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横浜市都筑区の施工事例
横浜市都筑区|パーフェクトシリーズで屋根外壁塗装と落ち葉対策を実施
【施工前】


【施工後】

【お問い合わせのきっかけ】

担当:富田
築17年、初めての屋根外壁塗装を検討中とのことです。住宅の状態はもちろんのこと、隣の林からの落ち葉が大変気になるようです。足場をかけるついでに雨樋の落ち葉対策も一緒に考えさせていただきます。
築17年、初めての屋根外壁塗装を検討中とのことです。住宅の状態はもちろんのこと、隣の林からの落ち葉が大変気になるようです。足場をかけるついでに雨樋の落ち葉対策も一緒に考えさせていただきます。

担当:富田
- 【工事内容】
- 外壁塗装 屋根塗装 落ち葉対策
- 【工事詳細】
-
- 使用材料
- ファインパーフェクトベスト:Jブラック パーフェクトトップ:ND-012 ND-400
- 施工期間
- 約2週間
- 築年数
- 築17年
- お施主様
- M様邸
- 保証
- 屋根:8年 外壁:10年


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52坪の2階建て住宅です。17年間の間のメンテナンスはしたことが無いという事ですので、住宅の状態を確認し、そのまま塗装補修が可能な傷み具合か、長期間他の補修が必要ないか確認をさせて頂きます。
まずは屋根です。かなり勾配が急に感じます。屋根材は旧松下電工のアルデージュというスレート屋根のようです(現パナソニックです)
この時にはフルベストと呼ばれ、クボタからはカラーベスト・コロニアルが発売されています。呼び名は違いますが、スレート屋根に変わりはありませんので補修方法も一緒です。但し、平形の場合とこのような短い屋根材は1つだけ違いますので後ほど紹介していきましょう!
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一目で判断できるのは苔の発生です。紫外線によって塗膜は徐々に劣化し、雨水を吸い込みやすくなっていきます。
雨水の滞留時間が長い場所に苔は発生しやすく、紫外線が当たりやすい場所はスレートの浮きが見られ始めます。
屋根材は紫外線にさらされ続けるので塗装での表面保護を怠ると、思わぬ大出費の補修が必要になります。
一見何もないように見えますが、スレートに浮き・反りが見られます。今の状態ではまだ問題ありませんが、早急に対策していきましょう。
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落ち葉の件でお悩みとのことでしたが、雨樋全てに落ち葉除けネットが設置されています。それでも落ち葉が入るのは
取付の方法がおかしいのでしょうか?下から見ているだけではわかりませんが、近くで見るとネットと樋の間には隙間があります。
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その隙間から落ち葉が入り込んでしまっています。これでは掃除も大変、落ち葉対策のネットが落ち葉を集めている状態です。下屋は這樋が外れています。ここからも落ち葉が入ってしまえばつまりの原因になります。足場を架設した際に落ち葉対策を練っていきます。
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続いては外壁です。2階建て中間に帯を巻いてサイディングを分けています。
サイディングの劣化状態を見分けるポイントとして4つです。触ると白い粉が付かないか(チョーキング現象)、苔やカビが発生していないか、汚れが多く見られないか、塗装が剥がれていないか、とどれも見て判断できるものです。
1階で使われているサイディングのようにチョーキングが表れにくい材料のものもありますので、築年数も目安に見て頂くと安心です。
右写真では苔の発生で、陽当たりの悪い部分が緑がかった色になっています。
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築年数が経つにつれ、サイディング外壁に割れや腐食が無いかをチェックする必要もあります。釘穴の周りに多数のヒビが見られますが、これは新築時にサイディングを止める釘の打ち付けによるものです。
運が悪いと、このヒビが広く伸びていき大きな割れに繋がりますが、こちらは全く問題ありません。
住宅で白い部分と言えば軒天、白ければ汚れが目立ちやすいのも事実、埃が舞い上がって付着・黒くなりやすい部分です。外壁塗装の際には外壁だけでなく、軒天や雨樋等住宅にかかる塗装可能な部分は全て塗らせて頂きます。全部が綺麗になるのが楽しみですね!
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サイディングがモルタルと違う点はパネルかどうか、それによって発生する目地のシーリングです。サッシ廻りのシーリングはモルタルと同じく存在しますが、目地はサイディングやALCパネル特有の補修部分です。
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この目地の役割はパネル同士の隙間の防水です。シーリングが劣化することによって雨水が建物内部に入り込むことが考えられます。このシーリング、通常ですと耐久性が5年前後と短命ですので、外壁塗装の2倍近くのサイクルで補修が必要なんです。
今回すっかり肉痩せし割れ・亀裂が入り、ボンドブレーカー(内部の青いもの)が見えてしまっています。防水性能の為にも一度撤去・打替えをしていきます。
