更新日：2024年05月20日

コーキングの寿命は一般的には5～10年と言われています。


外壁塗装や屋根材のメンテナンスは10年ごとがよいとされており、コーキングはそれよりも早くに劣化してしまうということになります。


コーキングが劣化している場合はコーキング本来の役割が果たせなくなってしまうため、寿命には十分に気を配り、定期的なメンテナンスをおこなっていくことが大切です。


本日はコーキングが劣化する原因や寿命を迎えた場合の対処方法について解説していきます！

コーキングの役割

コーキングは弾性や密閉性に優れており、
主に外壁や窓枠などの繋ぎ目に使われ、水や空気の浸入を防ぐ役割を果たしています。


また、コーキングはゴムのような弾性を持っているため、地震時などに外壁材と外壁材が衝突して破損してしまうことを防ぐ緩衝材としての役割も担っています。


つまり、コーキングは外壁材の劣化や雨漏りを防いでいる、とても重要な部材なのです！

コーキングが劣化する理由

屋外で使用されるコーキングは、太陽光や気温の変化、雨風などの気候条件によって日々劣化していきます。


そして、特に注意が必要なのがコーキングの可塑剤（かそざい）です。


可塑剤は材料を柔らかくするために加えられる物質で、コーキングに弾性をもたらしてくれているのですが、経年によって表面に溶け出すようになります。（ブリード現象）


可塑剤はベタベタとしているため表面に溶け出すと汚れが付着しやすくなり、さらにコーキングの弾性の低下、痩せ、ひび割れなどを招きます。


可塑剤が少ないノンブリードタイプのコーキング材も存在し、こちらはブリード現象が起こらない分寿命も長いという特徴があります！

15年を超える寿命をもったコーキング材も

コーキング材の中には、なんと耐用年数が15年を超える長寿命なコーキング材もあります。


それがオートンイクシードというコーキング材で、耐久性や対候性に優れるため私たち街の外壁塗装やさんでも多く使用させていただいています！


オートンイクシードは可塑剤を使用せず、特殊高耐久ポリマー「LSポリマー」を配合したノンブリードタイプのコーキング材です。


可塑剤の流出によるコーキングの痩せや硬化、ひび割れなどがなく、長期間美観性と柔軟性を維持してくれます！


一般的なコーキング材は塗料が劣化するよりも早く劣化してしまいますが、オートンイクシードであれば落ち着いて住宅塗装のタイミングで一緒にメンテナンスをすることが可能です！

寿命を迎えたコーキングのメンテナンス方法

コーキングの主なメンテナンス方法には、打ち替えと増し打ちの2種類があります。

打ち替え

コーキングの打ち替えは、古くなったコーキングを完全に撤去してから新しいコーキング材を充填する方法です。


これにより、劣化したコーキングを完全に取り除き、新しいコーキングでしっかりと目地を埋めることができます。

増し打ち

一方、コーキングの増し打ちは、既存のコーキングの上から新しいコーキング材を充填する方法です。


これは、劣化が進んでいない箇所や、既存コーキングの撤去が難しい場合などに行われます。


増し打ちでは、既存のコーキングを取り除かずに新しいコーキングを追加するため、作業時間やコストを節約することができます！

コーキングは寿命に注意して適切な対応を

コーキングはお住まいを守る重要な部材でありながら、比較的寿命が短いという特に注意が必要な部材です。


コーキングが劣化して剥がれたり、ひび割れや千切れている箇所があるという場合は、隙間から雨水が入り込んでしまう恐れもあります。


劣化を見逃さず、早期の対応で被害を未然に防ぐようにしましょう！


私たち、街の外壁塗装やさんでは無料にてお住まいの調査・お見積りを承っております！


コーキングの劣化が気になる、しばらくコーキングの点検をしていない、外壁塗装と併せてコーキングを補修したいという方はぜひお気軽にご相談ください！

　記事内に記載されている金額は2024年05月20日時点での費用となります。
　街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
　そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。

関連動画をチェック！

最低限知っておきたい！塗装工事のポイント【街の外壁塗装やさん】