築年数とともに、外壁には汚れや傷みが目立ちはじめます。補修しなければ見た目の悪さや雨漏りの原因にもなるため、いずれ外壁リフォームが必要です。そこで選択肢にあがるのが「外壁塗装」や「カバー工法」、「張替え」という方法です。
これらの3種類の外壁リフォームのうち、どれを選ぶべきなのでしょうか?また、コストパフォーマンスがいいのはどの方法なのでしょうか…?外壁の素材別に3つの外壁リフォームの方法を徹底検証していきます。
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【動画で確認「外壁の塗り替え・張り替え・外壁カバー工法」】
長い文章のページとなっていますので、内容を動画でもまとめています。
動画で見たいという方は是非ご覧ください!
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外壁リフォームは大がかりな工事となり、それにともなって費用もかかります。そこで気になるのは「コスパの良さ」ではないでしょうか。「できるだけ安く済ませたい」と考えると、一回にかかる工事費用を比べてしまいがちですが、今の工事代金だけでなく、今後のメンテナンス計画も合わせて考えることが大事です。
築年数や外壁の耐用年数の状況によって、どれを選ぶとコストパフォーマンスが良いかは違います。街の外壁塗装やさんでは、「築30~35年」を目安とし、外壁リフォームのご提案をしています。
外壁の耐用年数はおよそ35年程度のため、築30年程度までの外壁なら外壁塗装、築35年程度になったら外壁カバー工法か外壁の張替えを検討していただく…というようにおすすめしています。
今後も長く住みたい場合は、メンテナンスのしやすさもふまえて外壁カバー工法、もしくは張替えなどを考えていくといいでしょう。
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窯業系サイディングは現在普及率が高い外壁材ですが、メーカーが想定している耐用年数は30~40年以上と言われています。しかし、この耐用年数は定期的にメンテナンスを行った場合の目安です。
外壁塗装のメンテナンスをせずに、外壁の傷みや劣化を放置すれば、20年程度で寿命を迎えることも考えられます。経年劣化による傷みへのケアはもちろん、突発的なダメージへの補修も欠かせません。台風や地震により外壁が傷むことは多いですから、その都度補修することで耐用年数は延ばせるのです。
外壁リフォームを行う際には、築年数をベースとしたうえで「これまで定期的にメンテナンスをしてきたか」「ダメージが起きたらその都度補修しているか」などのメンテナンス状況も合わせて最適な外壁リフォーム方法を考えることが大事です。
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![(外壁)外壁リフォーム比較 a8a86358455136047e65b932c476f0b3](https://xn--rms9i4i661d4ud435c.net/wp-content/uploads/a8a86358455136047e65b932c476f0b3.jpg)
まずは、施工費用を比較してみましょう。最も安い費用でリフォーム可能なのは塗装です。「総2階25坪」という一般的な戸建住宅の場合、シリコン塗料での塗装なら60万円程度、無機塗料(耐用年数が20年以上の高寿命塗料)での塗装なら80万円程度で工事ができます。
一方、外壁カバー工法なら150万円程度、外壁の張替なら180万円程度はかかるでしょう。外壁塗装と比べると2倍~3倍も高い費用がかかります。
次は、耐用年数を比べてみましょう。外壁塗装の場合、使用する塗料で耐用年数は異なりますが、次の塗装までの期間が10~25年ほどです。耐久性の高い塗料を選ぶほどに寿命は延びます。
一般的に、「外壁がそろそろ寿命」「クラックやひび割れ、剥がれなどが見られる」など外壁材が劣化したときは、カバー工法や張替えを検討します。新しい外壁材になるので耐用年数が長く、30~40年ほども使えるでしょう。ただし、定期的にメンテナンスを行った場合の「外壁材」の耐用年数です。素材や劣化具合をチェックしながら、適切なメンテナンスをしていきましょう。
「費用」と「耐用年数」の関係性を見ると、費用が安いほど寿命が短め、費用が高くなるほどに寿命が長いということになります。
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また、古い外壁を撤去せずに済むため、廃材処理費もほぼかかりません。「新しい外壁材を取り付ける」という意味では、外壁の張替えと同じかもしれませんが、撤去が不要のカバー工法の方がリーズナブルです。
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「外壁塗装」のメリット
●安い費用での施工が可能
●耐久性の高い塗料を選べば20年以上の耐用年数が期待できる
