更新日：2015年11月17日

横浜市都筑区築２１年モルタル壁とタイル壁のお宅を外壁調査しました。

外観の写真を見て、外側がタイル壁で内側がモルタル壁です。モルタル壁は亀裂が入っているのが分かります。

１階駐車場の天井です。壁と天井の取合いやタイルとの取合いに亀裂があります。

正面から見るとタイル壁よりモルタル壁が前に突き出ている形状をしております。モルタル壁は下の階に多く亀裂がありましたので、１番上に当たるバルコニー周囲から雨水が侵入している可能性も考えられました。バルコニー周囲ではタイルの亀裂やタイルの目地に隙間があり、雨水が浸入する事が十分に考えられます。

また笠木の板金が釘で打たれトメの隙間をシールで埋めてあったようですが、今では釘は抜けて隙間が開いた状態でした。これだけ隙間が開いていると、ここからも十分に雨水は浸入します。３階という高いところから侵入した雨水は壁の中を通り下の階へと流れ出している事でしょう。下に階に亀裂が多い原因の一つと考えられます。外壁もただ塗ればいい訳でなく、塗る際の下処理は欠かすことができません。しっかりと下処理したうえでの塗装を行います。タイル壁はクリア塗装、モルタル壁は２色にて色分けの提案をさせて頂きました。

 

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