更新日：2016年09月30日

横浜市磯子区で行った外壁塗装前の点検をご紹介いたします。お問合せ時に外壁塗装を検討されているということでしたが、隣の家とのスペースがあまりないのでどのような方法で工事を行うのか心配されておりました。都心部などでは住宅が密集しており、外装リフォームを行う上で足場の架設が難しい場合もございます。まずは現地を確認させていただき最適なご提案をさせていただこうと思います。

 

左写真がこれから調査を行うお住まいです。この角度から確認すると確かに近隣とのスペースがほとんどありません。お隣との境界を確認してみると、そこはほとんど日の光があたらなく苔や汚れが目立っています（右写真）。おそらく外からの清掃などもほとんどできなかったのではないでしょうか。このスペースへ足場を架設する場合、踏板と呼ばれる歩行用の板の設置は難しいので、単管のみで組みあげる足場で工事を行うことで塗装工事は問題なく実施できそうです。

 

外壁の目地に施されたコーキングですが、経年によって痩せてきて隙間ができています（左写真）。コーキングは目地から水分の侵入を防ぐためのものですが、隙間ができてしまえばそこから雨水が侵入して雨漏りを引き起こしてしまいます。他にもコーキングの隙間ができているところがありましたが、一か所補修したような跡がありました。おそらくここから雨水が入り込んでしまったので、ご自分で補修されたのかもしれません。
どちらにしてもコーキングのメンテナンスも必要であると判断できます。

 

建物には随所にクラックが見られました。写真のようなクラックは建物の耐久性を著しく低下させる可能性があります。特に関東あたりではいつ地震が発生してもおかしくないとまで言われておりますので、今回の外装リフォームに合わせてしっかり補修しておきましょう。

点検の結果、ご要望である外壁塗装は問題なく実施できることと、塗装以外にコーキングやクラック補修もご提案させていただきました。
今回のような住宅密集地では外装リフォームが困難であると思われがちですが、事前にお住まいの状態や立地条件を確認することで滞りなく工事を進めることが可能です。弊社では点検、お見積りは無料ですので気になる方はお気軽にご連絡ください。
また、外壁塗装に関しては専用ページでもご紹介しております。そちらも合わせてご覧ください。外壁の塗り替えをご検討の方へ

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