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横浜市港北区綱島西の施工事例
横浜市港北区綱島西にて築28年の戸建て住宅をパーフェクトトップで外壁塗装、グレー系のモノトーン仕上げで落ち着いた雰囲気に
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:新海
T様は元々関西にお住まいで、今回ご紹介する建物に引っ越されてお住まいになる予定で、塗装リフォームをするならやはり地元で実績にある会社が良いとの事がきっかけで弊社にお問合せを頂きました。こちらは実はご子息様一家がお住まいで、以前の施工事例でご紹介した物件へ引っ越されています。そこで空き家になっている所へ引っ越す前にリフォームを全て終わらせてから気持ちよく生活したいとの事でした。
調査時は、事前に関西から横浜へ来る日にちを指定されていた為、担当が日程を調整し立ち合いの下、どれくらい傷んでいるかの説明が欲しいとの事でしたので調査時に撮った写真をご覧頂きながら打合せをし、塗装の必要性を確認頂きました。一番傷みが激しかったのがサイディングボードに必ずあります接合部、目地に打たれているコーキングです。
こちらはごく一般的に使われているものですと早いと5年程で劣化が始まってしまいますので、塗装のご提案時に通常よりも長持ちし高い耐候性を誇るオートンイクシードを組み込んだところ、塗料は長持ちするものもあると知っておられたようですが、コーキングも長持ちするものがある事自体は初耳との事で即断でこちらを使用する事となりました。
幕板でツートンに色分けされている外壁は日本ペイントさんのラジカル制御型塗料パーフェクトトップの2色使い、色はグレー系が好みとの事でカラーシミュレーションの結果モノトーン調で落ち着いた感じにまとめる事となりました。塗装は建物を守るためもありますが、美観を保つとともに楽しめる物でもあります。仕上がりが楽しみな現場となりました。
T様は元々関西にお住まいで、今回ご紹介する建物に引っ越されてお住まいになる予定で、塗装リフォームをするならやはり地元で実績にある会社が良いとの事がきっかけで弊社にお問合せを頂きました。こちらは実はご子息様一家がお住まいで、以前の
施工事例でご紹介した物件へ引っ越されています。そこで空き家になっている所へ引っ越す前にリフォームを全て終わらせてから気持ちよく生活したいとの事でした。
調査時は、事前に関西から横浜へ来る日にちを指定されていた為、担当が日程を調整し立ち合いの下、どれくらい傷んでいるかの説明が欲しいとの事でしたので調査時に撮った写真をご覧頂きながら打合せをし、塗装の必要性を確認頂きました。一番傷みが激しかったのがサイディングボードに必ずあります接合部、目地に打たれているコーキングです。
こちらはごく一般的に使われているものですと早いと5年程で劣化が始まってしまいますので、塗装のご提案時に通常よりも長持ちし高い耐候性を誇るオートンイクシードを組み込んだところ、塗料は長持ちするものもあると知っておられたようですが、コーキングも長持ちするものがある事自体は初耳との事で即断でこちらを使用する事となりました。
幕板でツートンに色分けされている外壁は日本ペイントさんのラジカル制御型塗料パーフェクトトップの2色使い、色はグレー系が好みとの事でカラーシミュレーションの結果モノトーン調で落ち着いた感じにまとめる事となりました。塗装は建物を守るためもありますが、美観を保つとともに楽しめる物でもあります。仕上がりが楽しみな現場となりました。
担当:新海
- 【工事内容】
- 外壁塗装
- 【工事詳細】
-
- 使用材料
- パーフェクトトップ、ファインSi
- 施工期間
- 10日
- 築年数
- 築28年
- 平米数
- 132平米
- 施工金額
- 90万円
- お施主様
- T様
- 保証
- 10年
- ハウスメーカー
- ハウスメーカー不明
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T様邸は一階と二階が化粧として使われるグレーの幕板で仕切り、上下で色を変えて塗装してあります。
しかも一階は
窯業系サイディング、二階は
モルタル。外壁の素材自体違う為にそれぞれの外壁に出る傷みの特徴であるクラックや、コーキングの劣化が見受けられました。特に木部に塗装してある箇所はささくれの様に塗膜が剥がれて割れが多く見つかりました。幕板や破風板も劣化しすぎたり間違った塗料を選択してしまうと次回の塗装がまともに行えなくなってしまいますので注意が必要です。
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外壁を調査していて一番多くみつかったのが、窯業系サイディングに必ずあるボードの継ぎ目、目地(めじ)に打たれているコーキングの劣化です。紫外線や経年による建物の揺れなどを吸収し、柔らかかったはずのコーキングも硬化してしまい、写真の様にはく離したり、真ん中から割れたりするようになってしまいます。放置するともちろん外壁から雨漏りしてしまう事になるので早めの補修が必要です。写真右の様に雨樋の支持金具の裏にもよく目地があります。
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コーキングの劣化に目が行きがちですが、すぐ横には塗膜も膨れてしまっているのが分かります。
要因としては前回の下塗りが適正に行われていなかったり、塗料の密着性が薄く水を吸ってしまっていたり、コーキングの割れからの雨水の侵入で内部から水分が膨張して膨らんでしまったり、要因はいくつもあります。
今回は下塗り時から丁寧に作業しないときちんと塗料がのらないかもしれない為、洗浄時からこの様な箇所はいつも以上に注意して塗装をする必要がありますね。
またこの様な箇所が写真右の様に見上げると、目地とサッシ回りが繋がっている箇所も見つかりました。
このままですと、建物の上部のコーキングの傷みから雨水が伝わってきてそのままサッシ回りのコーキングの割れている箇所から室内へと雨水が侵入してしまっている事も考えねばなりません。
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塗装において最初に行うのは高圧な水で外壁の汚れを落とし切る洗浄作業です。
どんなにいい塗料を塗ろうと思っていても旧塗膜の汚れを落とし切り、下地処理を行っておかないと新しい塗膜が形成できません。
