更新日：2024年04月09日

モルタル外壁は耐久性が高く、耐火性にも優れた外壁材です。


個性的で味わい深い表面の模様が特徴的で、職人の技術によって様々な模様を描き、建物全体の雰囲気や印象を大きく変えることができます。

そんな意匠性にも優れたモルタル外壁ですが、本来の耐久性を発揮させるためには定期的なメンテナンスが必要になります。


そして、モルタル外壁のリフォーム方法の中でも特に重要となるのが「外壁塗装」によるリフォームです。


本日はモルタル外壁の塗装リフォームについて解説していきます！

モルタル外壁の特徴

モルタルはセメントや水、砂を混ぜ合わせて作られた外壁であり、表面の仕上げ方によって様々な味わいを表現できる外壁材です。


外壁パネルを複数組み合わせて外壁を形成するサイディング外壁とは異なり、モルタルは塗り壁材であるため継ぎ目が存在しません。

そのため、継ぎ目に充填されるシーリング材のメンテナンスが不要である点や、シームレスですっきりとした外観になるという点がメリットです。


一方で、継ぎ目がなく外壁全体が一体となっているモルタル外壁は、地震など建物が揺れ動いた際に衝撃を逃がすことができず、ひび割れとなりやすいという注意点もあります。


モルタル外壁を長く維持するためには、メンテナンスによってこのひび割れが起こらないよう対策をすることが非常に重要です！

塗装リフォームの目的

モルタル外壁に塗装をする目的は、主に保護と美観性向上の二つです。


塗料には外壁に汚れや苔、藻が付着しにくくなるようにする効果や、雨水や紫外線による影響を緩和させるという効果があります。


この中でも、吸水しやすい素材であるモルタル外壁では特に雨水による影響を抑えることが重要です。


モルタル外壁がひび割れしやすい理由の一つは、その吸水性にあります。


モルタル外壁は吸水性が比較的高いため、雨水を吸収しやすく、その結果、膨張や収縮が起こりやすくなります。


特に、塗装によるメンテナンスがされていない場合、外壁が雨水を吸い込んでしまい、そのたびに膨張と収縮が繰り返されることでひび割れが発生しやすくなります。


この吸水性の特性が、モルタル外壁のひび割れの主な原因の一つとなっています。


外壁塗装によって防水性を高めることで、この吸水性を抑制し、ひび割れの発生を防ぐことが重要です。


外壁塗装は、モルタル外壁のメンテナンスにおいて欠かせないポイントであり、定期的な塗装リフォームによって外壁の耐久性を保つことが必要です！

塗装リフォームのタイミング

モルタル外壁の外壁塗装メンテナンスは、10年を目安におこなっていただくことがオススメです。


塗料の性能や塗装技術、環境などによっても異なりますが、一般的には10年ほどが経過すると塗装の保護機能が低下し、劣化症状が現れやすくなります。


また、築年数だけではなく劣化症状が見られた場合もメンテナンスをご検討いただくことがオススメです。


モルタル外壁の劣化症状は、主にクラック（ひび割れ）や色あせ、チョーキング現象、苔の繁殖などが挙げられます。


チョーキング現象は、塗膜が紫外線によって劣化し、白い粉が表面に付着する現象を指すのですが、これらの劣化症状は全て塗料本来の防水機能などが低下していることで発生する現象です。


塗料の機能が低下している状態で放置をしてしまうとひび割れが発生しやすくなってしまいますので、放置せずお早目の対応を心がけましょう！

モルタル外壁への外壁塗装は、建物の耐久性と美観を保つための重要なリフォーム方法です。


適切なタイミングでリフォームをおこない、お住まいを長く綺麗に維持していきましょう！


私たち、街の外壁塗装やさんでは無料でモルタル外壁などお住まいの調査・お見積りを無料で承っております！


モルタル外壁の劣化が気になる、10年近くメンテナンスをしていないという方はぜひお気軽にご相談ください！

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