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コロニアル屋根の棟板金の役割と重要性とは?劣化症状やメンテナンスについても解説
更新日:2024年11月08日
コロニアル屋根は、耐久性や軽量性などの特徴から、日本の住宅で幅広く採用されています。
コロニアル屋根も経年劣化が避けられず定期的なメンテナンスが欠かせませんが、劣化してしまうのは屋根材だけではありません。
特に屋根の頂上にある棟板金(むねばんきん)は風雨の影響を直接受けるため、劣化が早く進むことが多い部分です。
棟板金が劣化すると、屋根の防水性が低下し、雨漏りなどの問題が発生するリスクが高まります。
本記事では、コロニアル屋根や棟板金の基本的な役割とメンテナンスの重要性に触れながら、劣化症状やメンテナンス方法について詳しく解説していきます!
コロニアル屋根の特徴
コロニアル屋根は、「スレート屋根」の一種で、軽量でありながら耐久性も高い特徴を持つ屋根材です。
セメントを主成分とし、強度が高く、比較的安価に施工が可能なため、多くの住宅で採用されています。
また、色やデザインのバリエーションが豊富で、住宅の外観に合わせた選択がしやすいというメリットもあります。
軽量性により、建物の構造に対して負荷が少なく、特に地震が多い地域ではその耐震性が重視されるポイントとなっています。
しかし、コロニアル屋根には吸水性があるため、経年によって湿気や雨水を吸収しやすくなるという性質もあります。
このため、放置すると水分によって膨張・収縮を繰り返し、ひび割れなどが発生しやすくなります。
ひび割れ等の劣化が進行すると屋根材を新しくする必要性が出てきますので、定期的な点検や塗装メンテナンスが必要不可欠です。
棟板金の役割と重要性
棟板金とは、屋根の頂上部分や複数の屋根面が交わる箇所に取り付けられている金属製の板を指します。
棟板金の主な役割は、屋根材同士の接合部を覆い、防水性を確保することです。
屋根の接合部は雨水が浸入しやすく、適切に防水されていないと雨漏りが発生する原因となります。
そのため、棟板金の防水性能は、屋根全体の防水性を左右するといっても過言ではありません。
棟板金は、強風や大雨の影響を受けやすく、特に劣化しやすい部位です。
棟板金が浮いてしまったり、釘が抜け落ちたりすると、風によって棟板金自体が飛ばされるリスクがあり、屋根や外壁にさらなる損傷をもたらす可能性もあります。
そのため、棟板金が正常に機能しているかどうかを定期的に点検し、問題があれば早めに補修することが求められます。
棟板金のメンテナンスの必要性
棟板金のメンテナンスは、コロニアル屋根の耐久性と防水性を保つために非常に重要です。
棟板金が劣化したり浮いたりしている状態で放置した場合、棟板金の隙間から雨水が浸入し、屋根材や建物全体に悪影響を及ぼす可能性があります。
棟板金のメンテナンスを怠ると、雨漏りや腐食が発生し、最悪の場合には建物の構造自体にダメージが及ぶこともあります。
雨漏りの進行に伴い、補修範囲も広がり修繕費用が高額になってしまいますので、定期的な点検とメンテナンスで、被害が進行してしまう前の対応を心掛けるようにしましょう。
棟板金の劣化症状
棟板金の劣化は、屋根の防水性能や建物の寿命に直接影響を与えるため、早期に発見し、適切に対応することが重要です。以下に、棟板金に見られる代表的な劣化症状について解説します。
棟板金の浮き
棟板金は、貫板(ぬきいた)と呼ばれる下地の上にビスや釘で固定されています。
そのため、貫板が腐食していたり、ビスや釘が緩んでいると固定力が弱まり、浮きあがるようになります。
また、強風が吹いた場合に、屋根上から音がするという場合は棟板金の固定力が低下している可能性があります。
特に台風や強風が吹いたあとなどは浮きや飛散等が見られる場合が多いため注意しましょう。
錆びや腐食
棟板金は金属でできているため、長期間風雨にさらされると、表面が錆びたり腐食したりすることがあります。
特に、塗装が剥がれている状態では錆びが発生しやすくなります。
錆びが進行すると、最終的には穴が開いて雨水が浸入する原因にもなるため、塗装の剥がれや錆びの発見時には、塗り直しや交換を検討することが推奨されます。
変形や飛散
棟板金の固定力が弱まっているときに強風が吹くと、棟板金が折れ曲がったり、飛散してしまうことがあります。
棟板金が飛散してしまうと屋根を傷つけたり、落下して歩行者に当たる可能性もあるため大変危険です。
棟板金が飛散してしまうことがないよう定期的なメンテナンスを実施し、もし棟板金が浮いていた李折れ曲がっているように見える場合には早期に対応をするようにしましょう!
棟板金のメンテナンス方法
塗装
棟板金は金属材であるため、空気や水分の影響を受け錆びてしまう可能性があります。
棟板金の表面に防錆性の高い塗料を塗布することで、錆びや腐食の進行を抑えることが可能です。
塗装を行うタイミングとしては、定期的な屋根メンテナンスや屋根全体の塗装の際に併せて行うことが理想的です。
防水性を高めるためにも、定期的な塗装メンテナンスをご検討いただくことがオススメです!
棟板金交換工事
劣化が進行している場合や、棟板金自体が錆びや腐食によって損傷している場合には、棟板金の交換が必要です。
また、下地の貫板が劣化している場合にも、貫板を新しくする必要性があります。
棟板金交換工事では、古い棟板金を取り外し、新しいものに取り替えることで、防水性能を回復させます。
その際、貫板を樹脂製のものに変更することで腐食に強くすることができますので、棟板金の耐久性を高めたいという方はぜひご検討ください!
棟板金は訪問業者に指摘を受けやすい
棟板金は、訪問業者がよく指摘するポイントの一つです。
訪問業者が「棟板金が浮いている」と指摘することが多く、必要以上に危険を煽られる場合もあります。
実際には浮いていないにも関わらず指摘をされる場合もあるため、屋根の上には決して上がらせず、信頼できる業者に点検を依頼することが大切です。
特にしばらく棟板金のメンテナンスをしていないという場合には不安に感じてしまうことも多いと思いますので、事前に定期的な点検によって問題がないことを確認しておくと安心です。
定期的な点検が大切
棟板金の劣化を未然に防ぐためには、定期的な点検が不可欠です。
見た目にはわかりにくい小さな症状なども、放置すると徐々に進行し、劣化が進んでしまいます。
屋根全体の点検を含めて棟板金の状態も確認することが、家全体の防水性能を維持するために重要です。
定期点検を行うことで、早期発見・早期対応が可能となり、大規模な修理が必要になる前に対策を講じることができます。
コロニアル屋根は軽量性が高くコストパフォーマンスにも優れた屋根材ですが、その防水性を支える重要な役割を担うのが棟板金です。
棟板金の劣化を放置すると、雨漏りや腐食が進行し、建物全体に深刻なダメージをもたらす可能性があります。
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屋根塗装はもちろん、棟板金のメンテナンスにも対応しておりますので、コロニアル屋根の棟板金のことでお悩みの方はぜひお気軽にご相談ください!
記事内に記載されている金額は2024年11月08日時点での費用となります。
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