写真左の赤い矢印の上は、ちょうどその汚れが洗浄により流れ落ちてきている様子です。
塗装する箇所は全て洗浄します。
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洗浄が終わり、一日経った外壁の様子が写真左です。写真左を見ると壁に何か違う色が無造作に塗られたように見えてしまいますが、洗浄で素の外壁が出てきた証です。きちんと洗浄しないまま塗装を始めてしまうと、汚れの上から塗装してしまう事になり、近い将来塗膜の剥がれに繋がってしまいます。
洗浄の後は一階のサイディングに使われているコーキングを打ち替え、増し打ちをするために養生テープを貼ります。
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養生が終わったらまずは目地に打たれている古いコーキングの撤去から始まります。
建物によって劣化具合が変わりますが、基本はカッターで全ての既存コーキングを取り除きます。ある程度剥がれたらペンチで引っ張ったり場合によっては手を使ったりと、全て取り除いておきます。剥がれた後、外壁にもこびりついて残る場合もある為、最後に細かくカッターで残ったコーキングも削り落としておきます。
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コーキングを取り除くと、バックアップ材が見えてきます。そこにコーキングの下塗りであるプライマーを塗りこみます。
密着性を高めてくれるものですね。こちらはローラーなどは使えませんので細い刷毛を使い丁寧に塗りこみます。
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コーキング(シーリング材)は太陽光や紫外線などから自分を守る耐候性、建物の揺れなどにも長期に耐え伸縮性を保つ耐久性が求められますが、今回使いますのはオート化学工業さんのオートンイクシードです。期待耐用年数が15年超と長く、通常は5年から7年程で劣化が始まるものと比べると性能の違いが分かります。建物を守るためもありますが、コーキングの打ち替えや増し打ちだけの為に足場を架けての工事は無駄な出費になるため、コーキングも外壁塗料と同じく長く使えるものがいいですね。
(オートンイクシードについての詳しい説明は
こちらをご覧ください。)
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溢れるくらいにたっぷり充填した後はヘラを使い均して均一にします。
養生はコーキングが乾いてからではなく、その前に剥がしてしまいます。
この後に同じように他の目地やサッシ回りも同様に作業しておきます。
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【塗る箇所塗らない箇所、作業効率や仕上がりにも影響する養生作業】
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現場では塗る箇所と塗らない箇所がありますが、なにもしないままでは職人さんも人間です。誤って塗ってしまう事もありますし、お客様宅を汚してしまったり、安全に作業するためや仕上がりの影響も考え、塗料を使う前に建物全体の養生をしておきます。養生が雑な現場は仕上がりも良くないと言えます。
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下塗りには日本ペイントさんのパーフェクトフィラーを使用しました。
モルタルや窯業系サイディングにも使えるほか、コンクリート面などにも使える万能塗料です。
ひび割れ追従性能も持ち、水性で環境にも優しく、塗料の密着性にも優れています。
これを今回のT様邸全面に使用しました。
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モルタルとサイディングが白く染まっていきます。
多くの下塗り塗料は白色で、乾くとザラザラしているように見えます。基本的に上塗り剤は付着性をもたない為に下塗り材が外壁と上塗りに使う仕上げ塗料の密着性を作り出し、両面テープのような役目を担います。
下塗りがきちんと行われていないといくら上塗りで厚みをもたせた塗膜ができたとしてもすぐに剥がれてしまいます。
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今回外壁メインの仕上げには日本ペイントさんのラジカル制御型塗料、パーフェクトトップを2色使いツートンで仕上げます。色系統は同じグレーですが幕板で分けて違いを作ります。
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白い部分が徐々にグレーに染まっていきますね。
さすがに築28年で前回が15年以上前となると、どうしても外壁には潰して均した膨れの後がありうまく塗れない所もありますが、そこは職人さんの腕でカバーです。綺麗に中塗りができているのを見て担当も一安心です。
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仕上げの中塗りの様子です。
モルタルやサイディング、付帯部の軒天なども中塗りを行います。
人を増やし一階と二階を同時に塗装したとしても、塗装工事は決められた乾燥時間を待たないといけない為に今回は二階のモルタル部から中塗りをはじめ、その後一階の中塗り。一階の中塗りが終わる頃には二階の上塗りができる段取りで、効率よく塗装をしていきます。
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中塗りが終わった所で一枚撮影しました。
まだ上塗り前で塗膜が薄いですが、表面の艶が綺麗に出ているのが分かります。
これから塗膜を厚くする為に時間をおいてから上塗りです。
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最後に仕上げの上塗りです。外壁塗装は屋根も同じですが基本下塗り後に中塗り・上塗りと同じ色、塗料にて二回塗りです。
しっかりと長い間お住まいを守ってくれるよう厚い塗膜を作るべく丁寧に上塗りをしていきます。
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上塗り後、日を置いて撮影した外壁の様子です。
瑞々しくグレーに塗り替えられたのが確認できますね!
