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    更新日 : 2024年02月20日

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    雨樋の破損を防ぐためには落ち葉除けネットの設置がオススメ!

    落ち葉除けネットの設置で雨樋の破損を防ぎましょう

     「雨樋から水漏れが起こっている。」

     「 雨の日には、バシャバシャという音がして、非常にうるさくて不便。」


     このような状態で考えられる原因は、雨樋が詰まっているという可能性です。


     雨樋の詰まりをそのままにしておくと、「破損」「落下」などの問題が発生する可能性があります。

     このページでは、雨樋の詰まりを防ぐための落ち葉除けネットについて詳しく紹介しています。屋根外壁塗装などで必要な足場仮設を有効に利用して、雨樋の破損も予防しましょう。


    雨樋の詰まりは、お住まいどんな悪影響を与えるの?

     雨樋が顕著に割れたり歪んだりしているわけではないのに、雨樋から雨水が溢れるトラブルに遭遇したことはありませんか?雨樋の接合部に隙間があり水が漏れるような状態でもなく、雨樋が外側に傾いているわけでもないのに、雨水が溢れ出ているというような状態です。こうした問題は、住んでいる人によって経験の有無が大きく異なります。長い間同じ場所に住んでいるにもかかわらず一度も経験したことがない方がいたり、何度も経験したことがある方がいたりと、両極端に分かれます。

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     雨樋の詰まりは、お住まいのある場所が落ち葉や枝、土が溜まりやすい立地であるからというような原因が挙げられます。たとえば、公園や学校の近く、または住宅周辺や庭に木々が繁茂している場合など、周囲の環境が大きな影響を与えます。庭にある木々が問題の原因であれば、それらを伐採することで大幅な改善が可能ですが、公共の施設の木々が原因である場合、独自に処分することはできません。したがって、ご自身の住まいで対策を講じる必要があります。

    周辺に木々が生い茂っていると落ち葉などが雨樋に溜まりやすい

     最近、雨樋の詰まりの原因として「雨樋に鳥が巣を作ってしまう」というケースについて多くのお問い合わせをいただくようになりました。かつては、鳥が巣を木々などに作ることが一般的であり、この種の問題は少なかったのですが、大きな鳥などの外敵から身を守る手段として、住宅の雨樋や瓦の内部に鳥の巣を作ることが増えているようです。雨樋に鳥の巣ができると、雨水の流れが妨げられるだけでなく、鳥が持ち込む枝やビニールなどの大型のゴミが雨樋を損傷させる原因となりかねません

    鳥が雨樋に巣を作ってしまった

     落ち葉や土が雨樋に堆積すると、通常、雨水を排水するための役割を果たすべき雨樋が詰まり、結果として雨水があふれ出てしまいます。これにより、通常は雨水にさらされない部分である鼻隠しや、軒天などの周辺部分が腐食や劣化を引き起こすことがあります。


     また、雨水が周囲に飛び散り、外壁に変色やカビの発生をもたらし、地上に雨水が流れ落ちることで外壁に跳ねた雨水が汚れを引き起こすなど、さまざまな悪影響をもたらすことがあります。

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    鼻隠しの劣化
    鼻隠しの腐食
    軒天など付帯部へ雨水が廻り変色やカビ
    地上に落水した雨水が外壁を汚す

     普段はこうした被害が発生しているとは気付かないことがありますが、雨樋はお住まいの美観と耐久性を維持する上で極めて重要な役割を果たしていることが改めてご理解いただけたのではないでしょうか。

     雨樋の詰まりを防ぐことは、雨樋だけでなく、お住まい全体を守ることに繋がるのです。



    雨樋の詰まりを防ぐ為のメンテナンス方法

     雨樋に落ち葉や枝が蓄積しないようにするためには、定期的な掃除を実施するか、落ち葉除けネットを設置することで防ぐことができます。先述のように、特定の立地では雨樋の詰まりは一度で終わることがなく、季節や風向きに応じて何度も発生する可能性があります。そこで、これら2つのメンテナンス方法とそれぞれの利点と欠点をご紹介してまいりますので、どちらが最も効果的なのかを判断しましょう!

