更新日：2024年10月22日

ベランダは日常生活における使用や、雨風、紫外線等の影響を受け、年々少しずつ劣化していきます。
劣化が進むと美観が損なわれるだけでなく、雨漏りの発生など、建物全体に悪影響を及ぼす可能性があります。

ベランダを長く維持していくためには、適切な劣化防止対策が大切です！
この記事では、ベランダの劣化原因や、劣化を防止するための対策について詳しく解説します！

ベランダの劣化原因

紫外線

ベランダの劣化には様々な要因がありますが、紫外線は特に大きな影響を与える一つです。
太陽から降り注ぐ紫外線は、ベランダの防水層に影響を与え劣化を引き起こします。

紫外線が長期間にわたって当たることで、素材が脆くなり、防水層にひび割れが発生しやすくなります。
防水層にダメージが入ると雨漏りの原因にもなるため、紫外線対策をして防水層表面を保護してあげることが大切です。

歩行の衝撃

日々の使用で、人が歩いたり物を置いたりすることで、ベランダの床面には小さな衝撃が蓄積されていきます。
最初は目に見えない小さなダメージですが、時間が経つにつれて床材に亀裂が入りやすくなったり、防水層が劣化したりします。

特に重い家具や植木鉢を置くことで、特定の箇所に負荷が集中し、部分的な劣化を早める原因にもなります。

水はけの悪さと排水不良

ベランダは雨水や水分を受け止めることになりますが、水はけが悪いとそれが劣化の引き金になります。
水が滞留すると、湿気が増加し、防水層が劣化したりカビが発生したりします。

ベランダの劣化を防止する方法

トップコート塗装

ベランダの表面に保護膜を作るトップコート塗装は、劣化防止に効果的な方法の一つです。
トップコートは紫外線への耐性を高める効果があり、塗装することでベランダ防水を紫外線から守ってくれます。

定期的にトップコートを塗り替えることで、ベランダの耐久性を高めることが可能です。
トップコートは5年程度で劣化しますので、5年を目安に塗り替えるようにしましょう。

ドレンのメンテナンス

ベランダにおける排水の確保は非常に重要です。
ドレンが詰まると、雨水が排水されずに溜まってしまい、ベランダの劣化を招きます。

定期的にドレンの清掃をして、詰まりを予防するようにしましょう。
また、既存のドレンがうまく機能していない場合は、改修ドレンの設置も有効です。
改修ドレンは、既存のドレンに追加して排水性能を高めるためのもので、設置することで水はけを改善してくれます。

敷物で紫外線を緩和

ベランダの劣化を防ぐために、タイルマットなどの敷物を敷くことも一つの方法です。
タイルマットなどを床に敷くことで紫外線を直接床材に当てないようにし、色あせやひび割れを防止します。

また、歩行時の衝撃を緩和する役割も果たすため、防水層の摩耗を抑えられます。
ただし、敷物の下に水分や湿気が溜まってしまう可能性があるため、通気性に注意して素材を選び、設置後も敷物下の状態にも気を配るようにしましょう。

定期的な点検

ベランダの劣化を早期に発見するためには、定期的な点検が欠かせません。
ひび割れなど防水層の劣化、排水の不具合など、目に見える劣化サインを早めにキャッチすることで、大きな修繕が必要になる前に対処できます。

また、ベランダは防水層やドレン周りだけではなく、笠木（手すり部分）や壁面、サッシ周りのコーキングなど様々な劣化が考えられます。
確かな実績のある専門業者であれば、一見するとわからないような劣化にも気が付き、総合的な視点でメンテナンス方法を提案することが可能です。

定期的に専門業者に点検を依頼し、ベランダに異常がないか見てもらうようにしましょう！

まとめ

ベランダの劣化は、時間の経過とともに進行し、建物全体に影響を及ぼすことがあります。
紫外線や歩行の衝撃、水はけの悪さなどが劣化の原因となりますが、劣化に気を配り、適切な対策をすることで劣化を防ぐことが可能です。
劣化サインを見逃さず、早めの対応を心がけることで、ベランダを長持ちさせることができます。

私たち、街の外壁塗装やさんはベランダの防水工事やトップコート塗装、ドレンのメンテナンスなどベランダに関連する様々な工事に対応しております！
調査・お見積りは無料で承っておりますので、ベランダの劣化を予防したいという方はぜひお気軽にご相談ください！

　記事内に記載されている金額は2024年10月22日時点での費用となります。
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