「外壁カバー工法」のメリット
●張替えよりも安く施工できる
●外壁張替えより低コストなのに、耐用年数は同じくらい
「外壁の張替え」のメリット
●外壁がすべて新しくなるので、暮らしに安心感が出る
●防水紙などの下地材が新しくなり、雨漏りの悩みもなくなる
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「外壁塗装」のデメリット
●補修不可能なほど外壁が傷んでいれば外壁塗装はできない
「外壁カバー工法」のデメリット
●傷みがひどく外壁の強度が弱っている場合の施工は難しい
「外壁の張替え」のデメリット
●外壁リフォームのなかでも施工費用が高い
●モルタルの外壁には施工できない
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ここまでご説明したように、外壁リフォームには「外壁塗装」「外壁カバー工法」「外壁の張替え」という3つの方法があります。ただ、このうち「張替え」は既存の外壁材によっては選ぶことができません。
既存の外壁材が窯業系サイディングや金属サイディングなら、サイディングボードですから張替えが可能です。しかし、既存外壁が塗り壁のモルタル外壁の場合、上に重ねるカバー工法は可能なのですが、「張替え」はできません。
モルタル外壁の場合、「既存外壁の上に塗装する」か「既存のモルタル壁の上にサイディングを張るカバー工法」のどちらかを選ぶか、もしくは既存の壁を撤去してサイディングを張る方法になります。
各種外壁の外壁リフォーム対応表
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モルタル外壁の特徴~外壁の張替えだけが不可
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セメントに砂を混ぜて練ったモルタルを壁に塗り付けて「モルタルの外壁」が仕上がります。
ボード状の素材を張るわけではないため、もちろん繋ぎ目もありません。張替えはできませんが、既存のモルタル外壁に新しい外壁材を張るカバー工法は可能です。
窯業系サイディング~塗装・カバー工法・張替えの全てが可能
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窯業系サイディングは、セメントに繊維を混ぜ固めたものです。柄や模様のバリエーションが豊富で外壁材のなかでも人気があります。
窯業系サイディングは、カバー工法も張替えにも対応できます。カバー工法の場合、二重の外壁で家全体が重くなることを考慮して、既存の窯業系サイディングではなく、軽い金属サイディングを選ぶことが多いです。
金属サイディング~塗装・カバー工法・張替えの全てが可能
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最近、注目され、シェアも高まっているのが金属サイディングです。
洋風な雰囲気のレンガ調やブロック調、落ち着いた雰囲気の木目調など、デザインのバリエーションが増えました。「軽量」という大きな特徴があり、カバー工法の際に選ばれることが多い外壁材です。
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たとえば、1㎡あたり約17.3kgの窯業系サイディング。張替えの場合は大丈夫なのですが、既存の外壁材に上乗せされるカバー工法には不向きです。外壁カバー工法の場合、窯業系サイディングよりもだいぶ軽い金属サイディングを選ぶといいでしょう。
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また、築数十年が経過した家は、外壁はもちろん、住まいのあちこちのリフォームが必要となってくるでしょう。そこで考えたいのが「この家にあと何年住むか」ということです。自分が住む、子供に住んでもらうなど、誰かがこれからも長く住み続けることを想定しているなら、外壁カバー工法や張替えをおすすめします。施工後、定期的にメンテナンスを行っていくと、30~40年は住み続けることができます。
対して、「あと10年ほどしか住まない」と今後の居住予定が短期間なら、カバー工法や張替えで数百万もかける必要はありません。シリコン塗料での外壁塗装なら約60万円程度で済みます。
街の外壁塗装やさんでは、現在の外壁の状況だけでなく、これからのライフプランもふまえながらベストな外壁リフォームをご提案しています。
築75年でも居住ができる!?
今のお住まいに長く住むためのおすすめプラン
![(外壁)メンテナンス費用合計 e929d108bd04360a653d5fa176b57d9f](https://xn--rms9i4i661d4ud435c.net/wp-content/uploads/e929d108bd04360a653d5fa176b57d9f.jpg)
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