更新日：2025年07月13日

レンガ調のサイディング外壁は、意匠性が高く高級感のある見た目が魅力です。
そしてサイディング外壁といえば、外壁塗装によるメンテナンスが重要な外壁材の一つでもあります。

レンガ調サイディングも塗装が重要な役割を担っていますが、その美しいデザイン性を保ちたい場合にはいくつか注意が必要です。
この記事では、レンガ調サイディングの塗装で気をつけるべき点と、おすすめの塗装方法について詳しくご紹介します。

レンガ調サイディングは塗装可能

レンガ調サイディングとは、表面にレンガのような模様や凹凸が施された意匠性の高い外壁材です。
このようなデザイン性を持つサイディングも、塗装自体は可能です。

ただし、一般的な「色付き塗料（単色仕上げ）」で塗装すると、模様や陰影が塗りつぶされてしまう恐れがあります。
その結果、せっかくのレンガ調の風合いが失われて「のっぺり」とした印象になることも。

塗装自体は必要なメンテナンスですが、意匠を保つには適切な塗装方法を選ぶことが大切です。

デザインを活かしたいなら「クリア塗装」がおすすめ

レンガ調サイディングのデザインをそのまま残したい場合に最もおすすめなのが「クリア塗装」です。
クリア塗装とは、顔料の入っていない透明の塗料を使い、外壁を保護する方法です。
色や模様を塗りつぶすことがないため、元の意匠をそのままに、紫外線や風雨からサイディングを守ることができます。

仕上がりの質感にも「艶あり」「艶なし」が選べるため、お好みに合わせた美観を保つことができます。
特に、新築から10年以内で大きな劣化が見られない場合に、クリア塗装は非常に有効です。
ただし、外壁の状態によっては施工ができないこともあるため、次の項目で注意点をご紹介します。

クリア塗装ができない場合もある？判断基準に注意

クリア塗装はあくまで「現在のデザインを活かすための塗装方法」です。
したがって、外壁の表面に汚れや劣化があると、そのまま透明な塗膜に包まれてしまうため、かえって見栄えが悪くなることも。
以下のような状態では、クリア塗装は避けたほうが良いとされています。

・色褪せや模様のムラが目立つ
・外壁の一部にヒビや剥がれがある

これらの症状がある場合は、まず下地補修が必要となり、場合によっては通常の塗装（色付き塗料）での対応が適しています。
外観を優先するのか、保護を優先するのかによっても最適な方法が変わりますので、専門業者にしっかり診断してもらいましょう。

後悔しないための業者選びと診断の重要性

レンガ調サイディングの塗装は、通常の外壁よりも判断が難しいケースが多くあります。
だからこそ、診断からしっかり対応してくれる信頼できる業者選びが大切です。

「クリア塗装でいけるかどうか」「通常塗装をするならどの方法が良いか」など、家の状態を見て適切に提案できる業者に依頼しましょう。
実績が多いか、事前診断が無料か、施工後の保証があるかなど、総合的に判断することがポイントです。

まとめ

レンガ調サイディングは、塗装そのものができないわけではありません。
むしろ、適切な時期に正しい方法でメンテナンスすることが、長く美しく保つために重要です。

現在の状態やご希望に合わせて、最適な方法を選ぶためにも、まずは専門家による診断を受けることが失敗しない第一歩です。

私たち「街の外壁塗装やさん」では、レンガ調サイディングなど意匠性の高い外壁の塗装にも対応しています。
無料点検・診断を通じて、お住まいにとってベストな塗装方法をご提案いたします。
ご相談・お見積もりは無料です。ぜひお気軽にお問い合わせください！

　記事内に記載されている金額は2025年07月13日時点での費用となります。
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