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川崎市川崎区の施工事例
川崎市川崎区殿町にて屋上のひび割れを通気緩衝工法のウレタン防水工事で改修し雨漏りの不安解消
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:岡野
「屋上の床面のひび割れがだんだんと拡がってきて、不安を感じている。雨漏りしないか心配なので防水工事を検討している。」と川崎市川崎区殿町のお客様からご相談を承りました。詳しくお話を聞いたところ、建物は3階建てで、屋上は洗濯物を干したり、植物などを育てたりとさまざまなことに活用しているそうで、歩行可能な屋上ということです。現在は雨漏りしていないそうですが、このところはひびの大きさが拡がる速さを早く感じられるとのことでした。点検の結果、大きなクラック(ひび割れ)が四方に拡がっており、雨漏りが既に起こっていてもおかしくはない状態でした。既に下地に雨水が染み込んでいる可能性もあるため、乾燥時にその水蒸気を抜くことができる通気緩衝工法、既存の防水層を撤去せずに施工できるウレタン防水工事を行うことになりました。
担当:岡野
- 【工事内容】
- 防水工事
- 【工事詳細】
-
- 使用材料
- エクセルトップ
- 施工期間
- 12日間
- 築年数
- 築25年
- 平米数
- 30.1㎡(施工面積)
- 施工金額
- 詳しくはお尋ねください
- お施主様
- H様邸
- 保証
- ひび割れ補修が含まれているためお付けしておりません
- ハウスメーカー
- お知り合いの工務店


点検の様子~大きなクラックがある屋上の床面
洗濯物を干す物干し台があります。水道の蛇口とホースがあります。椅子も置かれています。この屋上は様々なことに活用されているようです。活用される機会が多ければ、それだけ披露していく機会も多くなり、メンテナンスも必要になります。
屋上の床面には縦横に大きなクラックが走っています。その数は多くないのですが、端から端まで続いており、立ち上がり部の壁に達していました。床面はコンクリート防水と言われるポリマーセメント系の防水工事がされているようです。この上から塗布できるウレタン防水工事を行います。
施工の様子~通気緩衝工法によるウレタン防水
物干し台や椅子を片付けながら、清掃していきます。ある程度、清掃をしたら、高圧洗浄でこれから防水工事を行う面を綺麗にしていきます。屋上やバルコニー、ベランダなどは四方を壁に囲まれているため、汚れが溜まりやすい部分です。高圧洗浄で長年の汚れがどんどん落ちていきます。
床面が綺麗になったところでクラックの全貌が見えてきました。さまざまな方向に走っていることが分かります。ちょつと深刻な状態です。モルタルの内壁に垂直に走っているクラックは等間隔なのでパネルの継ぎ目です。こちらもメンテナンスは必要ですが、床面ほど深刻ではありません。
ポリマーセメントで床面の下地調整を行います。クラックを埋めるのはもちろんのこと、不陸調整(排水できるように床面の勾配を整えること)もしっかりと行います。これで床面のクラックは埋まりました。これからウレタン防水工事を行い、確かな防水性能を確保します。
ウレタン防水層をしっかりと形成するために、まずはプライマーを塗布していきます。プライマーはUSウレタンプライマーを使用しました。ウレタン防水材のコンクリート下地用プライマーで、確かな防水層を形成するためには欠かせません。
床面に通気緩衝シートを敷設していきます。このシートは「通気」の文字通り、水蒸気などの気体は通すものです。これまでにクラックから浸入した雨水が水蒸気になった時に通過させて、乾燥を促し、下地の健全性を向上させるのです。通気緩衝シートの繋ぎ目にはメッシュテープを貼り、ズレを防止します。
通気緩衝シートの敷設が終わりました。通気緩衝シートに通気性があると言っても、ウレタン防水層には通気性がないため、脱気筒を取り付けます。通気緩衝シートを通過した水蒸気はこの脱気筒から外部に排出されるのです。効率よく水蒸気を排出できるよう床面の一番高い位置に取り付けます。
立ち上がりと床面の取り合いにメッシュシートを貼り付けながら、ウレタン防水材を塗布していきます。立ち上がりはほぼ垂直ですので、塗布されたウレタン防水材は粘度が高くても下へと向かって流れていきます。繊維でその流れをできるだけ防止するのがメッシュシートなのです。
床面の勾配の度合いに合わせてウレタン防水材を塗布しています。平らな陸屋根と言っても、排水のために勾配が着けられているため、それに合わせて塗布する順番を変えていかなければなりません。反面ずつの塗布が終わり、ウレタン防水1層目の工程が終わりました。
ウレタン防水層の1層目が乾燥しましたら、2層目を形成していきます。2層目もやはり立ち上がり部から施工していきます。ちなみにウレタン防水材は立ち上がり部用のものと平らな床面用のものがあります。それぞれで粘度を変えることによって、排水性能を落とすことなく塗布できるようになっているのです。
ウレタン防水層2層目の塗布が終わり、乾燥しましたら、トップコートを塗布していきます。トップコートはウレタン防水層を紫外線から守るものです。5~7年ごとにトップコートの塗り替えを行うとウレタン防水の耐用年数も長くなりますので、お薦めです。
竣工、通気緩衝工法による屋上へのウレタン防水工事
屋上への通気緩衝工法による屋上へのウレタン防水工事が竣工しました。通気緩衝工法なので、これまで染み込んだ雨水の水蒸気によってウレタン防水層が膨れてしまうこともありません。トップコートはお施主様が明るい色にイメージチェンジしたいということで明るめのグリーンになりました。こりで雨漏りの心配とも決別できました。
記事内に記載されている金額は2020年08月27日時点での費用となります。
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