カラーシミュレーション時ではT様も少し色が近過ぎててツートンにならないかもしれないと思っていらっしゃったようですが、完成後に足場が外れた外観を見て大変喜んでいただけました。
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少し夕刻に近くなり現場確認作業中に撮った一枚です。T様邸はお隣様のお宅との距離が近くなかなか足場が架かっている状態で明るい場所がないのもありましたが、こちらで確認できるかぎりは塗膜が厚くできており、光沢もありたいへん綺麗に仕上がっていると思います。
一階のはND-012、二階はND-103を使用しました。足場が外れた外観を見るのが楽しみです。
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付帯部の塗装としては、同じく日本ペイントさんのファインSiを一階と二階の幕板を境に使い分けです。
木部や鉄部への塗装はケレン(下処理)をし、表面の汚れや錆びを落とし切ってから行います。
ケレンをしないまま塗装してしまいますと、状態によりますが1年もたずに塗膜が剥がれるなどもありますので屋根や外壁などの分かりやすい部分と違い、塗装するときにはきちんと確認しておくと良いと思います。
もちろん下塗りもしておくのも忘れずに塗装します。
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今回化粧の幕板に関しては一階のお色と同じ仕様で合わせました。幕板から上に関しては二階のお色で仕上げております。
当初はアクセントでもう一色追加するかのお話もありましたが、2色でとのお話になり幕板を含め色を分けました。
外壁の塗装は基本ローラーですが細かい箇所に関してはお習字の筆の様な刷毛を用いて塗りこみます。
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幕板の塗装が完了した所です。所々水を吸いすぎて塗装が難しい箇所でしたが綺麗に塗り終えました。
塗膜で塞げなかった箇所はパテを入れて再塗装となります。
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T様邸は南面以外にサッシが多く、またお隣様との距離が近いのもあり足場も職人が移動する為に設置するステージもないため、塗りにくい場所でしたが時間はかかりましたが綺麗に仕上げてくれました。写真だと白に見えてしまいますが同じグレー系統のND-103です。一階部分が全て濃いめのグレーND-012を使用している為余計白く見えてしまっていると思います。
ただ、T様もこれくらいがちょうどよかったと足場解体後におっしゃっていられた為、丁寧に塗れてよかったです。
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「鉄」部分はすべてケレン後錆止めを塗布し、二回塗りで仕上げました。こちらの写真ですと笠木や庇、換気扇フードです。
T様邸は切妻形状の屋根ですので、必ず妻壁がありますがそちらにも一階と二階を分ける幕板とは別に化粧の幕板がついているため、そちらもきちんと塗り分けてあります。
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実は一番傷みが多かったのは二階のモルタル外壁部分でした。クラックも多く補修してからの塗装となりましたが、この光沢を見ると笑顔になれますね。吹き付けスタッコなどもそうですが、モルタル外壁はリシンやジョリパッドなど意匠性の高いデザインにしてあるものも多くあり、サイディングなどの平坦な外壁材よりも、凹凸がある分塗料を行きわたらせる面積が多く、多めに塗料を用意しておかなければ足りなくなることもあります。お見積り段階できちんと確認するといいかもしれません。街の外壁塗装やさんではご提案時、工事内容のご説明で上記のような事も事前にお伝えしております。
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横浜市港北区綱島西T様邸、外壁塗装工事が竣工となりました。
さすがに15年以上前に塗装した建物で、綺麗に仕上がるのかどうかと足場解体まで不安だったとの事でしたが、「満足!」とお言葉を頂けました。
今回使用した塗料のご紹介です。
一階と二階で塗り分けました今回のT様邸の塗装には、一階窯業系サイディングと幕板まではND-012、二階モルタルと庇やシャッターBOXなど付帯部はND-103を使用しました。
付帯部は万能型弱溶剤シリコン塗料、日本ペイントさんのファインSiを使用しました。
今回はご利用いただきまして誠にありがとうございました。
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