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モルタル外壁に発生したひび割れ(クラック)の原因と正しいメンテナンス方法
更新日:2025年12月12日
モルタル外壁は丈夫で耐久性が高い外壁材として、長く多くの住宅で採用されてきました。
しかし、構造的な性質上どうしてもひび割れ(クラック)が発生しやすく、適切な時期に補修を行わないと雨漏りや内部腐食へと進行する危険があります。
今回は横浜市鶴見区の住まいで撮影した画像をもとに、モルタル外壁のひび割れ補修の基本とメンテナンス方法を詳しく解説します。
モルタル外壁のひび割れはなぜ発生するのか
モルタルはセメント・砂・水を混ぜて作られるため、乾燥収縮を避けることができません。
そのため、外壁が築年数を重ねると必ずといってよいほどモルタル ひび割れが生じます。
さらに、気温変化・地震・建物のわずかな揺れなどもクラックの原因となります。
特にモルタル外壁は硬い分、衝撃や変形に追従しにくく、ヘアクラックから構造クラックに悪化することもあります。
ここで、実際に横浜市鶴見区で撮影した外壁の状態を見てみましょう。

外壁全体に汚れや色あせが見られ、劣化が進行している状態です。
ひび割れの種類と危険度を判断する
ひび割れにはいくつかの種類があり、補修方法もそれぞれ異なります。
■ヘアクラック
幅0.3mm未満ほどの表面だけの細いひび割れ。
経年劣化による塗膜の収縮が原因。
すぐに雨漏りにつながる可能性は低いものの、放置するとひび割れが拡大します。
■構造クラック
幅0.3mm以上で、指で触れると段差を感じる深いひび割れ。
建物の動きや地震などが原因。
場合によっては内部へ雨水が浸入し、雨漏りや腐食のリスクがあります。

撮影されたひび割れは縦方向に伸びた構造クラックで、早急な補修が必要な状態です。
モルタル外壁のひび割れを放置するとどうなる?
モルタル外壁のひび割れは小さく見えても、雨水が浸入する入り口になってしまいます。
■雨漏りの発生
■内部の木材が腐食
■シロアリ被害のリスク増加
■外壁の剥離
■建物寿命の短縮
特に横浜市鶴見区のように沿岸の湿度が高い地域では、劣化の進行が早い傾向があります。
ひび割れは建物からのSOSサインとして捉え、早めのメンテナンスが重要です。
ひび割れ補修の基本的な工程
ここからは、街の外壁塗装やさんが実際に行う補修工程をご紹介します。

ひび割れの周囲には古いコーキングの劣化が見られます。ここから雨水が入りやすく危険です。
■1. ひび割れ部分の清掃
クラック内に付着している汚れやホコリを丁寧に除去します。
これを怠ると補修材が密着しません。
■2. ひび割れのカット補修
VカットもしくはUカットでひび割れを拡げ、補修材がしっかり入り込む形状に整えます。
■3. コーキング充填
防水性の高いシーリング材を内部にしっかり埋め込んでいきます。
これにより、再び雨水が侵入するのを防ぎます。
■4. 表面の仕上げと模様合わせ
モルタルの独特な模様に合わせて補修跡を自然に仕上げます。
■5. 外壁全体の再塗装
ひび割れ補修後は外壁を塗装することで耐久性を回復させます。
画像挿入(軒天の汚れ.jpg)
軒天にも汚れがあり、外壁全体のメンテナンスが必要な状態であることがわかります。
ひび割れ補修は外壁塗装とセットが理想的
ひび割れを補修したとしても、その周囲の塗膜が劣化していれば再びクラックが生じる可能性があります。
そのためモルタル外壁のひび割れ補修は外壁塗装と一緒に行うことが最も効果的です。
塗装によって以下のメリットが得られます。
■撥水性の回復
■外壁の強度が向上
■美観がよみがえる
■建物の寿命が延びる
特にモルタルは吸水性が高いため、塗膜の保護が欠かせません。
横浜市鶴見区でモルタル外壁のひび割れにお困りなら
今回のように、外壁のひび割れはどの住まいでも起こり得るトラブルです。
街の外壁塗装やさんでは、モルタル外壁の診断から補修、塗装まで一貫して対応しています。

ひび割れに加えて外壁全体の劣化も進行しており、総合的な点検が必要なケースです。
小さなクラックでも放置すると大きな被害へと発展する可能性があります。
早めの点検が建物を守る最善策です。
まとめ
■モルタル外壁はひび割れが発生しやすい
■ひび割れはヘアクラックと構造クラックで危険性が異なる
■放置すると雨漏り・腐食・剥離など深刻な劣化の原因に
■適切な補修と外壁塗装が建物を長持ちさせる
■専門業者による点検とメンテナンスが必須
横浜市鶴見区でモルタル外壁のひび割れが気になる方は、街の外壁塗装やさんへお気軽にご相談ください。
記事内に記載されている金額は2025年12月12日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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