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【ベランダ防水】ウレタン防水への塗り替え!特徴と施工の流れをご紹介
更新日:2024年02月06日
こんにちは!街の外壁塗装やさん横浜店です!(^^)/
ベランダ・バルコニーなどの防水工事として人気の高いウレタン防水!
本日は、ベランダ・バルコニーの防水をウレタン防水に新しく塗り替えた防水工事事例をご紹介します!
![ウレタン防水への塗り替え 特徴と施工の様子をご紹介](https://xn--rms9i4i661d4ud435c.net/wp-content/uploads/u7-54-1.jpg)
ウレタン防水の特徴
ウレタン防水は、液状のウレタン樹脂を塗布して防水層を形成する工法です。
塗膜防水の一種で、液体を使用して防水層を形成するため複雑な形状であっても施工することができます。
また、シート防水とは異なり継ぎ目というものが存在しないため、継ぎ目からシートがめくれてしまったり、隙間から雨水が入り込むという心配がありません。
ウレタン樹脂はゴムのように柔らかい塗膜を形成し、高い防水性を実現してくれます。
そして、ウレタン防水は同じ塗膜防水の一種であるFRP防水よりも安価であるという点も嬉しいポイントです(^^)/
ウレタン防水への塗り替え事例
ここからは、FRP防水からウレタン防水への塗り替えの様子をご紹介します。
施工前の様子
![施工前の様子](https://xn--rms9i4i661d4ud435c.net/wp-content/uploads/c1221f40f04ba9a49c98802431eae5e0-3.png)
![施工前の様子2](https://xn--rms9i4i661d4ud435c.net/wp-content/uploads/739e3412b0f3bdad257cbb1067a7dd03.png)
お客様よりベランダ防水工事のご相談をいただき現地調査にお伺いすると、ベランダの防水層が少し浮いていることがわかりました。
防水層が浮いていることで、下地との間に隙間が生じてしまっている状態です。
また、FRP防水特有の摩耗によりガラス繊維が浮き出てしまっている様子も確認できます。
ひび割れなどが発生し雨漏りに繋がると下地や室内へと影響が及ぶことも考えられますので、ウレタン防水を使用したベランダ防水工事をご提案させていただきました。
下地処理
![下地処理](https://xn--rms9i4i661d4ud435c.net/wp-content/uploads/02d3a508b8e3945bc44b3b7f0e37e63f-1.png)
![プライマー塗布](https://xn--rms9i4i661d4ud435c.net/wp-content/uploads/59f4cc3ea0b7a29c4b50eea34cdb9d71.png)
今回の施工では、下地処理をおこなってから通気緩衝シートを使用して透湿性を確保し、ウレタン防水を塗装していくという流れになります。
まずは既存の防水層の汚れを高圧洗浄で洗い落とし、下地処理をしていきます。
表面を整え、上からプライマーと呼ばれる下塗り材を塗布しました。
プライマーの塗布はウレタン防水の密着性を高めることのできる、非常に重要な工程です!
通気緩衝シート敷設
![通気緩衝シート](https://xn--rms9i4i661d4ud435c.net/wp-content/uploads/8291deb08d2851326bbde09dc4b9ef37-2.png)
![通気緩衝シート敷設後](https://xn--rms9i4i661d4ud435c.net/wp-content/uploads/9ebc233d4d06bc25f20643abdffc4f22-1.png)
続いて通気緩衝シートを敷設していきます。
通気緩衝シートとは下地とウレタン防水の間に通気層を設けるためのシートです。
既存の防水層の上から直接ウレタン防水を塗布した場合、下地に残っていた水分などによって水蒸気が発生し、新しい防水層に膨れや浮きなどの不具合をもたらす原因になります。
通気緩衝シートを使用して通気層を設けることで、そのような事態を防ぐことが可能です!
改修ドレンと脱気筒設置
![改修ドレン](https://xn--rms9i4i661d4ud435c.net/wp-content/uploads/18f480d5f83873fb6ab579e8ca54a9b1.png)
![脱気筒](https://xn--rms9i4i661d4ud435c.net/wp-content/uploads/0ee1651e2288e8ef802c3265d3c3b127-1.png)
通気緩衝シートの敷設を終えたら、改修ドレンと脱気筒を設置します。
ドレンとはいわゆる排水溝のことで、改修ドレンを設置することでドレン周りの不具合リスクを軽減します。
もう一つの脱気筒は通気緩衝シートで確保した通気層を通して、内部の水蒸気などを排出するための部材です。
そして、この通気緩衝シートと脱気筒を使用して通気性を確保する防水工法を、通気緩衝工法と呼びます!
ウレタン防水施工
![ウレタン防水施工](https://xn--rms9i4i661d4ud435c.net/wp-content/uploads/184f0d0354a779af209f70288f31720b-3.png)
![ウレタン防水塗装の様子](https://xn--rms9i4i661d4ud435c.net/wp-content/uploads/13d8c4a0a4c2a2d6ddba091bf2a30b73-1.png)
次はいよいよウレタン防水での塗り替え作業をおこなっていきます。
均一に塗っていかなければ不要な勾配が生じたり、水溜まりができる原因になってしまいますので高い技術が必要な作業です。
1層目を塗装後、十分な乾燥時間を設けて2層目の塗装をしていきます。
トップコート塗装~完工
最後にウレタン防水の上からトップコートを塗装したらウレタン防水工事は完了です!
このトップコート塗装も非常に重要で、紫外線に弱いウレタン防水を保護して、耐久性を高めるという重要な役割も担っています。
トップコートは数年で劣化してしまいますので、今後は5年ほどを目安に定期的なトップコート塗り替えをご検討ください!
![ウレタン防水工事完了です](https://xn--rms9i4i661d4ud435c.net/wp-content/uploads/b6116f8926916c9de18e3264d8effd0e-1.jpg)
本日はウレタン防水への塗り替え事例のご紹介をさせていただきました。
防水メンテナンスは事前の現地調査の重要性が高く、下地の状態やバルコニーの形状等を正しく考慮してメンテナンス方法を決定しなければ施工不良を招くことになります。
私たち、街の外壁塗装やさんでは防水工事にも対応しておりますので、ウレタン防水への塗り替えなど防水メンテナンスをご検討の際はぜひご相談ください!
*調査、お見積りは無料で承っております!
記事内に記載されている金額は2024年02月06日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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![街の外壁塗装やさん横浜支店](https://xn--rms9i4i661d4ud435c.net/wp-content/uploads/yokohama.png)
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