更新日：2022年5月21日

　横浜市青葉区荏田町にお住まいのお客様より、長い間外装のメンテナンスをしていない為に一度点検調査をして欲しいとご相談を頂きました。中古で購入された物件との事で、特に屋根に関しては２０年以上何もしていらっしゃらないとの事でした。さっそく日程を調整させて頂きまして現地調査にお伺いさせて頂きました。

　新型コロナウィルス感染拡大防止の為、ソーシャルディスタンスやこまめな消毒、マスク着用の徹底に努めてまいります。

スレートは塗膜により防水性能を持たせております

　現地調査にお伺いし、屋根に上がった様子です。急勾配と、屋根表面に多く繁殖してしまっていた苔や黒カビの影響で屋根面がズルズルになってしまい調査がぎりぎり行えた、というお住まいでした。

　スレートはそのままでは雨水を吸い込み始めて反りやクラック、雨漏りに繋がってしまうために定期的なメンテナンスが必要な屋根材の一つです。特にスレートは塗装による塗膜に防水性能をもたせている為に、長年紫外線や風雨の影響を受け続けておりますと、塗膜が劣化しどんなスレートも苔や黒カビの繁殖しやすい屋根になってしまいます。

雨水を吸い続けるスレートは塗装でメンテナンスができない事も

　２０００年代前半以降に建てられたお住まいに使用されているスレート・カラーベスト・コロニアルと呼ばれる屋根材はアスベストが混入されておりません。ノンアスベストのスレートはアスベスト混入の物より耐久性という意味では弱くなってしまっております。長い間塗装での保護がされておりませんと雨水を吸い始めてしまいスレート自体が反ってしまったり割れたり、クラックが入ってしまったりしてしまいます。結果、スレート屋根で一般的に行われる塗装でのメンテナンスが不可能になってしまう事もありますので、スレート屋根は美観の回復と同時に防水性能を復活させる為にも塗装が必要です。

　こちらの様にボールペンが簡単に入ってしまう程反ってしまっていたり、ひび割れ(クラック)が生じている屋根は状態がいいとは言えません。あまりも上記の様な状態が続きますとスレート自体の耐用年数を超えてしまい屋根工事が必要になってしまいます。塗装でのメンテナンスに比べて屋根工事は予算を多く見なければならなくなる為、塗装でメンテナンスが出来る間に適切な塗料にてスレート屋根は保護してあげましょう。

　塗料にも様々ございますので、自宅に合う塗料は何かしっかりと調査、施工をしてくれるか等でご不安やお悩みがある場合は一度街の外壁塗装やさんへご連絡ください。

　記事内に記載されている金額は2022年05月21日時点での費用となります。
　街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
　そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。