    定期的な清掃や落ち葉除けネットの設置で雨樋の詰まりを防ぎます

    1.定期的な清掃

    定期的な清掃

     雨樋の詰まりを解消するために、半年または1年に1回程度のペースで、定期的に雨樋からたまった落ち葉や枝を取り除くというメンテナンス方法です。


    定期的な清掃のメリット

    メリットは、コストが低く比較的簡単に取り組めることです。

    定期的な清掃のデメリット

    デメリットは、お住まいに応じて、足場が必要になるかもしれないことが挙げられます。つまり、将来的にも定期的にメンテナンスを続ける必要がある場合、落ち葉を避けるためのネットを設置するよりも、コストが高くなる可能性があることを考慮する必要があります。

     雨樋の詰まりがほとんど発生せず、足場を組む際に行う定期的な清掃で問題が解決できる住宅には最適です。しかし、ベランダやバルコニー、庭に多くの落ち葉が見られる場合、雨樋にも落ち葉がたまる可能性があるため、雨樋の状態もしっかりと確認するようにしましょう。


    ベランダやバルコニーに落ち葉が見られる場合
    雨樋にも落ち葉が溜まっている可能性があります

    2. 落ち葉除けネットの設置

    落ち葉除けネットの設置費用

     雨樋の詰まりを防ぐための手法として、雨樋にロール状のネットを差し込む方法があります。これにより、落ち葉や枝が雨樋に侵入するのを防ぎます。この対策は取り付けが簡単で、施工費用も1メートルあたり4,500円からと手頃な価格です。


    ロール状の落ち葉除けネット
    雨樋に落ち葉除けネットを差し込むことで詰まりを防止します

    雨樋に落ち葉除けネットを差し込むことで詰まりを防止します

    メリットは、落ち葉を除けるネットを設置すれば、耐久性が保たれている限り、落ち葉による詰まりを解消できることです。

    本来の目的は落葉防止ですが、雪が積もるとネットの上を滑り落ちるため、雨樋への負担軽減も期待できます。

    以前鳥が雨樋に巣を作ったことがあるというお住まいでも、鳥の巣によって雨水の排水が阻害される問題は発生しなくなります。

    落ち葉除けネットのデメリット

    デメリットは、落ち葉除けネットを樋吊金具に固定するため、施工性と安全性を確保するには足場を組む必要があるということです。

    現在、一般的にポリカーボネート製の落ち葉除けネットが多く利用されていますが、金網が使用されている住宅も存在します。金網を使用する場合、金網自体が錆びて腐食する可能性があります。また、樋吊金具にも錆が移る可能性があるため、将来的には交換が必要となることが考えられます。

     雨樋の清掃タイミングを逃しがちな方や、定期的に清掃を行ってもすぐに落ち葉が詰まるという問題に直面している方には、ポリカーボネート製の落ち葉防止ネットの設置をおすすめします。



    落ち葉除けネットの取り付け方と注意点

     落ち葉除けネットを設置する際の施工方法について簡単にご説明いたします。作業自体は比較的簡単で、自分で落ち葉除けネットを取り付けることができると感じるかもしれませんが、雨樋は外壁よりも外側に設置されているため、窓などから手が届く場所ではありません。脚立でも届かない場合は、無理せずに信頼できる専門業者に落ち葉除けネットの設置工事を依頼することをお勧めします

    ①雨樋清掃

    雨樋に溜まっている落ち葉等を取り除きます

     最初に、雨樋にたまっている現在の状態を確認し、落ち葉や枝、土などを丁寧に取り除いていきます。もし雨樋に隙間や歪みが見られる場合は、事前に雨樋を交換することをおすすめします。雨樋の清掃作業はホースを使って詰まりを解消していきますが、足場や脚立が濡れて足元が滑りやすくなるため、怪我を防ぐために慎重に作業を進めることが重要です。

    雨樋に隙間や歪みが見られる場合は雨樋交換しましょう
    雨樋清掃後は水を流し詰まりを解消します

     塗装のメンテナンスの際に、屋根や外壁に付着した汚れや古い塗膜を高圧洗浄で取り除きます。しかし、高圧洗浄を雨樋に使用すると、かえって雨樋が損傷する可能性があるため、水圧を注意深く調整するか、ホースを使って慎重に流していきます。


    やじるし

    ②落ち葉除けネットを雨樋に差し込む

    落ち葉除けネットを雨樋に差し込む

     落ち葉防止ネットは、網目がロール状になっているため、取り付けは非常に簡単です。雨樋の形状と長さに合わせてカットし、挿入します。雨樋と落ち葉防止ネットの間にわずかな隙間があると、落ち葉が侵入しやすく、清掃が難しくなる可能性があるため、隙間が生じないようにきちんと加工して取り付ける必要があります。


    雨樋の形状・長さに合わせて加工し差し込みます
    隙間が空かないよう取り付けます

     落ち葉と同時に飛んでくる非常に細かい砂も、通常の落ち葉防止ネットでは完全に防げません。雨の日にはこの砂は問題なく流れてしまいますが、溜まり過ぎると雨水で洗い流されず、苔や植物の繁殖の原因になることがあります。したがって、定期的な点検と清掃を念頭に置いておくことが重要です。


