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相模原市南区の施工事例
相模原市南区相模台でバルコニーからの雨漏り修理工事を行いました
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:高田
長年雨漏りに悩まされているというK様から現地調査のご依頼をいただき、ご自宅へお伺いしたことが今回の工事のきっかけです。
現場にお伺いすると、2階のお部屋の天井に雨漏りの形跡がありました。普通の雨でもポタポタと持ってくる状態とのことでした。雨漏りが始まったのは新築から数年ごとのことでしたが、建設会社の応急処置でしばらくは止まっていたとのことです。
防水層に亀裂を発見し、散水試験を行ったところ雨漏りの原因になっているということが発覚しました。部分的な工事も全体的な工事もほとんど金額が変わらない大きさのバルコニーであったため、今回は対象のバルコニー前面をFRP防水で増し貼りするカバー工事を行うことになりました。
施工が終わって雨漏りも止まったことで、K様にも喜んでいただくことができました。
現場にお伺いすると、2階のお部屋の天井に雨漏りの形跡がありました。普通の雨でもポタポタと持ってくる状態とのことでした。雨漏りが始まったのは新築から数年ごとのことでしたが、建設会社の応急処置でしばらくは止まっていたとのことです。
防水層に亀裂を発見し、散水試験を行ったところ雨漏りの原因になっているということが発覚しました。部分的な工事も全体的な工事もほとんど金額が変わらない大きさのバルコニーであったため、今回は対象のバルコニー前面をFRP防水で増し貼りするカバー工事を行うことになりました。
施工が終わって雨漏りも止まったことで、K様にも喜んでいただくことができました。
担当:高田
- 【工事内容】
- 防水工事 雨漏り修理
- 【工事詳細】
-
- 使用材料
- FRP防水
- 施工期間
- 2日間
- 築年数
- 約25年
- 平米数
- 約3㎡
- 施工金額
- 詳しくはお問合せください
- お施主様
- K様邸
- 保証
- 5年
- ハウスメーカー
- 地元工務店
長年続いているという雨漏りを調査します
長年雨漏りに悩まされているというK様から現地調査のご依頼をいただき、ご自宅へお伺いしたことが今回の工事のきっかけです。現場にお伺いすると、2階のお部屋の天井に雨漏りの形跡がありました。普通の雨でもポタポタと持ってくる状態とのことでした。雨漏りが始まったのは新築から数年後とのことでしたが、建設会社の応急処置でしばらくは止まっていたとのことです。赤外線カメラを使って周囲を確認してみると、天井部分から雨水が伝ってきていることが分かる状態でした。また、雨漏り跡が見えていない反対側の面も、内部では雨水が染みていることが分かりました。
防水層にひび割れができていました
雨漏り調査の原則は、直上を疑うことから始まります。雨漏り箇所の直上には3階のバルコニーがありました。窓枠周りからの雨漏りが多いですが、建設会社の以前の応急処置で窓枠周りにはコーキングが施工されていました。よく見ていくと、窓枠の下に防水層のひび割れを発見しました。防水層のひび割れは雨漏りに直結します。決めつけは良くないので、念のため散水試験を行うことになりした。
散水試験の結果雨漏りが再現しました
散水試験は水下から原因を潰していきます。防水層の平場に5〜10分の散水を行いましたが、雨漏りは再現しませんでした。これにより、平場と排水口からの雨漏りでないことがわかります。
その次に問題のひび割れ部分に散水したところ、2〜3分で雨漏りが再現しました。これでほぼ原因箇所の確定となりますが、念のためひび割れを防水テープで塞いでから再度周辺に散水を行います。すると雨漏りは起きなかったため、原因箇所の確定となりました。ひび割れをコーキングするという選択肢もありますが、今回はお客様のご要望で応急処置ではなく根本的に修理がしたいとのことでしたので、防水工事を行うこととなりました。
立ち上がり部分だけの工事も可能ですが、今回のバルコニーはサイズも小さいため部分工事にかかる費用と全体を工事してしまう費用がほぼ差がなかったため、全面の防水工事を行うことになりました。防水工事の価格は既存の防水層の状態や対象面積の広さなどによって金額が変動するため都度見積による価格のご案内となりますが、最低でも20万円(税込)~のご案内となることが多くなっております。
