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横浜市港北区の外壁塗装前点検でクラックと苔を確認
更新日:2026年06月21日
横浜市港北区のお客様より、「外壁にひびが見えるようになってきて、そろそろ塗装の時期か気になっている」とご相談をいただき、私たちで現地調査に伺いました。
築年数が進むにつれて、見た目にはまだ大きな傷みがなくても、防水性の低下や細かなひび割れが少しずつ進んでいることは珍しくありません。
実際にお住まいを拝見すると、全体としてはすっきりした印象の建物でしたが、モルタル外壁の表面には経年変化が出始めており、部分的に注意しておきたい症状が見受けられました。
特に、外壁のクラックと汚れの付着は、今後のメンテナンス時期を判断するうえで大切なポイントです。
外壁表面に細長く伸びたひび割れが出ていました
外壁の凹凸模様がある塗膜面に、縦方向へ伸びる細いクラックが確認できました。
クラックスケールを当てて見ると、幅はおおよそ0.4mm前後で、表面の塗膜だけでなく下地の動きも感じられる入り方です。
ひびは一直線ではなく、ややうねりながら連続しており、モルタル外壁らしい肌の中で黒い線としてはっきり見えていました。

このようなクラックは、乾燥収縮や建物のわずかな動き、塗膜の経年劣化が重なって発生することがあります。
幅が小さく見えても、防水性が落ちた外壁では雨水が入り込むきっかけになりやすく、放置するとひびの周辺からさらに劣化が進む恐れがあります。
表面の症状の段階で見つけておくことが、傷みを大きくしないために大切です。
出隅付近ではやや開いたクラックも確認しました
建物の角にあたる出隅部分では、先ほどの箇所よりも少し口が開いたクラックが見つかりました。
測定すると幅は0.6~0.7mm程度あり、端部であるぶん動きの影響を受けやすい場所だと分かります。
外壁材の表面にはざらつきのある質感があり、その中に亀裂が縦に入っているため、遠目より近くで見ると傷みが把握しやすい状態でした。

出隅は衝撃や揺れの影響を受けやすく、ひび割れが進行しやすい部位です。
とくにこの程度まで幅が出てくると、雨水浸入のリスクをより意識する必要があります。
水が内部に回れば、下地の劣化や室内側への影響につながる可能性もあるため、見た目以上に注意したい症状です。
建物全体は明るい外観ですが経年変化が出始めていました
全景を見ると、淡い色のモルタル外壁にブラウン系のサッシやバルコニーが合わさった、落ち着いた印象のお住まいでした。
大きな剥がれや欠損が広範囲に広がっている様子は見られませんでしたが、外壁面をよく追っていくと、部分的な汚れやひび割れの兆候が点在しており、メンテナンスを考えるにはちょうどよい時期に入っていると感じます。

建物全体がきれいに見えていても、外壁の保護機能は年数とともに少しずつ低下していきます。
とくにモルタル外壁は、表面の塗膜が防水の役割を担っているため、ひびや汚れが出てきた時点で注意が必要です。
症状が軽いうちに現状を把握しておくことで、補修範囲や工事内容を適切に考えやすくなります。
外壁の一部に苔や藻による筋状の汚れが付着していました
外壁面には、薄い緑色を帯びた筋状の汚れが縦に伸びている箇所がありました。
周囲の外壁色が明るいぶん、汚れの筋が少し目立ちやすく、表面のざらつきに沿って付着している様子が分かります。
濃くびっしり広がっている状態ではないものの、局所的に水分が残りやすい環境であることを感じさせる外観でした。

こうした汚れは、湿気や日当たり、風通しの条件が重なって苔や藻が発生することで現れます。
見た目の問題だけでなく、塗膜の防水性が落ちているサインとして表れることも多く、放っておくと汚れが広がりやすくなります。
苔や藻の付着が続く外壁は水分を抱え込みやすく、外壁材の保護という面でも早めに対策したいところです。
窓まわりにはヘアークラックが複数見られました
窓の四隅まわりを確認すると、赤丸で示された位置に細かなクラックがいくつか入っていました。
いずれも窓の開口部の角から外側へ伸びるような形で出ており、長さは短めでも複数箇所に分かれて確認できます。
開口部周辺は応力が集中しやすいため、モルタル外壁ではとくに注意して見るべきポイントです。

サッシまわりのヘアークラックは、建物の揺れや温度変化による伸縮の影響を受けて発生しやすい症状です。
初期段階では細くても、繰り返し動きを受けることで徐々に広がることがあります。
窓まわりは雨仕舞いが重要な部位でもあるため、ひびを放置するとシーリングや周辺部材への負担が増し、将来的な漏水リスクにつながる可能性があります。
クラック補修と外壁塗装を優先して進める時期です
今回の調査では、モルタル外壁に0.4mm前後のクラック、出隅での0.6~0.7mm程度のクラック、窓まわりのヘアークラック、そして苔や藻の付着を確認しました。
優先したいのは、まずクラックの補修です。
幅のあるひびにはVカットまたはUカット後のシーリング充填、細かなヘアークラックには下地調整材の擦り込みなど、症状に応じた処置を行ったうえで、外壁全体を高圧洗浄し、下塗り・中塗り・上塗りによる外壁塗装で保護していくのが基本になります。
塗料は、今後のメンテナンス性を考えてシリコン塗料やラジカル制御型塗料などを選ぶ方法が現実的です。
モルタル外壁のクラックと苔・藻の付着は、塗装の必要性を示す代表的なサインでもあります。
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