    砂は非常の細かいため落ち葉除けネットでは防ぎきれません
    砂が多く溜まってしまうと苔や植物の発生原因に
    やじるし

    ③雨樋金具への固定

    雨樋金具の固定

     最後に、落ち葉除けネットがズレないように、針金などを使って樋吊金具にしっかりと取り付けます。この取り付け方法は、既存の雨樋の形状や金具の状態によって異なることがあるため、現地調査の段階でしっかりと確認いたします

    雨樋の形状や金具の状態によって固定方法が異なります

     将来的に落ち葉除けネットの上に落ち葉が堆積しても、しばらくすると自然に落ち葉が乾燥し、風で飛散するため詰まりの問題は回避できます。


     ただし、枝や落ち葉除けネットに絡んだままの落ち葉は、地上から見てすぐにわかるほど目立ちます。そのような場合は、気付いたらすぐに取り除くようにしましょう。

    落ち葉除けネットに絡んだ落ち葉は取り除きましょう

    落ち葉除けネットの設置は屋根外壁メンテナンス時がオススメ!

     雨樋の詰まりや鳥の巣に悩むことなく、雨樋を良好な状態に保つために、落ち葉除けネットの設置は強くお勧めします。ただし、設置は容易とは言え、安全を確保するためには足場が必要で、費用も予想以上にかかる可能性があります。そのため、外壁塗装や屋根工事時に足場を組むタイミングで、落ち葉除けネットの設置を検討することをおすすめします

    落ち葉除けネット設置のタイミング
    足場を仮設するタイミングでの落ち葉除けネットの設置がおすすめです

     外壁塗装メンテナンスと同時に行うことで、雨樋の外部も塗装して美しく仕上げることが可能です。同時に内部に落ち葉除けネットを設置することで、雨樋の内部を保護し、損傷の危険性を最小限に抑えることができます。


     通常、落ち葉除けネットの設置や雨樋の修理・交換作業は屋根工事業者が行うのが一般的です。ですが街の外壁塗装やさんでは、外壁の塗装だけでなく、お住まい全体の経年劣化に合わせて、例えば外壁張替や屋根カバー工法のような外装全体のメンテナンスをご提案できます。

    街の外壁塗装やさんでは外壁全体のメンテナンスも可能です

     塗装業者とは別に屋根工事業者や大工に作業を依頼すると、施工のタイミングを調整することが難しく、工事期間も長引き、業者の入れ替わりによる混乱でお客様も大きなストレスを抱えることがあります。また、塗装で美しく仕上げた外壁や雨樋を、落ち葉除けネットの設置によって汚してしまう可能性も考えられます。街の外壁塗装やさんは外壁塗装に特化していますが、お住まいの状態に合わせて外装全体の点検を行い、最適な補修方法を提案いたします。

    外壁全体の調査を行い最適な補修方法を決定していきます

     外壁塗装を検討中で、他の補修が必要な箇所が気になる方や、お住まい全体のメンテナンスを検討している方、一括でメンテナンスを依頼したい方は、ぜひ街の外壁塗装やさんにご相談ください。点検とお見積りは無料で行っており、過去の施工事例から落ち葉除けネットの設置後の状態や塗装の仕上がり(色、施工方法など)を紹介させていただきますので、安心してお任せください!

    点検・お見積りは無料です!お気軽にご相談ください
    雨樋の破損を防ぐためには落ち葉除けネットの設置がオススメ!まとめ
    • ・雨樋は建物の外側に取り付けられているため、外部からの損傷を受けやすい箇所です。雨樋の詰まりの原因として、落ち葉や枝、土、鳥の巣が考えられます。これらが詰まると、雨水の流れが阻害され、雨樋が正常に機能しなくなり、最終的には損傷する可能性が高まります。

    • ・雨樋の詰まりを予防する方法は、定期的な清掃と落ち葉除けネットの取り付けの2つです。定期的な清掃は初期のコストを抑える有効な方法ですが、将来的にも雨樋が落ち葉で詰まる可能性が高い立地に住んでいる場合、落ち葉除けネットの設置をおすすめします。

    • ・落ち葉除けネットの設置は、雨樋のクリーニング後に差し込むだけの非常に手軽な作業です。ただし、風などによって外れないよう、隙間を極力作らないためには、足場を組んで慎重な施工が必要です。

    • ・雨樋の詰まりを解消するために、落ち葉除けネットの設置がおすすめです。この作業では、施工時に足場を組む必要があります。そのため、外壁塗装や屋根工事を行うタイミングで、落ち葉除けネットの設置を検討しましょう。また、外壁塗装の外壁塗装やさんは、雨樋の補修・交換や落ち葉除けネットの取り付けにも対応していますので、安心してご相談ください。

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