更新日：2024年04月04日

ガルバリウム鋼板は軽量でありながら強度が高く、非常に人気の高い屋根材です。


実際に、屋根材を選択する際に業者の方に奨められたという方も多いのではないでしょうか。


ただ、やはりメリットだけではなくどのようなデメリットがあるのかも理解した上で最適な屋根材を選択していきたいですよね。


屋根材を選択する際には屋根材の特性をよく理解したうえでお選びいただくことが大切です。


そこで本日は、非常に魅力的な屋根材であるガルバリウム鋼板屋根の欠点・デメリットを解説していきます！

ガルバリウム鋼板の特徴

ガルバリウム鋼板のデメリットをお伝えする前に、まずは簡単にガルバリウム鋼板の特徴からお話していきます。


ガルバリウム鋼板は、ガルバリウムという合金でメッキされた金属材です。


この合金はアルミ55％、亜鉛43.5％、シリコン1.5%で構成されており、表面を保護する役割を果たします。


ガルバリウム鋼板は耐錆性と耐久性に優れており、屋根材として人気の高い金属材です。


また、ガルバリウム鋼板は25年から35年という長い耐用年数を持つため、長期にわたって使用することができます。


ガルバリウム鋼板はトタン屋根よりも錆に強く、スレート屋根のようにひび割れしにくく、瓦屋根のように重量の心配もありません。


これらの特徴から、ガルバリウム鋼板は屋根材として広く利用されており、その優れた性能と長寿命が評価され現在では屋根材として一番と言ってよいほどの人気がある素材となっています！

ガルバリウム鋼板のデメリット

続いて、ガルバリウム鋼板のデメリットをご紹介します。


屋根材のデメリットを押さえておくことで、より後悔のない屋根材選びができるようになります！

初期コストが高い

ガルバリウム鋼板は同じく人気の高いスレート屋根と比較すると、初期費用が高価です。


ただし、ガルバリウム鋼板はスレート屋根よりも耐久性やメンテナンス性という面では勝るため、長期的な目線で費用をお考えいただくことが大切です。

錆が発生する

瓦屋根やスレート屋根にない特徴として、ガルバリウム鋼板は金属材であるため錆が発生するリスクがあります。


錆は金属を腐食させ、症状が進めば屋根材に穴をあけて雨漏りの原因になる可能性があります。


ガルバリウム鋼板は錆への高い耐性を持ちますが、やはり錆のリスクはゼロではありません。


飛来物によって傷がつけばメッキが剥がれ錆びやすくなりますし、長く使用していくことでいずれは錆が発生してしまいます。

断熱性が低め

ガルバリウム鋼板は熱を伝導しやすいため、夏場には屋根からの熱が建物内に伝わりやすくなります。


また、同様に冬場は寒くなりやすいです。


ガルバリウム鋼板は断熱材一体型の製品も多く販売されているため、断熱性も意識した屋根材選びをしていきましょう！

遮音性が低め

こちらも金属材であるがゆえの欠点ですが、ガルバリウム鋼板屋根は遮音性が低く、雨音が他の屋根材よりも聞こえやすいです。


こちらも断熱材一体型のガルバリウム鋼板であれば影響を最小限にすることができますので、雨音が気になるという方はぜひそのような製品をご検討ください！

屋根材を選ぶ際にはデメリットも考慮して、ご自身の希望条件にぴったりな屋根材を選択していきましょう！


ガルバリウム鋼板には錆が発生するというリスクがあるものの、定期的な屋根塗装によって錆止め塗料を塗布することで綺麗な状態を長く維持することができるようにもなります。


私たち、街の外壁塗装やさんではガルバリウム鋼板への屋根塗装はもちろん、ガルバリウム鋼板への葺き替え工事、屋根カバー工事にも対応しておりますので、ガルバリウム鋼板のことでお悩みの際はぜひお気軽にご相談ください！


＊調査・お見積りは無料で承っております！

　記事内に記載されている金額は2024年04月04日時点での費用となります。
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