ベランダ防水面の確認です。埃は溜まってしまっている物の、傷み・剥がれはなく漏水の心配はありませんでした。
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築17年、普通ですと何かしら補修が必要なんですが、全く問題ありませんでした。屋根は次回の工事ではカバー工法か葺き替えになることをご説明の上、今回は塗装工事を行っていきます。。
弊社ではお客様のご要望をうかがってカラーシミュレーションを作成いたしますが、第一希望は現状回復、という事で色褪せた色を考えながら数色作成いたしました。(屋根の色は勝手にこちらで変更したりと様々なパターンで作成していきます。)
住宅によって似合う色・似合わない色というものは存在します。たとえば玄関周りにタイルを貼っている住宅ですと、どうしても選択色はブラウン系で統一させます。
瓦屋根の場合は瓦の色を考えながら外壁を決めます。モルタルはというと住宅の形状的に鮮やかな色が合わないことが多数です。
サイディングで屋根外壁塗装の場合、選べる色は意外と多いので私共でも勝手に数色作成・ご提案として出させて頂きます。
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するとたまに、そのシミュレーションでお気に入りを見つける方がいてくれるんです。M様が気になったのはグレーのツートン。この中でも濃い目のグレー、1色まとめ、屋根変更パターンと色々と作成していきます。
この2枚何が違うかわかりますか?サイディングの面で切って玄関周りだけ明るいグレーにしているかどうかです。玄関先の柱だけ色を残すか、統一するかでも作成いたしました。
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新築時から変わることのないブラウン系の外壁でしたが、
M様はどのような仕上がりを選んだのでしょう?
完成が楽しみですね!
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打ち合わせ後、近隣の皆様に工事の日程・洗浄日の注意点等をご説明させて頂く為にご挨拶に伺い工事に入っていきます。
足場の架設後、メッシュシートをかけて水や塗料の飛散防止に努めます。屋根から順に高圧洗浄を行っていきます。
この作業、水を流すだけで簡単だと思われがちですが、素人が行うと室内に水が入り込む可能性があります。
住宅は下から水が入り込むことを想定していませんので、必ず上から苔をそぎ落としていきます。
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落ち葉が溜まりに溜まっていた雨樋も洗い流してすっかり綺麗に水が通るようになりました。
同じように外壁も目地を避けながら、既存塗膜・付着していた汚れ・苔・カビを洗い流していきます。軒天は鋼板の物であれば洗浄が可能ですが、合板やベニヤですと水で腐食しますので避けながら洗浄します。
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最後に屋根外壁から流れてきた汚れもまとめて洗い流します。全体を綺麗にすると気分も気持ちよくなるものです。この洗浄作業に1日を費やします。また濡れた状態での作業も出来ませんので乾燥させます。
後日材料の搬入・確認です。屋根の下塗りにはスズカファインのベスコロフィラーHGです。下地の少しの割れに入り込んでしっかりと固めてくれますので下地調整・下塗りが1工程で可能です。
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下塗り作業中です。この写真で分かる通り、屋根が7寸と急勾配で作業が出来ませんので屋根足場も設置しております。
このように一度白色に塗ることで、下地の透けをなくし仕上げ塗料の塗りムラも無くなります。
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仕上げには日本ペイントのファインパーフェクトベストのJブラックを使用します。下地への密着性と乾燥性が高く足跡が付きにくく、綺麗に仕上がる塗料です。パーフェクトシリーズではおなじみの防藻・防カビ性も備えている為、綺麗が長期的に維持できます。
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これは上塗りの状態です。塗装は基本的に3回塗りです。下塗りで下地の調整、中塗りで色を付けていきますが、ムラになったり、本来の色よりも薄めに仕上がったりとまだ物足りない状態、上塗りでしっかりと仕上げて終了です。
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屋根塗装完了後です。艶ありの黒い屋根は光を綺麗に反射しています。ベスコロフィラーによって下地も補修していますので割れやヒビも当分起きないでしょう。
施工保証は8年です。
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ちなみに通常のスレート屋根材との違いはお判りでしょうか?平板のスレートはタスペーサーを設置し、毛細管現象の発生に気を付けなければなりませんが、1枚1枚独立している屋根材は別なんです。
施工費用を抑えられる屋根材です!
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外壁塗装に移ります。まずは目地の打替えから始めていますが、現場の状況によってシーリングを後に打ち変えたり、漏水が心配されるときには洗浄前に補修したりと工程が入れ替わる場合もあります。
