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横浜市磯子区築10年のビルALC外壁調査で塗膜の劣化
更新日:2018年05月16日
横浜市磯子区で築10年のビルのALC外壁調査を行いました。

6年前に1度塗り替え塗装を行っているそうですが、最近表面の汚れが目立ってきたということで調査のご依頼がありました。

ビルは4階建てで3階と4階は陸屋根になっており屋上として使用しております。正面以外の3面は隣の建物と近いため雨風に晒されることが少ない環境です。4階はほぼ陸屋根で建物は屋上への出入口として造られた塔屋しかありません。塔屋は階段分の広さしかありませんので、建物の大きさとしては小さく雨風の影響を行けやすい環境にあります。こちらのビルでは塔屋の外壁が一番傷んでいる可能性が高いです。見てみると塗膜がすでに剥がれているところがありました。

ALCの継ぎ目の部分には塗膜の剥がれが発生しており、水を吸いやすい状態になっているようです。ALCは他の外壁材と比べて水を吸いやすい材質です。あまり露出している期間長いと塗装しても長く持たないことがありますので、見かけた場合はすぐに塗装が必要となります。

3階の陸屋根部分ですが、ALC自体の亀裂と塗膜の亀裂がありました。塗膜の劣化だけではなく、ALC自体が地震の揺れなどの影響を受けているようです。

塗膜を指で触ってみると白い粉が付着します。これはチョーキング(白亜化)と言い、塗膜が寿命を迎えている証拠です。撥水性が無くなっておりますので、雨水が浸透してしまう状態です。

雨水が浸透するとALC自体にも影響がでます。すでに爆裂しているところがありました。塗装する際は、塗装する前に補修してから塗らなくてはなりません。爆裂は塗膜が劣化したことで発生しております。全体的に調査させて頂きましたが、塗膜はすでに寿命です。早急に塗り替えが必要な状態です。しかし築10年ですでに1度塗り替えているにもかかわらず、6年でチョーキングとはいささか早すぎる気がします。6年前ということは築4年で塗り替えたことになります。築4年でメンテナンスするのはかなり早いタイミングです。6年で塗膜が寿命を迎えていては、早めにメンテナンスをした意味がほとんどありません。ALCは他の外壁材と比べて継ぎ目が多く、ビルなどの大きめな建物に使用されることが多いので、メンテナンスをするにしてもコーキングの長さが長かったり、塗らなくてはならない壁の広さが広かったりと費用がかかります。なので耐用年数がもともと低い塗料で仕上がっていることが多いです。低い塗料にしてしまうと次に塗り替える期間がすぐにやってきてしまうので、メンテナンスをする際は耐用年数を考えた塗料選びをして計画的に行いましょう。
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