お住まいに使用される外壁の種類は様々
現在、一昔前と比べるとお住まいのデザインのバリエーションは非常に豊かになりました。日本古来の良さを持つ和風やお洒落な洋風、それらのいいとこ取りである和洋折衷に加え、モダンなデザイン・伝統的なデザインやそれらにとらわれない全く新しいデザインなど様々です。
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更新日 : 2023年11月13日
更新日 : 2023年11月13日
現在、一昔前と比べるとお住まいのデザインのバリエーションは非常に豊かになりました。日本古来の良さを持つ和風やお洒落な洋風、それらのいいとこ取りである和洋折衷に加え、モダンなデザイン・伝統的なデザインやそれらにとらわれない全く新しいデザインなど様々です。
目次
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【動画で確認「外壁材の見分け方」】
長い文章のページとなっていますので、内容を動画でもまとめています。
動画で見たいという方は是非ご覧ください!
多くのデザインが採用されるようになった現代では、それと比例する様に多種多様な建材が使用されるようになりました。しかし、一方で「代表的な外壁材」と言いますとその種類は限られます。
一般的なお住まいに最も使用されている外壁材「窯業系のサイディング」、90年代頃までに主流であった「モルタル」、最近になって採用されるお住まいが増加傾向にある「金属サイディング」、現代においてこの3種類が代表的な外壁材の種類と言えます。
今回は、代表的な外壁材である「窯業系サイディング」「モルタル」「金属サイディング」について詳しくご紹介致します。
また、「その他の外壁材」についてもご紹介致しますので、ぜひご覧ください!
※耐用年数は適切なメンテナンスが行われた場合の数字となります
次にそれぞれの外壁材の詳細についてご紹介いたします。
窯業系サイディングは、セメントに繊維質原料(木材を原料とした「木質系繊維」、ガラス・金属を原料とした「無機質」、アラミド・ポリエステルなどの「有機質繊維」)と混和剤(砂・砂利の代用材)を混ぜて成型、化学反応により固められたものです。
成型によって製造されることから、模様・テクスチャーを表面にデザインする事が可能で色・柄などのバリエーションが非常に豊かです。
レンガ・タイル風のものから木目調のもの、派手すぎないシンプルなものまで豊富なバリエーションがあります。
耐火2等級
火熱を遮る時間が20分以上(防火構造・準防火構造)
耐火3等級
火熱を遮る時間が45分以上(45分準耐火構造)
耐火4等級
火熱を遮る時間が60分以上(耐火構造・1時間準耐火構造)
1. 窯業系サイディングは耐震性に優れています。外壁の面積が200㎡の場合、その重さはモルタルの半分未満である4トン未満あり、地震に強い外壁になります。
2. 地震の際の揺れがシーリング材が充填された目地・取り付け金具によって緩和される為、ひび割れ・脱落が生じにくいです。
施工性が高い為、比較的工期が短い事も大きなメリットです。
また、工期の短さは作業費の削減にも繋がるので比較的低いコストで施工可能です。
1. 職人さんがコテによって塗り付ける際にテクスチャー・パターンを自由に描くことが出来るので、ご自身のお好みの外壁に仕上げる事が出来ます。
2. 模様・骨材の位置は、外壁を仕上げた際にそれぞれ変わってきます。コテ跡でデザインを描かなくとも世界に一つしかない特別感を持った外壁となります。
モルタルは、その施工方法から外壁に繋ぎ目(目地)が出来ません。
窯業系サイディング外壁の様に、外壁に繋ぎ目が出来る事が好ましくない人には大きなメリットとなります。
金属や、窯業系サイディングは直射日光を受けると温度が過度に上昇してしまう特徴を持っています。
一方で、モルタルは直射日光を受けても表面温度が上昇する事はありません。
金属系サイディングは、最近になって新築住宅や外壁リフォームで採用されることが多くなってきました。
昔は「雨音がうるさい」「安っぽい見た目」などのマイナスイメージが強かった事から、採用されることが少なかったです。しかし、現在では裏側に設置された断熱材が防音材の役割を担うようになったことや、デザイン性も豊富になったことで、そうしたマイナスイメージは過去のものとなりました。
アルミ・鉄・ステンレス製の素材もありますが、やはり建材として広く活躍しているガルバリウム鋼板製が主流です。
最近では、金属サイディング特有のメリットが注目されている事でシェアも延ばしています。
1.薄い金属サイディングは他の屋根材と比較して非常に軽量です。ガルバリウム鋼板に限らずアルミ・ステンレス製の金属サイディングが持つ特有のメリットと言えます。
2.外壁の面積が200㎡の場合、重量は0.73~1.4トン未満であり、なんとモルタルの3分の1未満です。
地震に強い外壁・お住まいを実現できます。
3.外壁カバー工法は外壁が2重構造になる関係上、耐震性が低下してしまうリスクがあります。
しかし、軽量である金属サイディングを使用すればそのリスクを最小限に抑える事が可能です。
窯業系サイディングと同様に、金属サイディングも施工性に優れている外壁材です。
優れた施工性は、工期の短縮・施工費用の削減に繋がります。
金属サイディングは吸水する事が無いことから非常に防水性が高いと言えます。
また、凍害の心配もいらないので安心です。
一昔前、「金属サイディングはシンプルすぎてつまらない」などとと言われることも多かったです。
しかし、インクジェットプリンタの技術が進歩したことで、石材調などの金属サイディングも登場していますので、現在ではシンプル・安っぽいイメージが払拭されています。
タイルの外壁は、割れ・欠け・剥落・目地のメンテナンスなどを必要としますが、一般的に外壁塗装を必要としない事がメリットです。
その為、導入コストが比較的高いタイルですが、長期の目線で言えばコストが低いと言えます。
天然木のサイディングには以下の2種類があります。
ハードウッド:非常に硬い材質で、高温多湿の熱帯雨林で育った天然木が加工されたものであり、優れた耐火性を備えるものも存在します。非常に高価であることがデメリットと言えます。
焼き杉:杉の表面を焼いて加工したもので、古民家などに良く使用されます。表面をしっかりと炭化させることで30年~60年の寿命を誇ると言われていますが、非常に高価な外壁材です。
原油を原料として製造されるポリマー樹脂のサイディングです。
30年以上と言われる耐用年数を誇り、軽量で防火性にも優れますがあまり普及していません。
城・蔵などに使用されています。優れた湿度調整機能を備えていますが、防水性が低い上に施工可能な職人も少なく高価です。
本来、屋根材として使用されるスレート(カラーベスト・コロニアル)、ストーンチップ鋼板(ジンカリウム鋼板などに天然石が貼り付けられたもの)などを外壁材に使用したものですが、街中を歩いていても滅多に見かける事は無いでしょう。
屋根は外壁と比較して過酷な環境である事から、本来の用途である屋根材として使用した場合よりも耐用年数は長くなります。
瓦を外壁材に転用したなまこ壁が有名です。
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