更新日：2024年04月16日

ガルバリウム鋼板が登場してからの金属屋根は年々、屋根リフォームや新築住宅で人気を集めています。


その理由は、軽量でありながら丈夫で耐久性に優れているためです。


そんな金属屋根には縦葺きと横葺きの2つの施工方法があります。


本日は金属屋根の縦葺きについて、横葺きとの違いにも触れながら解説していきます！

縦葺き金属屋根の特徴

縦葺き金属屋根は、屋根を棟から軒に向かって縦方向に設置される屋根材のことを指します。


縦葺きの金属屋根は、雨水や雪が効果的に流れやすく、雨漏りへの耐性に優れています。


また、施工が横葺きよりも容易であり、比較的工期が短くなるという利点もあります。


さらに金属屋根であるため軽量で、耐震性にも優れます。


金属屋根材として人気の高いガルバリウム鋼板は金属屋根特有の錆への耐性も高いため、総じて雨漏りのリスクやメンテナンスの手間を抑えることのできる屋根材であると言えます！

縦葺きと横葺きの違い

横葺き金属屋根とは、軒に対して平行、つまり横方向に設置される屋根材です。


縦葺きと横葺きの違いは以下のとおりです！

雨漏りへの耐性

横葺きの場合、屋根材同士が重なる部分によって段差ができるため、雨水がやや流れにくくなります。
一方、縦葺きの場合は縦方向に段差や継ぎ目が存在しないため、雨漏りが起こりづらいです！

施工可能な勾配

縦葺きは雨漏りへの耐性が高いため、緩勾配の屋根であっても施工が可能です。
反対に、横葺きの屋根材を緩勾配の屋根へ施工してしまった場合、雨水が屋根上に滞留しやすくなり雨漏りが起こりやすくなってしまいます。

施工可能な形状

縦葺きは複雑な形状をしている屋根への施工には向かないため、屋根がシンプルな形状ではないという場合では横葺き一択となります。

工期・価格

縦葺きは屋根を切断する工程が少なく、シンプルな形の屋根に施工されるため工期・価格共に抑えることができます。縦葺きはメンテナンス性にも優れるため、価格を抑えたいという場合に非常にオススメです。

断熱性

縦葺き金属屋根は価格が比較的安価である分、基本的に断熱性能が高くありません。横葺き屋根材は断熱材一体型の金属屋根が主流となっており、快適性を求める場合は横葺きがオススメです。

デザイン

縦葺き金属屋根はその価格・メンテナンス性から工場で採用されることが多く、住宅らしくないと感じる方もいらっしゃるかもしれません。より暖かみのあるデザインにしたいという場合には、縦葺きよりも横葺きの方が優れています。

縦葺き金属屋根の工事もお任せください

本日は縦葺き屋根の特徴やメリットについてご紹介させていただきました。


縦葺きと横葺き屋根のメリット・デメリットを理解し、ご自身に最適な屋根材を選択していきましょう！


また、金属屋根は定期的な塗装メンテナンスをすることで錆等の劣化症状を防ぎ、より長持ちさせることができるようになります。


私たち、街の外壁塗装やさんでは縦葺き金属屋根の施工・塗装共に対応しておりますので、縦葺き金属屋根の工事をご検討際はぜひお気軽にご相談ください！


ご相談・調査・お見積りは全て無料で承っております！

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