お問い合わせ

築20年、前回の外壁塗装から約10年が経過しているとのことで、メンテナンス時期に入っておりました。

現地調査

現地調査に伺ったところ、モルタル外壁には汚れの付着や軽微なクラック（ひび割れ）が見られる状況でした。

外壁材の状態や劣化具合、仕上げ希望などを伺いながら、標準グレードの塗料と高耐久の無機系塗料、高性能の遮熱断熱塗料「ダンネスト」での3パターンのお見積りをご提案。
N様がお選びになったのは 遮熱断熱塗料ダンネスト でした。

ダンネストは今話題の次世代断熱塗料で、南極探検隊にも採用されるほどの高い断熱性能を誇ります。夏は太陽光の熱を反射し、冬は屋内の暖気を外に逃がしにくくするため、冷暖房効率の向上にもつながる優れた塗料です。

カラーシミュレーション

ご契約後から工事日までの間は、色決め等の打合せを進めていきます。

その際に、お住まいの雰囲気や色味をガラッと変える方にはカラーシミュレーションをおすすめしております。

色が確定したら、いよいよ工事スタートです！！

高圧洗浄

足場を架け終えたらまずは高圧洗浄です。

塗料の密着に影響を与えてしまう汚れを高圧洗浄機で削り取っていきます。

使用材料紹介

こちらは外壁塗装で使用する

・ダンネストシーラー（ホワイト）

・ダンネスト（パールブラウン）

・ダンネストカラートップ（スレートグレー）

上記3種類の塗料缶を撮影したものです。

下塗り：ダンネスト専用シーラーで密着性を高める

外壁塗装は塗料をしっかり密着させるために、まずは下塗りを丁寧に行います。
今回はダンネスト専用のシーラーを使用し、外壁表面の吸い込みを抑え、上塗り塗料の性能を最大限発揮できる状態を整えました。

中塗り：パールブラウンでベースを形成

次に中塗りです。
今回の最終仕上げは「濃色」ですが、ダンネスト本来のラインナップは淡い色が中心。そのため中塗り色としてパールブラウンを塗装し、仕上げの馴染みを良くしていきます。

上塗り：ダンネストでしっかり2回塗り

ダンネストの標準工程では、上塗りは2回行います。
これにより遮熱断熱塗料としての膜厚を確保し、長期に渡り性能を維持できる強固な塗膜を完成させます。

濃色仕上げのためのカラートップ塗装（スレートグレー）

ダンネストは淡色を中心としたラインナップですが、N様は黒系の外壁をご希望されました。
しかし、一般的に濃色塗料は太陽光による蓄熱が大きく、遮熱断熱性能が低下しやすいという課題があります。

そこで活躍するのが ダンネストカラートップ。
この専用カラートップを使用することで、遮熱断熱性能をできるだけ維持したまま濃色仕上げを実現できます。

今回選ばれた色は スレートグレー。
重厚感と上品さを兼ね備えた人気色です。

さらにカラートップの塗装は
通常の3回塗り（下・中・上）に、上塗り2回を加えた「計5回塗り」
という非常に手間のかかる工程で仕上げます。

この「5回塗り」が、深みのある均一な色味と耐久性の高い外壁を作り上げます。

付帯部塗装も徹底して仕上げます

外壁だけでなく、
・軒天
・雨樋
・破風板
・鼻隠し
・水切り
・シャッターボックス

といった付帯部もすべて綺麗に塗装します。
付帯部まで丁寧に仕上げることで、全体の統一感が生まれ、美しい外観になります。

また、鉄部塗装（磁石のくっつく部分）に関しては下塗りに錆抑制塗料を使用しております。

完成：濃色の重厚感と断熱性能を兼ね備えた外壁に！

すべての工程が完了し、N様邸の外壁塗装が無事竣工いたしました。
ダンネストの濃色仕上げは一般的に珍しいため、今回もシミュレーションを何度も重ねて完成イメージを固めていきました。

軒天にはアクセントとして「12-50L」の色を採用。
濃色の外壁にさりげなく映える差し色となり、さりげないおしゃれさを魅せてくれています。

黒系のスタイリッシュな外壁、断熱性能と耐久性を兼ね備えたダンネスト、差し色の映える軒天が三位一体に調和した塗装メンテナンスとなりました。

まとめ

今回の横浜市南区での外壁塗装工事では、
遮熱断熱塗料ダンネスト × カラートップ（濃色仕上げ）
という組み合わせで、
“デザイン性” と “性能” を両立させたワンランク上の外壁リフォームを実現しました。

ダンネストは
・夏の遮熱断熱

・冬の断熱

・空調エネルギー等の削減効果

・一般グレードより5年長い耐用年数（期待耐用年数約20年）

といった多くのメリットがあり、四季のある日本の現環境に最もふさわしい塗料です。

外壁塗装をご検討中の方は、ぜひ街の外壁塗装やさんへご相談ください。
カラーシミュレーションから最適な塗料選びまで、丁寧にサポートいたします！