更新日：2024年07月11日

無機塗料は、無機物を主成分とした塗料です。無機物とは、自然界に存在する鉱物やガラス、セラミックなどを指します。


無機塗料は耐久性に優れ長い期間で外壁材を保護してくれますが、塗料には外壁材によって相性が存在します。


本日は無機塗料のメリットとモルタル外壁との相性について解説します！

無機塗料のメリット

無機塗料は塗料の中でも高価な部類になりますが、その分優れた特徴も多いです。


まずは、無機塗料のメリットについてご紹介します！

耐久性が高い

無機系塗料は紫外線に非常に強く耐久性が高い特徴があります。これにより、外壁の色褪せや劣化を防ぎ、美しい外観を長期間保つことができます。また、耐候性にも優れており、悪天候や気候の変化にも強く、外壁を保護する役割を果たします。


そして、無機系塗料は長い耐用年数を持つことが特徴的です。一般的には約15～25年程度の耐用年数が期待されます！

メンテナンスコストを抑えることができる

無機塗料は長い期間で外壁材を保護してくれるため、その分塗り替えやメンテナンスの頻度が低くなり、コストや手間を節約することができます。


初期コストこそ一般的な塗料よりも高額になりますが、メンテナンス性に優れメンテナンスコストを軽減することが可能です。

防汚性が高い

無機塗料の表面は非常に滑らかで、汚れが付きにくい性質があります。そのため、外壁が美しく保たれ、清掃の手間も軽減されます。


無機塗料は高い耐久性も相まって劣化も見られにくく、外壁を長く綺麗に保ちたいという方にオススメな塗料です！

防火性能が高い

無機物は燃えにくいため、無機系塗料は防火性能が高いです。これは特に火災対策として重要なポイントです。


外壁の耐火性が高くなることで火災が発生した際に火の勢いを抑えることができるため、住宅や建物の被害を最小限に抑えることができます。

モルタル外壁との相性

モルタル外壁において重要となるのは、塗料の柔軟性（弾性）です。


無機塗料は耐用年数が長いだけでなく、塗膜が非常に硬いのが特徴です。


硬い塗膜は表面の傷や汚れに強いのですが、その一方で柔軟性に欠けるため、割れやすいという性質も持っています。


外壁材の中でも特にひびやクラックが入りやすいのがモルタル外壁です。モルタル外壁にこれらの塗料を塗ると、モルタルがひび割れた場合に塗膜も同様に割れてしまいます。割れた部分からは雨水が浸入する可能性があるため、修理が必要になります。


つまり、無機塗料はモルタル外壁にはあまり適していないということになります。


ただ、無機塗料の中にも弾性を持たせたものが製造・販売されていますので、ご自宅の外壁がモルタル外壁という方は専門業者にご相談いただくことがオススメです！

私たち、街の外壁塗装やさんでは無料にてお住まいのご相談・調査・お見積りを承っております！


塗料選びでお悩みの方、耐久性の高い塗料での外壁塗装をご検討中の方はぜひお気軽にご相談ください！

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