更新日：2024年04月17日

外壁塗装に使用される塗料には様々な種類がありますが、ウレタン塗料はその中でも最低限の性能を持ち、低価格性で他の塗料よりも勝る塗料です！


そのため、ウレタン塗料は性能や耐久性よりも費用を抑えるということを重視した場合に検討したい塗料となります。


ただし、外壁塗装では価格だけで塗料や業者を選ぶことは大変危険です(>_<)


本日は、ウレタン塗料の特徴について解説していきます！(^^)/

ウレタン塗料のメリット

ウレタン塗料のメリットは以下のとおりです。

初期コストが低い

最低限の耐久性がある

ウレタン塗料の一つ下のグレードに、アクリル塗料というものがあります。


アクリル塗料はウレタン塗料よりもさらに低価格で入手することが可能で、DIYなどで人気が高い塗料です。


しかしアクリル塗料はその分耐久性も低いため、耐久性が重要視される外壁塗装で使用されることはほとんどありません。


そのため、最低限の性能を持った塗料として外壁塗装を考えた場合にはウレタン塗料がオススメです(^^)/

光沢のある仕上がりになる

ウレタン塗料は光沢性が高く、ウレタン塗料で塗装することでツヤのある新築のような外観にすることができます。


ただ、他の塗料と比較すると反対に艶を抑えて塗装をすることが困難となるため、艶を抑えてマットな仕上がりにしたいという場合には不向きです(>_<)

柔軟性が高い

アクリル塗料は塗膜が硬くひび割れが発生しやすいという注意点がありますが、ウレタン塗料は柔軟性が比較的高い塗料です。


そのため外壁材にひび割れが生じても塗膜が追従して伸びてくれるため、塗膜にまでひび割れが及びづらいです。


ただ、ウレタン塗料よりもグレードが高い塗料には柔軟性（弾性）に優れた塗料も多いため、独自のメリットとはならないことに注意しましょう！

木部・金属部に適応可能

アクリル塗料は外壁だけではなく、木部や金属部にも塗装が可能な塗料です。


そのため、雨樋や木部などの付帯部への塗装にも適しており、外壁には高グレードの塗料を使用しつつ、目立たない付帯部にはウレタン塗料を使用することで費用を抑えるということも可能です(^^)/

シリコン塗料との比較

ウレタン塗料の一つ上のグレードとなるのがシリコン塗料です。


シリコン塗料は外壁塗装において最も人気の高い塗料で、塗料に迷ったらシリコン塗料と言われるほどコストパフォーマンスに優れています。


以下はウレタン塗料をシリコン塗料など、他の塗料との耐用年数・価格を比較したものです！

フッ素塗料	耐用年数 約13～15年	3,500円 ～ 5,000円/㎡
シリコン塗料	耐用年数 約10～13年	2,500円 ～ 3,500円/㎡
ウレタン塗料	耐用年数 約7～10年	1,800円 ～ 2,500円/㎡
アクリル塗料	耐用年数 約5～8年	1,000円 ～ 1,500円/㎡

価格が高いほど、耐用年数も高くなる傾向にあります。


そのため、単価が高い塗料は初期コストこそ高額になるものの、次回のメンテナンスまでの周期が長くなり総合的な塗装回数が削減されるためランニングコストを抑えることが可能です。


その中でもシリコン塗料は価格も高額すぎず、耐用年数にも優れているため人気が高いです。


さらに人気が高いことで多くのメーカーが開発にも力を入れており、その分機能性が高く、相対的な価格も安くなっています。


そのためウレタン塗料と比較すると、コストパフォーマンスという面ではシリコン塗料に大きく軍配が上がります。


初期コストとコストパフォーマンスをそれぞれどこまで重視するのか、よくご検討いただいたうえでウレタン塗料をご選択いただくことがよいでしょう(^^)/

ウレタン塗料はその低価格性により、独自のメリットを持った塗料です。


現在ではシリコン塗料が台頭しているものの、「耐久性を重視しない」という場面でまだ選択肢となる可能性を持っています。


長期的な目線で塗料を比較し、ご自身のご要望に最適な塗料選びをしてきましょう！


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