラーバリエーションが魅力です。 しかし、美観を長く維持するためには定期的な点検とメンテナンスが欠かせません。 特にひび割れや汚れの蓄積、剥がれなどが見られると、外壁材としての機能や寿命に大きく影響を与えます。 今回...続きを読む
- 2025/06/20 外壁やバルコニーの劣化サインを見逃さない!住宅メンテナンスの重要ポイント
-
はじめに 外壁やバルコニーの汚れ・ひび割れは、放置すると建物の寿命を縮める原因となります。 今回は、横浜市青葉区で確認された住宅のメンテナンス対象箇所の状況と、適切な対応方法について詳しくご紹介します。 外壁の状態をチェックする重要性 住宅の外壁は、日々の雨風や紫外線によって劣化していきます。 ...続きを読む