打替えにはまず既存のシーリングをカッターで切りながら撤去していきます。続いてプライマーを塗ります。塗装の下塗りと同じで材料の密着性を高めるために使用します。
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そしてシーリングの打設です。プライマーを塗ったその日にシーリングを打っていきますので、要領よく進めていきます。充填した後にヘラで押さえつけるように奥まで打っていきます。
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サッシ廻りは既存のシーリングの上から増し打ちを行っていきます。同じように養生後、打設・押さえを行いマスキングテープを剥がし硬化を待ちます。
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硬化待ち時間で絡まない部位の塗装を行っていきましょう。まずは軒天です。黒く汚れていた軒天の表面を清掃してから2回塗りしていきます。塗ってみるといかに汚れていたかが分かる…それが軒天です。
2回塗るとローラー跡も無くなり綺麗に仕上がります。
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外壁塗装の前に付帯部の上塗りを1回ずつ塗っていますが、後でまとめて紹介します。
外壁塗装に戻り材料の紹介、お馴染み日本ペイントのパーフェクトシリーズを使用します。下塗りは窯業系サイディングボード改修用下塗り材パーフェクトサーフです。
隠ぺい性に優れている為、濃い色から淡い色への塗り替えにも最適です。また下塗りの役割は吸い込み止め、きめが細かいので吸い込みをしっかり押さえ、仕上がりが大変綺麗です。また釘のヒビ等細かいものはしっかり埋めてくれますので補修の手が必要ありません。
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下塗り・中塗り・上塗りと乾燥を挟んで塗装していきます。近くでの撮影の為色の違いが分かりにくいのですが、右下の上塗り完了後の写真をご覧ください。目地を境に2色がはっきりと分かれています。
左の角がND-012、右の面がND-400の塗り分けです。早く全景が見たいですね!
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付帯部の塗装です。1回目と2回目で外壁の色が全く違いますよね。1回目は外壁の塗装前、2回目を仕上げで最後に塗っています。
付帯部は全て黒に統一し、シックな印象に仕上がっています。
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雨戸はスプレーガンで吹付塗装することもありますが、ハケ塗りの場合もあります。これは施工スタッフの好みや環境次第になりますが、塗料の飛散が危険と感じる場合には必ずハケ塗り施工になります。
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雨樋や水切りも全て2回塗りです。工程としてはケレンで表面に傷を付けて密着性を高めてから、上塗り2回で仕上げます。
もし2回で仕上がらない場合は塗る回数を増やし仕上げていきます。
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ベランダのトップコートです。状態が酷い場合は防水施工をご提案いたしますが、ヒビも見られず良好でしたのでトップコート3回塗りで施工完了です。
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最後にウッドデッキ塗装 木部の表面を整えてから2回塗りで仕上げます。前回ペンキで塗装をしていたという事でステイン系塗料は使用できません。造膜系塗料ファインウレタン(15-30F)で表面を綺麗に塗っていきます。
綺麗に光が反射していますね!
ステイン系塗料の場合、木部に染み込むので木目を活かすことが出来ますが、メンテナンスはこまめにしないといけません。造膜系塗料は塗りつぶしにはなりますが、ステイン系塗料よりも高耐久です。
注意して頂きたいのは、造膜系塗料を塗装した場合、ステイン系の塗料に塗り替える際は容易ではありません。どのように仕上げたいか、どの程度のメンテナンス頻度で直していくか、しっかり吟味して塗料を決めていきたいですね。
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日本ペイント:パーフェクトトップ
1階サイディング:ND-012(玄関部分ND-400)
2階サイディング:ND-400
付帯部を黒で統一し、ブラウン系の優しい印象からシャープな引き締まった印象になりました。
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約2週間の屋根外壁塗装工事、1階の2色塗り分けもプロの腕があってこそです。
施工スタッフの皆さんお疲れ様でした!
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最後に雨樋の落ち葉除け対策です。雨樋のネットを全て撤去し洗浄、今回は集水器部分にネットを取り付け草木が引っかかる部分を減らしました。
集水器に一つずつピッタリサイズの網を取り付け工事は完了です。
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