ケレン・清掃・アセトン拭きで下地調整
防水工事開始です。まずはサンダーを使って既存の防水層をケレンしていきます。今回行うFRP防水の重ね貼り工法は、既存の防水層と新しい防水層を密着させることが重要になってきます。密着させるにあたって、このように表面をケレンしておくことで、より密着性が増して剥がれにくい防水層を被せることが出来ます。ケレンが終わったら全面を清掃して埃などを取り除いたら、アセトンで拭きあげていきます。アセトン拭きは表面に付着した油汚れを取り除く効果があります。施工してしまえばアセトン拭きを実施したかしていないかはわからなくなってしまいますが、防水工事で大事なことは下地の調整です。しっかり長持ちさせるために、意味のある工事にするために、工程をしっかり守って施工していきます。
プライマー塗布・ガラスマット一層目施工
下地の調整が終わったら、これから施工していく防水層と既存の防水を密着させるための調整材であるプライマーを前面に塗布していきます。プライマー不足は防水層の剥がれの原因となるため、塗り残しの無いように丁寧に塗っていきます。プライマーが乾燥したら、FRP防水の一層目となる防水層を施工していきます。FRP防水はガラスマットと特殊な樹脂を化学反応させることで非常に堅牢な防水層を形成していきます。車が乗っても問題ないほどの硬さを誇るFRP防水ですが、硬すぎるが故に建物の動きに柔軟に対応することが上手ではなく、地震などの際に割れてしまうこともあります。おそらく既存の雨漏りもそういった原因の割れが起因したものだったのでしょう。
ガラスマット二層目施工
ウレタン系の防水であれば乾燥までに時間がかかるので日を跨ぐことも珍しくありませんが、FRPは硬化が非常に早く、お昼休憩でも挟んでしまえばカチカチになっています。一層目が終わったら二層目を同様の方法で施工していきます。FRP防水の注意点として、独特の強烈な臭いが発生することに気を付けなければいけません。新築の際には既に出来上がった防水層と対面するだけなので気にしたこともないかと思いますが、FRP防水は施工時に強烈な臭いを発します。ガラスマットと樹脂の化学反応によって生じる臭いであるため、硬化・乾燥が終わる翌日にはほとんど引いていますが、施工中の臭いは苦手な方が嗅ぐと気分が悪くなって頭が痛くなるほど強烈なものです。施工の際はなるべく窓を閉め切って換気扇を止めて、お部屋の中に臭いが入ってこないようにご注意ください。
ケレン・トップコート施工
二層目のFRP防水が完了したら、表面の凹凸をケレンで取り除いてから保護材であるトップコートを塗布していきます。よく防水層はグレーで仕上がっていますが、そのグレーの色の正体がトップコートです。FRP然り、防水層は基本的に紫外線に弱いという弱点を持っています。そのため、防水層をそのままの状態で使用すると紫外線に負けてひび割れなどを起こしてしまいます。プラスチック素材のものを室外に放置しているとパキッと割れてしまうイメージです。トップコートを塗装することで紫外線のダメージから防水層を守ることができます。よく勘違いでこのグレーの塗装が防水塗装と勘違いしている方も多いのですが、あくまで保護塗装であって防水ではないとご理解いただけますと幸いです。
端部をコーキングで埋める
最後に、防水層と壁面の端部をコーキングで埋めていきます。掃き出しサッシの下は今回雨漏りの原因にもなっていたので、入念に厚塗りをしていきます。普段バルコニーに出る際には見えない部分ではありますが、しっかりとマスキングテープなどを使って綺麗に仕上げていきます。
FRPのカバー工事完了
既存FRP防水の上に新規のFRP防水を施工するカバー工事が完了いたしました。新しい防水層になり、長年悩んでいた雨漏りも無事に止まったことで、K様にも喜んでいただくことができました。また何かお困りごとがございましたら、お声かけいただけますと幸いです。
私たち街の外壁塗装やさんでは、新型コロナウィルスへの感染対策としてマスクの着用や手指の消毒を引き続き実施しております。お問い合わせの際にはご安心いただけますと幸いです。
記事内に記載されている金額は2023年03月23日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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