瓦屋根は塗装が不要？オススメのメンテナンス方法を解説！

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瓦屋根は塗装が不要？オススメのメンテナンス方法を解説！

更新日：2024年08月15日

瓦屋根は非常に耐久性が高く、一般的に50年から100年の寿命があると言われています。

そんな瓦屋根は、現在普及しているスレート屋根やガルバリウム鋼板といった屋根材とはメンテナンス方法が少し異なっています。

本日は瓦屋根に屋根塗装が必要なのかどうか、正しいメンテナンス方法はなにかについて解説していきます！

瓦屋根に塗装は必要？

屋根塗装は、スレート屋根やガルバリウム鋼板などでは基本となるメンテナンス方法の一つです。

しかし、瓦屋根であれば屋根塗装のメンテナンスが基本的には不要となります。

基本的に、と記述させていただいたのは、瓦屋根も種類によっては塗装が必要なものがあるからです。

瓦屋根に塗装が不要な理由

粘土瓦は高温の窯で焼かれており、その過程で高い防水性と耐久性を備えています。

さらに、釉薬や炭素被膜で表面が着色されているため、変色しにくく、塗装を施す必要がないのです。

塗装が不要であることで、年数が経過した瓦屋根が独特の風合いを見せてくれるという点も、瓦屋根の魅力の一つですね！

塗装が必要な瓦屋根

先述のとおり、瓦屋根の中には塗装が必要な種類というものが存在します。

塗装が必要な瓦屋根は、以下の2種類です！

モニエル瓦

モニエル瓦は、オーストラリアのモニエル社と日本の企業が共同で開発したもので、セメントを主成分とし、川砂を混ぜて作られた「乾式コンクリート瓦」の一種です。

モニエル瓦は定期的な塗装メンテナンスが必要で、スラリー層に注意して塗装をする必要があるため施工技術が要求される屋根材となっています。

セメント瓦

セメント瓦は、モルタルと砂を混ぜ合わせて成形し、表面に塗装が施された瓦です。

モニエル瓦とセメント瓦は見た目が似ていますが、モニエル瓦の小口部分は凸凹しており、セメント瓦はツルツルしています。

モニエル瓦は表面を保護するために塗装がされており、この塗装が劣化するとセメント瓦は劣化が進行しやすくなります。

そのため再塗装によって美観を保ちつつ、防水性を高めて劣化を抑制してあげることが重要です！

瓦屋根のメンテナンス方法

瓦屋根のメンテナンスにはいくつかの方法があります。

それぞれの方法には特有のメリットとデメリットがあり、瓦の種類や劣化状態によって適切な方法を選ぶことが大切です。

屋根葺き替え工事

屋根葺き替え工事は、既存の瓦を全て取り除き、新しい屋根材に交換する方法です。

この方法は、瓦の劣化が進行している場合や、屋根の構造に問題がある場合に適しています。

葺き替え工事は、屋根全体の耐久性を向上させ寿命を一新させることができますが、コストが高いというデメリットもあります。

また、瓦屋根から近年流行しているガルバリウム鋼板などの高性能な屋根材にすることができる点も利点です！

屋根葺き直し工事

屋根葺き直し工事は、既存の瓦を一度取り外し、再度同じ瓦を使用して屋根を葺き直す方法です。

瓦は再利用しつつ、劣化した下地や防水紙を補修することができるため、瓦自体がまだ使用可能である場合、費用を抑えたメンテナンスをすることができます。

防水紙は20年ほどで劣化が進行していきますので、この期間を目安に葺き直し工事をご検討いただくことがオススメです！

漆喰工事

漆喰工事は、瓦の隙間を埋めている漆喰部分を修繕するメンテナンス方法です。

漆喰が劣化すると、瓦の固定が緩み、雨水の侵入を許す原因となります。

漆喰も10年ほどで劣化が進行するため、定期的な漆喰補修によって瓦屋根の耐久性・固定力・防水性を維持することが重要です！

棟瓦取り直し工事

棟瓦取り直し工事は、屋根の最上部にある棟瓦を取り外し、再度取り付け直すメンテナンス方法です。

棟瓦は風雨に晒されやすく、劣化が進行しやすい部分です。

また、棟瓦に問題が生じている場合はそこから雨水が入り込むなど雨漏りの原因にもなりやすくなります。

棟瓦が歪んでいるように見えるという場合は放置せず、棟瓦取り直し工事を検討するようにしましょう！

私たち、街の外壁塗装やさんではセメント瓦、モニエル瓦の塗装にももちろん対応しています。

さらに屋根葺き替え工事など瓦屋根のメンテナンス方法全般にも対応しておりますので、瓦屋根のメンテナンスをご検討の際はぜひお気軽にご相談ください！

＊調査・お見積りは無料で承っております！